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アリールヒドロキノン類の製法及びアリールキノン類の製法 コモンズ

国内特許コード P140010674
整理番号 NU-0534,S2014-0681-N0
掲載日 2014年7月1日
出願番号 特願2014-046259
公開番号 特開2015-168660
出願日 平成26年3月10日(2014.3.10)
公開日 平成27年9月28日(2015.9.28)
発明者
  • 石原 一彰
  • ウヤヌク ムハメット
出願人
  • 国立大学法人名古屋大学
発明の名称 アリールヒドロキノン類の製法及びアリールキノン類の製法 コモンズ
発明の概要 【課題】レアメタル触媒を使用することなく温和な条件でアリールヒドロキノン類やアリールキノン類を製造する。
【解決手段】本発明は、触媒の存在下、キノン類にアリール化合物をマイケル付加させることにより、アリールヒドロキノン類を製造する方法であって、前記触媒として、ルイス酸とブレンステッド酸とを組み合わせたものを使用し、前記ルイス酸として、M(BAr4n(Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属又はトリアリールメチルであり、4つのArは電子吸引性基を有するアリールであって4つとも同じであっても異なっていてもよく、nはMの価数と同じ数である)を使用するものである。例えば、触媒量のLi[B(C654]とシュウ酸の存在下、1,2-ベンゾキノンに1,3-ジメトキシベンゼンをマイケル付加させたところ、目的とする生成物が得られた。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


電子豊富なアリール化合物のキノンへのマイケル付加及びそれに続く酸化反応によってアリールキノン類が合成できる。これまでに、マイケル付加反応において、Biの塩やInの塩をルイス酸触媒とする手法が報告されている(非特許文献1~3)。一方、多くのキノンは、その前駆体であるヒドロキノンの酸化によって製造されている。従って、キノンからではなくヒドロキノンから酸化・カップリングのタンデム型手法によってアリールキノンを合成することが好ましい。これまでに、このタンデム型手法は1例しか報告されていない(非特許文献4)。

産業上の利用分野


本発明は、アリールヒドロキノン類の製法及びアリールキノン類の製法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
触媒の存在下、キノン類にアリール化合物をマイケル付加させることにより、アリールヒドロキノン類を製造する方法であって、
前記触媒として、ルイス酸とブレンステッド酸とを組み合わせたものを使用し、
前記ルイス酸として、M(BAr4n(Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属又はトリアリールメチルであり、4つのArは電子吸引性基を有するアリールであって4つとも同じであっても異なっていてもよく、nはMの価数と同じ数である)を使用する、
アリールヒドロキノン類の製法。

【請求項2】
前記ルイス酸は、Arがペンタフルオロフェニルであり、
前記ブレンステッド酸は、シュウ酸である、
請求項1に記載のアリールヒドロキノン類の製法。

【請求項3】
触媒の存在下、1,2-キノン類にアリール化合物をマイケル付加させることにより、アリールヒドロキノン類を製造する方法であって、
前記触媒として、CaI2とブレンステッド酸とを組み合わせたもの、又は、ヨウ素(I2)とブレンステッド酸とを組み合わせたものを使用する、
アリールヒドロキノン類の製法。

【請求項4】
前記ブレンステッド酸は、シュウ酸である、
請求項3に記載のアリールヒドロキノン類の製法。

【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載のアリールヒドロキノン類の製法によって得られたアリールヒドロキノン類を酸化することにより、対応するアリールキノン類を得る、
アリールキノン類の製法。

【請求項6】
前記アリールヒドロキノン類を酸化するにあたっては、ヨージド又はヨウ素(I2)を触媒として、過酸化物を用いて行う、
請求項5に記載のアリールキノン類の製法。

【請求項7】
過酸化物とヨージド触媒と酸触媒の存在下、ヒドロキノン類とアリール化合物とを反応させることにより、対応するアリールキノン類を製造する方法であって、
前記ヨージド触媒として、アンモニウムヨージド、ホスホニウムヨージド、アルカリ金属ヨージド又はアルカリ土類金属ヨージドを使用し、
前記酸触媒として、ルイス酸とブレンステッド酸とを組合せたものを使用し、
前記ルイス酸として、M(BAr4n(Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属又はトリアリールメチルであり、4つのArは電子吸引性基を有するアリールであって4つとも同じであっても異なっていてもよく、nはMの価数と同じ数である)を使用する、
タンデム型反応によるアリールキノン類の製法。

【請求項8】
前記過酸化物は、過酸化水素水であり、
前記ルイス酸は、Arがペンタフルオロフェニルであり、
前記ブレンステッド酸は、シュウ酸である、
請求項7に記載のタンデム型反応によるアリールキノン類の製法。

【請求項9】
過酸化物とヨージド触媒と酸触媒の存在下、1,2-ヒドロキノン類とアリール化合物とを反応させることにより、対応するアリールキノン類を製造する方法であって、
前記ヨージド触媒として、カルシウムヨージド又はヨウ素(I2)を使用し、
前記酸触媒として、ブレンステッド酸を使用する、
タンデム型反応によるアリールキノン類の製法。

【請求項10】
前記過酸化物は、過酸化水素水であり、
前記ブレンステッド酸は、シュウ酸である、
請求項9に記載のタンデム型反応によるアリールキノン類の製法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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