TOP > 国内特許検索 > テルル化合物ナノ粒子及びその製法

テルル化合物ナノ粒子及びその製法

国内特許コード P140010781
整理番号 NU-0542
掲載日 2014年7月30日
出願番号 特願2014-068504
公開番号 特開2015-189636
出願日 平成26年3月28日(2014.3.28)
公開日 平成27年11月2日(2015.11.2)
発明者
  • 鳥本 司
  • 馬場 嘉信
  • 亀山 達矢
  • 石神 裕二郎
出願人
  • 国立大学法人名古屋大学
発明の名称 テルル化合物ナノ粒子及びその製法
発明の概要 【課題】低毒性で生体イメージングに適用可能なテルル化合物ナノ粒子を提供する。
【解決手段】AgOAc、In(OAc)3を等モル試験管に量り取り、これに1-ドデカンチオールを加えた混合液を作製した。試験管内部を減圧後、窒素充填した。これにTe前駆体溶液を撹拌しながら加え、180℃で10分間加熱した後、室温まで放冷した。得られた生成物にエタノールを加えた後、遠心分離して沈澱を集め、その沈殿にトルエン若しくはオクタンを加えて沈澱を溶解させ、再び遠心分離することで粗大な粒子などを取り除き、AgInTe2量子ドットを含む溶液を得た。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


波長700-2500nmの光を近赤外光と呼び、中でも700-1300nmの近赤外光は、水やヘモグロビンの吸収が弱いため、生体の透過性が高い。そのため、この波長領域の近赤外光を吸収して近赤外光を発光する標識剤(近赤外発光標識剤)は、生体イメージングに応用することができる。近年では、近赤外発光標識剤として量子ドットを用いた生体イメージングが注目されている。しかし、こうした量子ドットは、毒性が懸念される元素(CdやPb)を含んでいることが多い。こうした状況下、低毒性のAg2S量子ドットを生体イメージングに適用した例が報告されている(非特許文献1,2参照)。

産業上の利用分野


本発明は、テルル化合物ナノ粒子及びその製法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
12Te2(M1は11族元素であり、M2は13族元素である)で表されるテルル化合物ナノ粒子。

【請求項2】
1はAg又はCuであり、 2はIn又はGaである、請求項1に記載のテルル化合物ナノ粒子。

【請求項3】
近赤外発光量子ドットである、請求項1又は2に記載のテルル化合物ナノ粒子。

【請求項4】
結晶構造が六方晶及び/又は正方晶である、請求項1~3のいずれか1項に記載のテルル化合物ナノ粒子。

【請求項5】
粒子の形状が球状又はロッド状であり、球状粒子においては平均粒径が1-12nmであり、ロッド状粒子においては短軸の平均長さが1-12nmで長軸の平均長さが10-20nmである、請求項1~4のいずれか1項に記載のテルル化合物ナノ粒子。

【請求項6】
前記テルル化合物ナノ粒子の表面は炭化水素系チオールで修飾されている、請求項1~5のいずれか1項に記載のテルル化合物ナノ粒子。

【請求項7】
Zn系化合物を含むシェルの中にコアとして存在している、請求項1~6のいずれか1項に記載のテルル化合物ナノ粒子。

【請求項8】
Znがドープされている、請求項1~6のいずれか1項に記載のテルル化合物ナノ粒子。

【請求項9】
(a)トリアルキルホスフィンにTe粉末を加えた混合液を200-250℃で熱処理して透明な溶液を得る工程と、
(b)この透明な溶液を、炭化水素系チオールにM1塩(M1は11族元素)とM2 塩(M2は13族元素)とを加えた溶液に加えたあと180-280℃に加熱する工程と、
を含むテルル化合物ナノ粒子の製法。

【請求項10】
前記テルル化合物ナノ粒子は、請求項1~6のいずれか1項に記載のテルル化合物ナノ粒子である、請求項9に記載のテルル化合物ナノ粒子の製法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
名古屋大学の公開特許情報を掲載しています。ご関心のある案件がございましたら、下記まで電子メールでご連絡ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close