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高耐熱化不飽和ポリエステルおよび不飽和ポリエステルの高耐熱化法 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P140010963
掲載日 2014年9月1日
出願番号 特願2014-141340
公開番号 特開2016-017146
出願日 平成26年7月9日(2014.7.9)
公開日 平成28年2月1日(2016.2.1)
発明者
  • 松岡 真一
  • 上條 祐也
  • 鈴木 将人
出願人
  • 国立大学法人 名古屋工業大学
発明の名称 高耐熱化不飽和ポリエステルおよび不飽和ポリエステルの高耐熱化法 コモンズ 新技術説明会
発明の概要 【課題】反応性不飽和結合を残したまま、ポリエステルの耐熱性の大幅な向上とその制御を達成する従来より簡便に不飽和ポリエステルの合成方法。
【解決手段】式(1)で示される不飽和ポリエステルと式(2)I又はIIで示されるN-ヘテロ環状カルベン(NHC)とを混合し反応させる高耐熱化不飽和ポリエステル。



式(1)



式(2)
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


不飽和ポリエステルは、スチレンなどのビニルモノマーやガラス繊維などと硬化することで、繊維強化プラスチック(FRP)など重要な構造材料の原料となる。



不飽和ポリエステルは無水マレイン酸とジオールから合成することが一般的であるが、このポリマーは耐熱性が低いのが欠点である。



従来の方法として、耐熱性を向上させるために、無水マレイン酸の代わりにフタル酸無水物をモノマーとして用いて重合を行うことが知られている(非特許文献1参照)。



これにより、芳香環が高分子に導入されることで、そのガラス転移温度(軟化温度)の上昇が可能となった(非特許文献1参照)。



しかし、温度の上昇は30℃程度とその効果は低かった。また、任意の割合でフタル酸部位を導入することは可能であるが、目的とするポリマーを得るために手間のかかる重合反応をその都度行わなければならないことも問題点である。

産業上の利用分野


本発明は、高耐熱化不飽和ポリエステルおよび不飽和ポリエステルの高耐熱化法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
一般式(1)で示される不飽和ポリエステルと一般式(2)IまたはIIで示されるNHCとを混合し反応させることを特徴とする一般式(3)IまたはIIで示される高耐熱化不飽和ポリエステルであり、
【化1】



【化2】



【化3】



式中、R1’、R1、R2、R3、R4、R5は炭素数1~20の脂肪族基または炭素数3~12の脂環式基または炭素数6~30の芳香族基を示し、xは前記NHCの前記不飽和ポリエステルへの導入率であり、0より大きく1以下の値を示し、nは1以上の整数を示す。

【請求項2】
請求項1記載の高耐熱化不飽和ポリエステルにおいて、前記NHCの導入量は、一般式(3)におけるxの値が0.1より大きく0.5以下であることを特徴とする請求項1記載の高耐熱化不飽和ポリエステル。

【請求項3】
一般式(3)で示される不飽和ポリエステルと一般式(2)IまたはIIで示されるNHCとを混合し反応させることを特徴とする不飽和ポリエステルの高耐熱化法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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