TOP > 国内特許検索 > 植物の栽培方法および植物の栽培装置

植物の栽培方法および植物の栽培装置 新技術説明会

国内特許コード P140011051
整理番号 2011-P12
掲載日 2014年10月30日
出願番号 特願2012-017168
公開番号 特開2012-196202
登録番号 特許第5920878号
出願日 平成24年1月30日(2012.1.30)
公開日 平成24年10月18日(2012.10.18)
登録日 平成28年4月22日(2016.4.22)
優先権データ
  • 特願2011-050343 (2011.3.8) JP
発明者
  • 玉置 雅彦
  • 木村 龍典
出願人
  • 学校法人明治大学
発明の名称 植物の栽培方法および植物の栽培装置 新技術説明会
発明の概要 【課題】水耕栽培において、植物の生育を促進することができる植物の栽培方法および植物の栽培装置を提供する。
【解決手段】本発明の植物の栽培方法は、培養液を用いた水耕栽培による植物の栽培方法であって、前記植物の根域に対して、可視域の波長範囲にある光を照射することを特徴とする。前記光は、波長[nm]が600~750の範囲にある赤色系の光α、波長[nm]が435~500の範囲にある青色系の光βおよび/または波長[nm]が570~600の範囲にある黄色系の光γであることが好ましい。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



従来、屋内にて水耕栽培などにより人工的に農作物などの植物を栽培する場合、植物は光合成によって成長するため、植物の地上部(茎と葉)に、太陽光または太陽光に代わる人工光を照射している。

人工光を用いる場合、その光源としては、電熱灯、放電ランプ、蛍光灯、発光ダイオード(LED)などが用いられている。これらの光源の中でも、植物が生育するのに必要な波長の光のみを放射する、消費電力が小さくかつ電力/光変換効率がよい、寿命が長い、小型であるなどの特徴から、LEDが好適である。





植物の生育には、波長400~500nmの青色系の光と、波長600~700nmの赤色系の光とが必要であることが知られている。そこで、光源としてLEDを用いた植物の栽培では、照明板に、赤色系の光を発光するLED(赤色系LED)と青色系の光を発光するLED(青色系LED)を複数配設し、赤色系LEDと青色系LEDを同時または交互に点灯することにより、植物の地上部に、赤色系の光と青色系の光を照射している(例えば、特許文献1参照)。

産業上の利用分野



本発明は、根域に対する可視光照射による植物の栽培方法および植物の栽培装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
培養液を用いた水耕栽培による植物の栽培方法であって、前記植物は、前記植物の根域を育成する第一空間と前記植物の地上部を育成する第二空間とを仕切る仕切部材によって仕切られており、前記仕切部材を基準として前記第一空間側に配置された光源から、前記植物の根域に対して、可視域の波長範囲にある光を照射することを特徴とする植物の栽培方法。

【請求項2】
前記光は、波長[nm]が600~750の範囲にある赤色系の光αであることを特徴とする請求項1に記載の植物の栽培方法。

【請求項3】
前記光αの光合成有効光量子束密度[μmol/m/s]は1~200の範囲にある
ことを特徴とする請求項2に記載の植物の栽培方法。

【請求項4】
前記光は、波長[nm]が435~500の範囲にある青色系の光βであることを特徴とする請求項1に記載の植物の栽培方法。

【請求項5】
前記光βの光合成有効光量子束密度[μmol/m/s]は1~200の範囲にある
ことを特徴とする請求項4に記載の植物の栽培方法。

【請求項6】
前記光は、波長[nm]が570~600の範囲にある黄色系の光γであることを特徴とする請求項1に記載の植物の栽培方法。

【請求項7】
前記光γの光合成有効光量子束密度[μmol/m/s]は1~200の範囲にある
ことを特徴とする請求項6に記載の植物の栽培方法。

【請求項8】
前記光は、波長[nm]が600~750の範囲にある赤色系の光α、および、波長[nm]が435~500の範囲にある青色系の光βであることを特徴とする請求項1に記載の植物の栽培方法。

【請求項9】
前記光αの光合成有効光量子束密度[μmol/m/s]は1~200の範囲にあり
、前記光βの光合成有効光量子束密度[μmol/m/s]は1~200の範囲にあることを特徴とする請求項8に記載の植物の栽培方法。

【請求項10】
前記光は、波長[nm]が600~750の範囲にある赤色系の光α、波長[nm]が435~500の範囲にある青色系の光β、および、波長[nm]が570~600の範囲にある黄色系の光γであることを特徴とする請求項1に記載の植物の栽培方法。

【請求項11】
前記光αの光合成有効光量子束密度[μmol/m/s]は1~200の範囲にあり
、前記光βの光合成有効光量子束密度[μmol/m/s]は1~200の範囲にあり、前記光γの光合成有効光量子束密度[μmol/m/s]は1~200の範囲にあることを特徴とする請求項10に記載の植物の栽培方法。

【請求項12】
前記植物は、野菜類、花卉類又は穀類であることを特徴とする請求項1~11のいずれか1項に記載の植物の栽培方法。

【請求項13】
前記野菜類は、葉菜類、根菜類又は果菜類であることを特徴とする請求項12に記載の植物の栽培方法。

【請求項14】
前記葉菜類は、小松菜、ホウレン草、レタス、ミツバ、ねぎ、ニラ、サラダ菜、パセリ、青梗菜、春菊、ペパーミント、甘草およびバジルの群から選択される少なくとも1種であることを特徴とする請求項13に記載の植物の栽培方法。

【請求項15】
前記根菜類は、大根、二十日大根、人参、朝鮮人参、わさび、じゃがいも、サツマイモ、カブおよび生姜の群から選択される少なくとも1種であることを特徴とする請求項13に記載の植物の栽培方法。

【請求項16】
前記果菜類は、トマト、イチゴ、胡瓜、メロン、茄子およびピーマンの群から選択される少なくとも1種であることを特徴とする請求項13に記載の植物の栽培方法。

【請求項17】
前記花卉類は、バラ、シクラメン、チューリップ、キンギョソウ、ダリア、キク、ガーベラおよびランの群から選択される少なくとも1種であることを特徴とする請求項12に記載の植物の栽培方法。

【請求項18】
前記穀類は、イネ、コムギ、オオムギ、トウモロコシ、マメおよび雑穀の群から選択される少なくとも1種であることを特徴とする請求項12に記載の植物の栽培方法。

【請求項19】
培養液を用いた水耕栽培による植物の栽培装置であって、
前記植物の根域を育成する第一空間と前記植物の地上部を育成する第二空間とを仕切る仕切部材と、
前記仕切部材を基準として前記第一空間側に配置され、前記植物の根域に可視域の波長範囲にある光を照射する手段と、
を備えたことを特徴とする植物の栽培装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2012017168thum.jpg
出願権利状態 登録
掲載中の発明について更に詳しい内容の説明を御希望の際は、お気軽にお問い合せください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close