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背景捨象撮像方法及び装置 コモンズ

国内特許コード P140010695
整理番号 01-20
掲載日 2014年7月3日
出願番号 特願2001-206027
公開番号 特開2003-023550
登録番号 特許第3511096号
出願日 平成13年7月6日(2001.7.6)
公開日 平成15年1月24日(2003.1.24)
登録日 平成16年1月16日(2004.1.16)
発明者
  • 善本 淳
出願人
  • 国立研究開発法人情報通信研究機構
発明の名称 背景捨象撮像方法及び装置 コモンズ
発明の概要 【課題】 コンピューター処理によらないで、光学的手段のみによって、被写体や他の共同生活者への影響を極力抑えつつ、被写体の背景を映らないように撮像する方法、及び、その方法を実施する装置を提供すること。
【解決手段】 被写体の背景に偏光を照射する背景用偏光照射手段と、その背景用偏光照射手段による照射偏光の偏光方位と異なる偏光方位の偏光を受光して、被写体の背景からの反射光を遮蔽しつつ被写体を撮像する偏光撮像手段で、被写体を撮像すると同時に被写体の背景を捨象する。
従来技術、競合技術の概要


テレビ電話などの撮像手段で人物等を撮像する場合、被写体の背景が映ることが避けられない。例えば、家の中で自分の姿をテレビ電話で映すと、背景として部屋内の細部などが伝送されてしまい好ましくない。顔だけにスポットライトを当てれば、背景を相対的に暗く映すことが可能であるが、映像の不鮮明さや、設備のコスト増、同居他者への影響などの問題が派生する。
一方、コンピューター処理を利用すると、予め背景だけの映像を撮像しておき、被写体が加わった場合との差分を基にして、背景の映像を捨象することが可能である。また、静的画像である背景と動的画像である被写体との差分を基にしても、背景の映像を捨象することが可能である。しかし、これらには、膨大なデータ処理が必要である。そのため、その処理に伴い、通信における即時応答性が疎外され、対面対話に臨場感を失わせる結果を招く。また、その処理精度や処理速度の他に、設備のコスト的問題が伴う。また、予め背景だけの映像を撮像しておき、被写体が加わった場合との差分を基にする方法によると、振動等でカメラが動いた場合の補正が困難であり、静的画像である背景と動的画像である被写体との差分を基にする方法によると、被写体の動静の判別が困難である。

産業上の利用分野


本発明は、テレビ電話などの撮像手段で人物等を撮像する時、被写体の背景を光学的に映らないようにする撮像方法、及び、その方法を実施する装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
被写体の背景に偏光を照射する背景用偏光照射手段と、
その背景用偏光照射手段による照射偏光の偏光方位と異なる偏光方位の偏光を受光して、被写体の背景からの反射光を遮蔽しつつ被写体を撮像する偏光撮像手段とを備えることを特徴とする背景捨象撮像装置。

【請求項2】
被写体の所望部位に偏光を照射する被写体用偏光照射手段を備え、
背景用偏光照射手段は、被写体用偏光照射手段による照射偏光の偏光方位とは異なる偏光方位の偏光を、被写体の背景に照射し、
偏光撮像手段は、被写体用偏光照射手段による照射偏光の偏光方位と等しい偏光方位の偏光を受光して、被写体の所望部位に照射した偏光の反射を撮像する請求項1に記載の背景捨象撮像装置。

【請求項3】
背景用偏光照射手段が、発光部材に偏光フィルターを取り付けたものである請求項1または2に記載の背景捨象撮像装置。

【請求項4】
偏光撮像手段が、撮像手段に偏光フィルターを取り付けたものである請求項1ないし3に記載の背景捨象撮像装置。

【請求項5】
被写体用偏光照射手段が、発光部材に偏光フィルターを取り付けたものである請求項1ないし4に記載の背景捨象撮像装置。

【請求項6】
被写体用偏光照射手段が、通信相手の映像を表示する相手表示モニターである請求項1ないし5に記載の背景捨象撮像装置。

【請求項7】
相手表示モニターが、発光部材に偏光フィルターを取り付けたものである請求項6に記載の背景捨象撮像装置。

【請求項8】
相手表示モニターが、偏光を発光する部材で構成される請求項6に記載の背景捨象撮像装置。

【請求項9】
背景用偏光照射手段で、被写体の背景に偏光を照射し、
偏光撮像手段で、背景用偏光照射手段による照射偏光の偏光方位と異なる偏光方位の偏光を受光して、被写体の背景からの反射光を遮蔽しつつ被写体を撮像することを特徴とする背景捨象撮像方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2001206027thum.jpg
出願権利状態 登録
※ 詳細内容の開示にあたっては、別途、JSTと秘密保持契約を締結していただくことが必要となります。


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