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質量分析装置 コモンズ

国内特許コード P140010606
掲載日 2014年6月3日
出願番号 特願2014-108629
公開番号 特開2015-224905
出願日 平成26年5月27日(2014.5.27)
公開日 平成27年12月14日(2015.12.14)
発明者
  • 北川 慎也
出願人
  • 国立大学法人 名古屋工業大学
発明の名称 質量分析装置 コモンズ
発明の概要 【課題】各分離カラムから溶出される試料溶液を並列的かつ連続的に質量分析装置に導入して測定を行い、混在信号として得られる質量分析のデータから特定の分離カラムに由来するデータを抽出する機能を有する質量分析計を提供する。
【解決手段】質量分析計に並列的且つ連続的に分析試料を導入することが可能な複数のイオン化部と、混在信号として観測される質量分析測定結果から特定のイオン化部に由来する識別信号を付与する機能を有する識別信号付与部と、イオン化された分析試料が並列的かつ連続的に導入される分析試料の質量分析を行う質量分析部と、混在信号として観測される質量分析測定結果から前記付与された識別信号を抽出する識別信号抽出部とを有する、質量分析装置。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


近年分離分析手法と質量分析手法を組み合わせる手法が様々な分野で利用されるようになってきている。分析効率の効率化には、この分析を並列的に行うことが有効であるが、高価な質量分析計を多数用意することは困難性が高い。そのため一台の質量分析計と複数の分離分析装置を組み合わせる手法の開発が望まれている。従来法としては、一つの質量分析計に複数の分離カラムから溶出する試料成分を並列的に導入するため、流路切り替えバルブを用いて時間毎に質量分析計への導入に用いる分離カラムを切り替える方法が存在する。(非特許文献1)。



上記従来法では、流路切り替えバルブにより質量分析計に導入される試料溶液の系統が、順次変更される。すなわち、ある瞬間に着目すると一系統の試料のみが質量分析計に導入されており、複数系統の同時分析が行われているわけではない。この方法では、質量分析計に導入される系統以外の試料溶液の取扱については、試料溶液の流れを止めずに廃棄する方法と溶液流れを止める方法との二つに大別できる。



n系統があって分析系統の切り替えが行われる場合、個別の系統で実際に測定されているのは全分析時間の1/nになる。試料溶液を止めずに廃棄する方法においては、1系統以外の他の系統では、測定されていない間の試料溶液は廃棄されて失われるので、分析効率が低下する。一方、溶液流れが停止する方法では、質量分析が行われていない時は分離過程も停止するので、並列導入を行っても、測定時間は個々の分析を順次複数回行うことになり、測定時間の短縮にはならず、分析の高効率化が達成できない。このように、流路切り替えバルブを用いた手法は、擬似的な並列導入法であり、真の並列型分離分析-質量分析が行われているわけではない。

産業上の利用分野


本発明は、複数の分離カラムから溶出される成分を同時且つ連続的に質量分析計に導入した状態で、質量分析計で得られる複数の分離カラムに由来する信号が混在する測定結果の中から、特定の分離カラムに由来する信号のみを任意に抽出する手法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
分析試料をイオン化して質量分析計に並列的且つ連続的に分析試料を導入することが可能な複数のイオン化部と、混在信号として観測される質量分析測定結果から特定のイオン化部に由来する信号を抽出するための識別信号を付与する機能を有する識別信号付与部と、イオン化された分析試料が並列的かつ連続的に導入される分析試料の質量分析を行う質量分析部と、混在信号として観測された質量分析測定結果から特定のイオン化部に由来する信号を抽出する識別信号抽出部とを有する、質量分析装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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