TOP > 国内特許検索 > 放射線検出装置

放射線検出装置 コモンズ

国内特許コード P140010950
整理番号 N13102
掲載日 2014年8月28日
出願番号 特願2014-040716
公開番号 特開2015-166683
出願日 平成26年3月3日(2014.3.3)
公開日 平成27年9月24日(2015.9.24)
発明者
  • 小寺 克茂
  • 竹下 徹
出願人
  • 国立大学法人信州大学
発明の名称 放射線検出装置 コモンズ
発明の概要 【課題】SPECT装置に例示される放射線検出装置において、コリメータ後部にシンチレータを配置する従来の方式による装置に対して、より小さな位置分解能を実現する放射線検出装置を提供する。
【解決手段】放射線に反応して発光するシンチレータ20と、該シンチレータの発光を検出する光検出部30と、前記光検出部が検出した光を処理する信号処理部40と、前記シンチレータに入射する放射線を配向させるための貫通孔を備えたコリメータ10とを備える放射線検出装置であって、前記シンチレータが、前記コリメータの貫通孔の内径より小さく、かつ、前記コリメータの貫通孔内に配置されていることを特徴とする。上記構成を採用することにより、コリメータ終端部と、シンチレータ中心部との距離を0とすることができ、これにより、装置の位置分解能を向上させることが可能となる。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


被検者の体内に放射線源を投与し、被検者の外部からこの放射線源から放出される放射線を測定することにより、その代謝挙動を観測する方法の一つに、単一光子放射断層撮影(Single photon emission computed tomography; SPECT)がある。このSPECT装置は、体内の放射線源から全方向に放出される放射線を、コリメータにより検出器に入射する方向を規制することにより、放射線の入射位置を検出し、その位置ごとに放射線の強度を測定することにより、放射線の放出源の二次元画像を得るものである。



従来のSPECT装置では、コリメータの背後にシンチレータを配置し、さらにその背後に光電子増倍管(PMT)を配置し、シンチレータに放射線が入射することにより発光した光を光電子増倍管により検出する方法で放射線を検出している。光電子増倍管の径はコリメータの径よりもはるかに大きいから、光電子増倍管は蜂の巣状に多数個配置したコリメータの背後に複数個配置し、複数の光電子増倍管の出力から放射線源を特定している。光電子増倍管は、放射線の強さ(エネルギー)を測定することができるから、複数本の光電子増倍管のエネルギー重心を求めることにより、管径が50mmにもなる光電子増倍管の大きさよりもかなり小さな分解能を達成している(特許文献1、2)。

産業上の利用分野


本発明はSPECT(Single photon emission computed tomography:単一光子放射断層撮影)装置に関し、より詳細にはSPECT装置を構成する放射線検出装置の構成を特徴とする放射線検出装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
放射線に反応して発光するシンチレータと、前記シンチレータと対となるよう配置され該シンチレータの発光を検出する光検出部と、前記光検出部が検出した光を処理する信号処理部と、前記シンチレータに入射する放射線を配向させるための貫通孔を備えたコリメータとを備える放射線検出装置であって、前記シンチレータが、前記コリメータの貫通孔の内径より小さく、かつ、前記コリメータの貫通孔内に配置されていることを特徴とする放射線検出装置。

【請求項2】
前記光検出部が、ピクセル化光子検出器であることを特徴とする請求項1記載の放射線検出装置。

【請求項3】
前記コリメータが、前記貫通孔が面方向に複数配列したパラレルコリメータであって、前記光検出部が、前記貫通孔の配列と対応するように配列されていることを特徴とする請求項1または2のいずれか1項記載の放射線検出装置。

【請求項4】
前記シンチレータが、YSO、LSOから選択される1の結晶であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の放射線検出装置。

【請求項5】
前記シンチレータが、前記光検出部と接触していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の放射線検出装置。

【請求項6】
前記シンチレータが、前記光検出部と光ファイバによって接続されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の放射線検出装置。

【請求項7】
SPECT装置に用いるものであることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の放射線検出装置。

【請求項8】
前記コリメータを構成する材料が金属であって、前記シンチレータが配置される箇所と配置されない箇所とで異なる金属であることを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項記載の放射線検出装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
  • 2G188AA02
  • 2G188CC13
  • 2G188CC21
  • 2G188CC22
  • 2G188DD05
  • 2G188DD17
  • 4C188EE02
  • 4C188GG15
  • 4C188GG18
  • 4C188GG19
  • 4C188JJ05
  • 4C188JJ12
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2014040716thum.jpg
出願権利状態 公開
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close