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質問応答システム

国内特許コード P140010858
整理番号 2960
掲載日 2014年8月11日
出願番号 特願2010-234383
公開番号 特開2012-088893
登録番号 特許第5653709号
出願日 平成22年10月19日(2010.10.19)
公開日 平成24年5月10日(2012.5.10)
登録日 平成26年11月28日(2014.11.28)
発明者
  • 河原 達也
  • 山田 整
  • 山口 宇唯
  • 中野 雄介
出願人
  • 国立大学法人京都大学
  • トヨタ自動車株式会社
発明の名称 質問応答システム
発明の概要 【課題】利用者による質問の焦点を精度良く推定し、回答すること。
【解決手段】質問応答システム10は、利用者が質問を入力する音声入力部11と、入力された質問の構文を解析する音声認識部12と、解析結果に基づき入力された質問の種類を判定する質問タイプ同定部15と、質問タイプ同定部15により入力された質問の種類がYes又はNoで回答できる種類であると判定された場合に、入力された質問の焦点を決定する焦点解析部16と、焦点解析部16により決定された焦点に応じて、適切な回答文を生成する回答文生成部17と、あらかじめ焦点となる文節の位置が設定された解析済み文を記憶する文例データベース18と、を備える。焦点解析部16は、入力された質問文と前記解析済み文との、それぞれの最終文節の働きの比較と、当該最終文節に係る文節の機能語の比較と、当該機能語の出現順とに基づいて、入力された質問の焦点を決定する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



近年、利用者がシステムに対して音声入力等により質問を行い、システムが質問に対する応答を行う質問応答システムが利用されている。

例えば、音声認識技術を用いたシステムとして、電話を使った航空券やホテルの予約などの自動応答システムがある。この自動応答システムは、利用者がシステムに対して要求を伝え、システムは利用者に要求内容の確認を行った後に予約などの処理を行う。また他の例として、利用者がwebでの検索を行う際に、クエリや質問を音声によってシステムに入力し、クエリや質問に応じた結果を返す質問応答システムも実用化されつつある。





このような質問応答システムにおいて、利用者は質問応答システムに対して様々な形式で質問を行う。例えば利用者は、質問応答システムに対し、いつ、どこで、誰が、何を、どうして、どのように、という5W1Hについて回答を求める場合や、Yes又はNoの回答を求める質問(以下、Yes/No質問)をする場合がある。





ここで特に、利用者がYes/No質問を行った場合であって、質問応答システムによる回答がNoである場合には、単に質問応答システムがNoと回答するだけでは不十分なことがある。

例えば、利用者が質問応答システムに「風邪にはリンゴがいいの?」と尋ねた場合、質問応答システムはNoと回答するだけでは不十分であり、利用者は実際には「風邪にいいのは何か」を知りたがっている。したがって質問応答システムは、このYes/No質問を「何を」を尋ねるWhat質問であると判断し、「風邪にはミカンがいいそうです」と答える必要がある。すなわち質問応答システムは、利用者の知りたい箇所を特定し適切な内容を回答するために、表層ではYes/No質問にみえる質問が、深層ではWH質問(5W1H)としての役割を果たしているものとみなす必要がある。





非特許文献1には、焦点の定義について記載されている。ここで焦点とは、利用者がしたYes/No質問から利用者が本当に回答を得たい箇所であり、WH質問に置き換えられる箇所である。例えば「風邪にはリンゴがいいの?」という文は、「風邪には何がいいの?」という文に置き換えることができ、「リンゴが」の箇所が焦点となる。





ここで、文の焦点解析は、主に言語学的な知見に基づいて行われている。非特許文献2には、焦点を用いた文脈解析の方法が記載されている。この焦点解析方法は文脈に基づいて焦点を解析する方法であり、述語にかかる最終文節を焦点とすることや、述語に係る助詞の頻度を用いることにより、焦点解析を行う。

産業上の利用分野



本発明は、質問応答システムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
利用者が質問を入力する質問入力手段と、
前記質問入力手段に入力された質問の構文を解析する構文解析手段と、
前記構文解析手段による解析結果に基づき、前記入力された質問の種類を判定する質問判定手段と、
前記質問判定手段により前記入力された質問の種類がYes又はNoで回答できる種類であると判定された場合に、前記入力された質問の焦点を決定する焦点決定手段と、
前記焦点決定手段により決定された焦点に応じて、適切な回答文を生成する回答文生成手段と、
あらかじめ前記焦点となる文節の位置が設定された解析済み文を記憶する文例データベースと、を備え、
前記焦点決定手段は、前記入力された質問文と前記解析済み文との、それぞれの最終文節の働きの比較と、当該最終文節に係る文節の機能語の比較と、当該機能語の出現順とに基づいて、最も類似した解析文を抽出し、その解析された焦点位置に基づいて、前記入力された質問の焦点を決定する、
質問応答システム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2010234383thum.jpg
出願権利状態 登録
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