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燃料棒の被覆管試験片作製方法及びこれに使用する内面保護栓

国内特許コード P140010757
整理番号 13832
掲載日 2014年7月10日
出願番号 特願2012-203831
公開番号 特開2014-059193
登録番号 特許第6194536号
出願日 平成24年9月18日(2012.9.18)
公開日 平成26年4月3日(2014.4.3)
登録日 平成29年8月25日(2017.8.25)
発明者
  • 山県 一郎
  • 遠藤 敏明
出願人
  • 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
発明の名称 燃料棒の被覆管試験片作製方法及びこれに使用する内面保護栓
発明の概要 【課題】使用済核燃料の取り扱いの見通しを判断するために参考となる被覆管のデータを早期に提示するための燃料棒の被覆管試験片作製方法及び治具を実現する。
【解決手段】ホットセル内において、マニプレータを用いた遠隔操作によって、放射線照射済みの燃料棒の被覆管を切断して所定の長さの浸漬試験用被覆管1を作製し、この浸漬試験用被覆管の両端を耐熱性及び耐薬品性のパッキン(内面保護栓)5によって封止し、両端を封止した浸漬試験試用被覆管を浸漬液を収容したフラスコ9内の前記浸漬液に浸漬して所定の温度に加熱する浸漬試験を行い、浸漬試験済みの浸漬試験用被覆管から内面保護栓を取り除いた後、浸漬試験用被覆管を複数の更に小さな試験片(引っ張り試験片)1bに切断加工するように行う
【選択図】図4
従来技術、競合技術の概要



原子炉建屋にある使用済燃料プール内に保管している使用済核燃料の燃料棒は、プール内の冷却水に混入した不純物(例えば、塩化物イオン等)が付着していると考えられ、燃料棒を共用プールに移送するときに水で洗浄しても完全に取り除くことは難しいと考えられている。従って、共用プールでの長期保管中にこれらの付着物に起因した腐食が燃料棒や共用プールの構造物の健全性に及ぼす影響を評価し、健全性確保のための対策を講じる必要があり、使用済燃料プールから取り出した燃料棒の長期健全性評価方法の開発が望まれている。

産業上の利用分野



本発明は、使用済核燃料の燃料棒における被覆管の試験片作製方法及び該作製方法において使用する使用する治具に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ホットセル内において、マニプレータを用いた遠隔操作によって、放射線照射済みの燃料棒の被覆管を切断して所定の長さの浸漬試験用被覆管を作製し、この浸漬試験用被覆管の両端を耐熱性及び耐薬品性の内面保護栓によって封止し、両端を封止した浸漬試験用被覆管を浸漬液を収容した浸漬槽内の前記浸漬液に浸漬して所定の温度に加熱する浸漬試験を行い、浸漬試験済みの浸漬試験用被覆管から前記内面保護栓を取り除いた後、浸漬試験用被覆管を複数の更に小さな試験片に切断加工し、
前記内面保護栓は、PPS樹脂製の芯軸に嵌合して浸漬試験用被覆管に挿入したパッキンを軸方向に圧縮して径方向に膨張させることにより浸漬試験用被覆管の内面に圧接させて封止することを特徴とする燃料棒の被覆管試験片作製方法。

【請求項2】
請求項1において、前記浸漬試験における浸漬試験用被覆管は浸漬液中に直立状態に浸漬することを特徴にする燃料棒の被覆管試験片作製方法。

【請求項3】
請求項1または2において、浸漬試験後の浸漬試験用被覆管は、その外周にアクリル製の保護チューブを被せた状態で複数の更に小さな試験片に切断加工することを特徴とする燃料棒の被覆管試験片作製方法。

【請求項4】
請求項1~3の1項において、前記浸漬試験用被覆管から小さな試験片を採取する切断加工は、試験片の切断を所定の寸法よりも僅かに長い寸法に切断し、切断した試験片を研磨治具に嵌入し、研磨治具から突出した部分を研磨紙に当接するように該研磨紙上に設置し、研磨治具を移動させることにより試験片の突出部分を研磨紙上で摺動させて研磨する作業を嵌入深さを変えた研磨治具を使用して複数回行うことにより試験片を所定の寸法に調整することを特徴とする燃料棒の被覆管試験片作製方法。

【請求項5】
請求項1~4の1項の燃料棒の被覆管試験片作製方法に使用する内面保護栓は、PPS樹脂製の芯軸に嵌合して浸漬試験用被覆管に挿入するパッキンを軸方向に圧縮して径方向に膨張させることにより浸漬試験用被覆管の内面に圧接させて封止するように構成したことを特徴とする内面保護栓。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2012203831thum.jpg
出願権利状態 登録
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