TOP > 国内特許検索 > 水溶性超常磁性ナノ粒子

水溶性超常磁性ナノ粒子

国内特許コード P140010907
整理番号 24‐09
掲載日 2014年8月22日
出願番号 特願2013-002041
公開番号 特開2014-133677
登録番号 特許第6078875号
出願日 平成25年1月9日(2013.1.9)
公開日 平成26年7月24日(2014.7.24)
登録日 平成29年1月27日(2017.1.27)
発明者
  • 佐藤 守之
  • 中村 守彦
出願人
  • 国立大学法人島根大学
発明の名称 水溶性超常磁性ナノ粒子
発明の概要 【課題】水溶性超常磁性ナノ粒子、及びその簡便な製造方法を提供する。
【解決手段】水溶性の新規ハイパーブランチポリマーで、超常磁性ナノ粒子の表面を修飾する。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要



近年、生体適合性を有する超常磁性ナノ粒子について、輸送剤、MRIの造影剤、生体分子の固定/分離、標識剤、及びセンサー等の医学的な応用を目指し、盛んに研究がなされている。これらの用途において、超常磁性ナノ粒子に求められる重要な特性は、水(蒸留水、生理食塩水又はリンゲル液等)に対して良好な溶解性、分散性又は懸濁性を示すこと、及び抗体等と結合可能な官能基を表面に有することである。





上記特性を有する超常磁性ナノ粒子として、これまでに、コアに酸化鉄、シェルにポリマー等の有機物を結合したポリマー酸化鉄ナノコンポジットが開発されている(非特許文献1、2)。





しかしながら、上記のこれまでに開発された酸化鉄ナノコンポジットは、水に対する分散性が不充分であるという問題があり、また、製造が複雑であることから、時間と経費の点においても課題を有していた。

産業上の利用分野



本発明は、水溶性超常磁性ナノ粒子、及びその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
水溶性ハイパーブランチポリマーで表面修飾された水溶性超常磁性ナノ粒子であって、
超常磁性ナノ粒子と、反応性官能基を含有するシランカップリング剤と、水溶性ハイパーブランチポリマー形成モノマーであるアルキレンジグリコールジ(メタ)アクリレート及びトリス-2-アミノアルキルアミンとの反応生成物である、水溶性超常磁性ナノ粒子

【請求項2】
反応性官能基を含有するシランカップリング剤が、アミノアルキルトリアルコキシシランである、請求項に記載の水溶性超常磁性ナノ粒子。

【請求項3】
超常磁性ナノ粒子が、四酸化三鉄(Fe3O4)である、請求項1又は2に記載の水溶性超常磁性ナノ粒子。

【請求項4】
水溶性ハイパーブランチポリマーで表面修飾された水溶性超常磁性ナノ粒子の製造方法であって、
超常磁性ナノ粒子を、反応性官能基を含有するシランカップリング剤で処理することにより、超常磁性ナノ粒子の表面に反応性官能基を導入し、次いで水溶性ハイパーブランチポリマー形成モノマーであるアルキレンジグリコールジ(メタ)アクリレート及びトリス-2-アミノアルキルアミンを反応させる、製造方法

【請求項5】
反応性官能基を含有するシランカップリング剤が、アミノアルキルトリアルコキシシランである、請求項に記載の製造方法

【請求項6】
さらに、下記一般式(2)で表される酸無水物で処理する、請求項4又は5に記載の製造方法
【化1】


(式中、AはC2-3のアルキレン基を示す。)

【請求項7】
超常磁性ナノ粒子が、四酸化三鉄(Fe3O4)である、請求項~6のいずれか1項に記載の製造方法

【請求項8】
3-アミノプロピルトリメトキシシラン鎖を表面に導入した超常磁性ナノ粒子の存在下に、エチレンジグリコールジ(メタ)アクリレート及びトリス-2-アミノアルキルアミンを反応させることにより、水溶性ハイパーブランチポリマーで表面修飾された水溶性超常磁性ナノ粒子を製造する方法。

【請求項9】
請求項1~のいずれか1項に記載の水溶性超常磁性ナノ粒子を含有する、タンパク質の標識材料。

【請求項10】
請求項1~のいずれか1項に記載の水溶性超常磁性ナノ粒子を含有する、機能性MRI造影剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close