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ヒアルロン酸合成阻害剤

国内特許コード P140010923
掲載日 2014年8月26日
出願番号 特願2005-251980
公開番号 特開2007-063193
登録番号 特許第4997494号
出願日 平成17年8月31日(2005.8.31)
公開日 平成19年3月15日(2007.3.15)
登録日 平成24年5月25日(2012.5.25)
発明者
  • 高垣 啓一
  • 吉原 秀一
  • 諸橋 一
  • 遠藤 正彦
  • 今 淳
出願人
  • 国立大学法人弘前大学
発明の名称 ヒアルロン酸合成阻害剤
発明の概要 【課題】 MU以外のクマリン系化合物の新規医薬用途としてのヒアルロン酸合成阻害剤を提供すること。
【解決手段】 下記の一般式で表されるクマリン系化合物またはその薬学的に許容される塩を有効成分とすることを特徴とする。
【化1】



(式中、R1とR2は同一または異なって水素またはアルキル基を示すが、少なくとも一つはアルキル基である。R3とR4とR5とR6は同一または異なって水素または水酸基を示すが、少なくとも一つは水酸基である。但し、R1が水素,R2がメチル基,R3が水素,R4が水素,R5が水酸基,R6が水素の場合を除く)
【選択図】 なし
従来技術、競合技術の概要



下記の化学構造式で表されるクマリン系化合物の一つである4-メチルウンベリフェロン(4-Methylumbelliferone:MU)は、古くから利胆剤としての医薬用途が知られている他、最近では、ヒアルロン酸に対して合成阻害効果を有することが報告されている(非特許文献1)。





【化3】






ヒアルロン酸は、グルクロン酸とN-アセチルグルコサミンの二糖単位の繰り返し構造からなる直鎖状の高分子多糖で、細胞外マトリックスの主要な構成成分の一つとして生体内に広く分布している。近年、このヒアルロン酸が、組織の構築材料としてばかりでなく、細胞の挙動に大きな影響を与えていることが知られてきた。その一例として挙げられるのが、癌細胞とヒアルロン酸との関係である。癌組織は、ヒアルロン酸リッチな環境を形成していることが知られており、癌細胞の増殖や浸潤とヒアルロン酸との間に関連性があることが示唆されている。事実、培養系においても、癌細胞と線維芽細胞を混合培養すると、線維芽細胞のヒアルロン酸合成が顕著に増加することが知られている。前述の通り、MUにはヒアルロン酸合成阻害効果があることが知られているが、MU以外のクマリン系化合物のヒアルロン酸合成に対する作用についてはこれまで報告された例がない。

【非特許文献1】

akamura, T., Takagaki, K., Shibata, S., Tanaka, K., Higuchi, T., and Endo, M. (1995) Biochem. Biophys. Res. Commun., 208, 470-475

産業上の利用分野



本発明は、ヒアルロン酸合成阻害剤に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
5,7-ジヒドロキシ-4-アルキルクマリンまたは6,7-ジヒドロキシ-4-アルキルクマリンであるクマリン系化合物またはその薬学的に許容される塩を有効成分とすることを特徴とするヒアルロン酸合成阻害剤(但し、癌の予防・治療の用途を除く)

【請求項2】
クマリン系化合物が5,7-ジヒドロキシ-4-メチルクマリンまたは6,7-ジヒドロキシ-4-メチルクマリンであることを特徴とする請求項記載のヒアルロン酸合成阻害剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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