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耐震構造体および耐震家屋

国内特許コード P140010856
整理番号 2901
掲載日 2014年8月11日
出願番号 特願2011-004205
公開番号 特開2011-185033
登録番号 特許第5658572号
出願日 平成23年1月12日(2011.1.12)
公開日 平成23年9月22日(2011.9.22)
登録日 平成26年12月5日(2014.12.5)
優先権データ
  • 特願2010-029257 (2010.2.12) JP
  • 特願2010-006048 (2010.1.14) JP
発明者
  • 川瀬 博
  • 小松 幸平
  • 松本 義勝
  • 山口 秋生
出願人
  • 一般社団法人大阪府木材連合会
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 耐震構造体および耐震家屋
発明の概要 【課題】既設の家屋に対して比較的容易に耐震構造を組み込むことができ、しかも耐震性に優れたものにする。
【解決手段】軸組構法により既に完成した家屋の壁を補強する耐震構造体であって、立設した隣り合う2つの柱4、5と下側水平梁6と上側水平梁7とで構成され、内側が空スペースCとなった矩形枠と、前記矩形枠の内部に、下側水平梁6の上に載せるとともに前記2つの柱4、5で挟まれた状態に嵌め込まれた矩形状のものであって、下側水平梁6に沿って複数の角材13が並設されるとともに角材13の隣り合うもの同士が締結手段(コーチボルト14)により連結された補強壁20と、補強壁20を前記矩形枠に固定する固定手段(コーチボルト14)と、角材13の隣り合うもの同士の間に設けられ、隣り合う角材13の間に角材13の長手方向へ沿って発生する剪断力を低減させる剪断力低減手段(金具16及び嵌合ピン17)とを具備する。
【選択図】図3
従来技術、競合技術の概要



従来から耐震性を考慮して、図23に示すように柱100と柱100との間に筋交い101や間柱102が設けられたり、或いは水平な梁103とその下側に平行に設けられる横架材104との間に間柱105が設けられたりしている。





ところで、近年においては、より耐震性能に優れる家屋が提案されている(例えば、特許文献1等参照)。この提案は、家屋と基礎部分とを非固定状態にして基礎部分により家屋をスライド可能に支持する構法であり、新規に家を建築する際にそのような構造を容易に組み込むことができる。

産業上の利用分野



本発明は、例えば軸組構法により既に完成した家屋の耐震性を向上させるために壁を補強する耐震構造体および耐震家屋に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
軸組構法により既に完成した家屋の耐震性を向上させるために壁を補強する耐震構造体であって、
立設した隣り合う2つの柱と下側水平梁と上側水平梁とで構成され、内側が空スペースとなった矩形枠と、
前記矩形枠の内部に、前記下側水平梁の上に載せるとともに前記2つの柱で挟まれた状態に嵌め込まれた矩形状のものであって、前記下側水平梁に沿って複数の角材が並設されるとともに前記角材の隣り合うもの同士が締結手段により連結された補強壁と、
前記補強壁を前記2つの柱のそれぞれに固定する固定手段と、
前記補強壁の下端部が入る凹溝を有し、両端が前記2つの柱にそれぞれ固定される金属製の下側補強部材と、
前記補強壁の上端部が入る凹溝を有し、両端が前記2つの柱にそれぞれ固定される金属製の上側補強部材と、を具備することを特徴とする耐震構造体。

【請求項2】
請求項1に記載の耐震構造体において、
前記下側補強部材が前記下側水平梁に固定されることを特徴とする耐震構造体。

【請求項3】
請求項1または2に記載の耐震構造体において、
前記上側補強部材が、前記上側水平梁またはその下側であって前記隣り合う2つの柱の間に別途設けた水平梁に固定されることを特徴とする耐震構造体。

【請求項4】
請求項1乃至3のいずれかに記載の耐震構造体において、
前記下側補強部材に対し前記補強壁を構成する複数の角材のそれぞれの下端部が固定され、かつ、前記上側補強部材に対し前記補強壁を構成する複数の角材のそれぞれの上端部が固定されることを特徴とする耐震構造体。

【請求項5】
請求項1乃至4のいずれかに記載の耐震構造体において、
前記下側補強部材の片方の側面及び上側補強部材の片方の側面のそれぞれに、前記角材の端部を挿通させる開口が設けられていることを特徴とする耐震構造体。

【請求項6】
請求項1乃至5のいずれかに記載の耐震構造体において、
前記角材の隣り合うもの同士の間に設けられ、隣り合う角材の間に角材の長手方向へ沿って発生する剪断力を低減させる剪断力低減手段を、更に具備することを特徴とする耐震構造体。

【請求項7】
請求項6に記載の耐震構造体において、
前記剪断力低減手段は、隣り合う角材の両方にそれぞれ食い込ませる食込部を互いに反対側に有する一体状の金具であることを特徴とする耐震構造体。

【請求項8】
請求項7に記載の耐震構造体において、
前記金具は、互いに反対側に有する一対の食込部が、連結片の両端にそれぞれ設けられた概略I字状の金具であることを特徴とする耐震構造体。

【請求項9】
請求項6に記載の耐震構造体において、
前記剪断力低減手段は、隣り合う角材の両方に対向する状態で設けた凹溝と、上記対向する凹溝の内側に設けられた嵌合ピンとを有することを特徴とする耐震構造体。

【請求項10】
請求項9に記載の耐震構造体において、
前記凹溝が半円状の溝で、前記嵌合ピンが円柱状のピンであることを特徴とする耐震構造体。

【請求項11】
請求項1乃至10のいずれかに記載の耐震構造体が組み込まれた耐震家屋。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2011004205thum.jpg
出願権利状態 登録
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