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ミセル及びその利用

国内特許コード P140011032
整理番号 K028P54
掲載日 2014年10月27日
出願番号 特願2011-553642
登録番号 特許第5397822号
出願日 平成23年5月10日(2011.5.10)
登録日 平成25年11月1日(2013.11.1)
国際出願番号 JP2011060748
国際公開番号 WO2012063509
国際出願日 平成23年5月10日(2011.5.10)
国際公開日 平成24年5月18日(2012.5.18)
優先権データ
  • 特願2010-252923 (2010.11.11) JP
発明者
  • 宮田 隆志
  • 浦上 忠
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
  • 学校法人 関西大学
発明の名称 ミセル及びその利用
発明の概要 水中においてミセルを形成する化合物であって、当該ミセル内部において、液晶相を形成する化合物を実現する。本発明の化合物は、水中においてミセルを形成し、当該ミセル内部において、液晶相を形成する化合物である。
従来技術、競合技術の概要



親水鎖と疎水鎖とからなる両親媒性分子は水中でミセルを形成することが知られており、様々な分野で利用されている。





例えば、このようなミセルはその内部に疎水性薬物等を保持させることができ、様々な薬物を放出制御するための薬物キャリアとしてドラッグデリバリーシステム(DDS)等への応用研究が精力的に行われている。最近では、pHや温度変化によってミセルの安定性が変化して薬物放出を制御できるシステムも報告されており、自律応答型DDSや標的指向型DDS等への応用が期待されている(例えば、非特許文献1参照)。

産業上の利用分野



本発明は、例えば、薬物放出キャリア、水性塗料、コーティング剤、接着剤、吸着剤等として有用な化合物を含むミセル、およびその利用に関するものである。



特許請求の範囲 【請求項1】
水中においてミセルを形成する化合物であって、
酸素原子を含む主鎖に、親水基とメソゲン基とが、側鎖として結合されてなり、
ビニル基、アリル基またはメタクリロイル基を有する上記親水基およびビニル基、アリル基またはメタクリロイル基を有する上記メソゲン基が、当該ビニル基、アリル基またはメタクリロイル基を介してポリシロキサン主鎖中のケイ素原子に結合しており、
上記親水基がポリアルキレングリコール基であり、
上記主鎖が下記式
【化1】


(式中、Rは、それぞれ独立して、炭化水素基である。nは1~10,000の整数である。)
で示されるポリシロキサンであり、
分子量が500~5,000,000の範囲内であり、
当該ミセル内部において、液晶相を形成する化合物により形成されるミセル。

【請求項2】
両親媒性化合物であって、
酸素原子を含む主鎖に、親水基とメソゲン基とが、側鎖として結合されてなり、
ビニル基、アリル基またはメタクリロイル基を有する上記親水基およびビニル基、アリル基またはメタクリロイル基を有する上記メソゲン基が、当該ビニル基、アリル基またはメタクリロイル基を介してポリシロキサン主鎖中のケイ素原子に結合しており、
上記親水基がポリアルキレングリコール基であり、
上記主鎖が下記式
【化2】


(式中、Rは、それぞれ独立して、炭化水素基である。nは1~10,000の整数である。)
で示されるポリシロキサンであり、
100℃以下で液晶相を示し、
分子量が500~5,000,000の範囲内である化合物により水中において形成されるミセル。

【請求項3】
上記ミセル内部において液晶相を形成する、請求項2に記載のミセル。

【請求項4】
上記ミセル内部が100℃以下で液晶相を示し、
上記ミセル内部の液晶相における、液晶相から等方相への転移温度が20~60℃の範囲内である、請求項1または3に記載のミセル。

【請求項5】
請求項1~4の何れか1項に記載のミセル内部に薬物を保持させ、外部刺激によって当該薬物の放出を制御する方法。

【請求項6】
水性塗料、又はコーティング剤に用いられる、請求項1~4の何れか1項に記載のミセル。

【請求項7】
接着剤に用いられる、請求項1~4の何れか1項に記載のミセル。

【請求項8】
吸着剤に用いられる、請求項1~4の何れか1項に記載のミセル。
産業区分
  • その他無機化学
  • 塗料・接着剤
  • 事務用
  • 高分子化合物
  • 薬品
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2011553642thum.jpg
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) さきがけ 界面の構造と制御 領域
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