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物体配置図作成方法およびそのプログラムと記憶媒体、ならびに物体配置図作成システム コモンズ

国内特許コード P140010747
整理番号 03-213
掲載日 2014年7月7日
出願番号 特願2004-107373
公開番号 特開2005-037365
登録番号 特許第3735675号
出願日 平成16年3月31日(2004.3.31)
公開日 平成17年2月10日(2005.2.10)
登録日 平成17年11月4日(2005.11.4)
優先権データ
  • 特願2003-178687 (2003.6.23) JP
発明者
  • 矢入 郁子
  • 矢入 健久
  • 西塚 要
出願人
  • 国立研究開発法人情報通信研究機構
発明の名称 物体配置図作成方法およびそのプログラムと記憶媒体、ならびに物体配置図作成システム コモンズ
発明の概要 【目的】 物の大雑把な配置図を作成して置き場所等を思い出すことを手助けすることのできる、物体配置図作成方法およびそのプログラムと記録媒体、ならびに物体配置図作成システムを提供する。
【構成】 処理部が、物体に予め取り付けられているIDタグとの交信履歴データを取得して記憶部に記憶し(S1)、前記交信履歴データから2物体間の時間的近接度を算出し(S2)、前記時間的近接度から前記2物体間の空間的距離推定値を算出し(S3)、前記空間的距離推定値から配置図を作成する(S4)。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


人は物をどこに置いたか、しまったかを度忘れしてしまうことがしばしばあり、たとえば鋏や判子などといった普段頻繁に使わない物はもちろんのこと、眼鏡や鍵などといった頻繁に使う物であってもなかなか思い出せないことがある。特に年齢が高くなるにつれて物忘れは顕著になり、物の位置を常に把握しておくことは一苦労である。
【特許文献1】
特開2003-23385号公報
【特許文献2】
特開平10-83454号公報
【特許文献3】
特開2001-188880号公報

産業上の利用分野



この出願の発明は、屋内や屋外に散在する物の大まかな配置関係を把握するのに有用な、物体配置図作成方法、物体配置図作成プログラムおよび物体配置図作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、ならびに物体配置図作成システムに関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
物体の配置図を作成する方法であって、
処理部が、物体に予め取り付けられているIDタグと受信機との交信履歴データを記憶部に記憶させるステップ、
処理部が、前記記憶部から読み出した前記交信履歴データに基づいて2物体間の空間的距離推定値を算出するステップ、および
処理部が、算出した前記空間的距離推定値を用いて配置図を作成するステップ
を含むことを特徴とする物体配置図作成方法。

【請求項2】
前記処理部が、受信機が受信したタグデータとその受信時刻とを前記交信履歴データとして前記記憶部に記憶させ、または受信機が受信したタグデータをその受信時系列順に前記交信履歴データとして前記記憶部に記憶させ、
前記処理部が、前記記憶部から読み出した前記交信履歴データを用いて2物体間の時間的近接度を算出し、この時間的近接度を用いて2物体間の前記空間的距離推定値を算出する
ことを特徴とする請求項1記載の物体配置図作成方法。

【請求項3】
前記処理部が、前記交信履歴データの中で任意の2つのIDタグi,jが同時に何回出現したかnijをカウントし、且つ当該IDタグi,jがそれぞれ何回出現したかni,njをカウントし、これらのカウント値nij,ni,njを用いた相関係数によって当該IDタグi,jに対応する2物体間の前記時間的近接度を算出する
ことを特徴とする請求項2記載の物体配置図作成方法。

【請求項4】
前記処理部が、所定時間内の前記交信履歴データを1つにまとめ、その中で任意の2つのIDタグi,jが同時に何回出現したかnijをカウントし、且つ当該IDタグi,jがそれぞれ何回出現したかni,njをカウントし、これらのカウント値nij,ni,njを用いた相関係数によって当該IDタグi,jに対応する2物体間の前記時間的近接度を算出する
ことを特徴とする請求項2記載の物体配置図作成方法。

【請求項5】
前記処理部が、所定連続数の前記交信履歴データを1つにまとめ、その中で任意の2つのIDタグi,jが同時に何回出現したかnijをカウントし、且つ当該IDタグi,jがそれぞれ何回出現したかni,njをカウントし、これらのカウント値nij,ni,njを用いた相関係数によって当該IDタグi,jに対応する2物体間の前記時間的近接度を算出する
ことを特徴とする請求項2記載の物体配置図作成方法。

【請求項6】
前記処理部が、前記交信履歴データの中でIDタグiが出現した後に別のIDタグjが最初に出現するまでの平均時間または平均データ間隔Tijを算出し、この平均時間または平均データ間隔Tijを用いた相関係数によって当該IDタグi,jに対応する2物体間の前記時間的近接度を算出する
ことを特徴とする請求項2記載の物体配置図作成方法。

【請求項7】
前記処理部が、前記時間的近接度を用いて非負単調減少関数により2物体間の前記空間的距離推定値を算出する
ことを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載の物体配置図作成方法。

【請求項8】
前記処理部が、前記交信履歴データとして、受信機の2物体間の移動距離を前記記憶部に記憶させ、
前記処理部が、前記記憶部から読み出した前記交信履歴データとしての前記移動距離を用いて2物体間の前記空間的距離推定値としての平均移動距離を算出し、この平均移動距離を用いて前記配置図を作成する
ことを特徴とする請求項1記載の物体配置図作成方法。

【請求項9】
前記処理部が、前記空間的距離推定値のマトリクスを用いて多次元尺度構成法により物体の座標値を算出し、この座標値を用いて前記配置図を作成する
ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の物体配置図作成方法。

【請求項10】
前記処理部が、1つまたは複数の物体のタグデータおよび座標値をアンカーデータとして予め記憶部に記憶させておくステップ、および
前記処理部が、前記記憶部から読み出した前記アンカーデータを用いて前記配置図を修正するステップ
をさらに含むことを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の物体配置図作成方法。

【請求項11】
請求項1ないし10のいずれかに記載の物体配置図作成方法をコンピュータに実行させるための物体配置図作成プログラム。

【請求項12】
請求項11記載の物体配置図作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

【請求項13】
物体の配置図を作成するシステムであって、
物体に取り付けられるIDタグ、IDタグと交信してタグデータを受信する受信機、およびIDタグと受信機との交信履歴データに基づいて配置図を作成する配置図作成装置を備えており、
配置図作成装置は、交信履歴データを用いて2物体間の空間的距離推定値を算出する手段、および算出した空間的距離推定値を用いて配置図を作成する手段
を有していることを特徴とする物体配置図作成システム。

【請求項14】
前記配置図作成装置は、前記交信履歴データとしての受信機が受信したタグデータとその受信時刻、または前記交信履歴データとしての受信機が受信した受信時系列順のタグデータを用いて2物体間の時間的近接度を算出し、この記時間的近接度を用いて2物体間の前記空間的距離推定値を算出する
ことを特徴とする請求項13記載の物体配置図作成システム。

【請求項15】
前記配置図作成装置は、交信履歴データとしての受信機の2物体間の移動距離を用いて2物体間の前記空間的距離推定値としての平均移動距離を算出する
ことを特徴とする請求項13記載の物体配置図作成システム。

【請求項16】
前記配置図作成装置は、1つまたは複数の物体のタグデータおよび座標値でなるアンカーデータを用いて前記配置図を修正する手段
をさらに有していることを特徴とする請求項13ないし15のいずれかに記載の物体配置図作成システム。


国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2004107373thum.jpg
出願権利状態 登録
※ 詳細内容の開示にあたっては、別途、JSTと秘密保持契約を締結していただくことが必要となります。


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