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ESRI用造影剤 コモンズ

国内特許コード P140010803
掲載日 2014年8月8日
出願番号 特願2012-003882
公開番号 特開2013-142079
登録番号 特許第5836135号
出願日 平成24年1月12日(2012.1.12)
公開日 平成25年7月22日(2013.7.22)
登録日 平成27年11月13日(2015.11.13)
発明者
  • 小林 正
  • 上田 徹
  • 大賀 恭
  • 籾井 泰朋
出願人
  • 国立大学法人 大分大学
発明の名称 ESRI用造影剤 コモンズ
発明の概要 【課題】ESRIを用いた画像化手段の提供。
【解決手段】スピンラベル化アミノ酸からなる、電子スピン共鳴イメージング(ESRI)用造影剤であって、アミノ酸はメチオニンであり、スピンラベル化アミノ酸を10mM以上含有する液体である。この造影剤は、悪性脳腫瘍を画像化する。アミノ酸をスピンラベル化する工程、すなわちESRI用造影剤の製造方法も含まれる。生体にある腫瘍の局在および質的診断を目的としている。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



電子スピン共鳴イメージング(以下、「ESRI」と省略する場合もある。)とは、不対電子を有する原子や分子であるフリーラジカルを特異的且つ直接的に検出することを可能にする電子スピン共鳴法(ESR)法を利用した画像化方法である。これまでに、ループギャップ共振器によるESRIを利用した生体内での酸化ストレス・レドックス代謝部位のイメージング等が試みられている。





例えば、脳虚血後再灌流(非特許文献1)や自然発生高血圧 (非特許文献2)の動物モデルに、血液脳関門(blood brain barrier;BBB)を容易に通過するスピンプローブ剤;3-methoxycarbonyl-2,2,5,5-tetramethylpyrrolidine-1-oxyl(MC-PROXYL)を全身投与すると、病変部では対照(正常)と比較し、その消失速度が増加していることがESRIで捉えられたことが報告されている。これらの現象は、活性酸素種が発生している部位では抗酸化能が強化されており、新たに投与されたラジカルはより早く消去されることに起因すると考えられている。





非特許文献3、4では、非特許文献1、2と同様の手法で、マウスの下肢に植え込んだ腫瘍における活性酸素種の発生を示している。





以上のような従来のESRIの医療分野への応用は、全てニトロキシルラジカルのような物質をスピンプローブ剤として用い、その消失を経時的に画像で追うことで、間接的に生体内での活性酸素種の発生及びその分布を知ることであった。

産業上の利用分野



本発明は、電子スピン共鳴イメージングにおける造影剤に関する。より詳細に、本発明は、生体内にある腫瘍の局在および質的診断を目的とした、スピンラベル化された細胞膜形成に必須なアミノ酸を利用した電子スピン共鳴イメージング用造影剤に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
スピンラベル化アミノ酸からなる、電子スピン共鳴イメージング(ESRI)用造影剤。
【請求項2】
アミノ酸がメチオニンである、請求項1に記載のESRI用造影剤。
【請求項3】
スピンラベル化アミノ酸を10mM以上含有する液体である、請求項1又は2のいずれかに記載のESRI用造影剤。
【請求項4】
悪性腫瘍を画像化するための造影剤である、請求項1~3のいずれかに記載のESRI用造影剤。
【請求項5】
悪性腫瘍が悪性脳腫瘍である、請求項4に記載のESRI用造影剤。
【請求項6】
アミノ酸をスピンラベルする工程を含む、請求項1~5のいずれかに記載のESRI用造影剤の製造方法。
産業区分
  • 高分子化合物
  • 薬品
  • 治療衛生
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2012003882thum.jpg
出願権利状態 登録
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