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緩衝シート、緩衝シートの製造方法及び製造装置 新技術説明会

国内特許コード P140011074
整理番号 P13-002,S2013-0417-N0
掲載日 2014年10月30日
出願番号 特願2013-013019
公開番号 特開2014-144784
登録番号 特許第6127340号
出願日 平成25年1月28日(2013.1.28)
公開日 平成26年8月14日(2014.8.14)
登録日 平成29年4月21日(2017.4.21)
発明者
  • 寺田 英嗣
  • 中村 亮太
出願人
  • 国立大学法人山梨大学
発明の名称 緩衝シート、緩衝シートの製造方法及び製造装置 新技術説明会
発明の概要 【課題】 梱包対象物にかかる衝撃を方向性に偏りなく吸収して保持することができると共に、安価で形成が容易な緩衝シートを提供することである。
【解決手段】 第1シート12及び第2シート13等からなる複数のシート部材を重ね合わせて構成される緩衝シート11において、上層側に位置する第2シート13には、複数の山形形状の隆起部14が隆起中心部Tを中心として形成され、それぞれの隆起部14の外周部を下層側の第1シート12に複数の接点Pを介して接合させた。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要



従来、農作物や精密部品等を梱包して出荷する際に、これらの出荷物を梱包材や包装紙で包んだ上で段ボール等に詰めて搬送している。前記梱包材としては、不織布などの繊維性素材や発泡性を有するクッションシートが用いられている。特に、桃などの農作物にあっては、一つ一つその形状に沿うように包み込むと共に、表面に傷が付かないようにするため、安価で大量生産が容易な不織布が多く用いられている。一方、発泡性のクッションシートにあっては、精密機械部品などを包んだり、段ボールなどに収容された梱包物との間の隙間を埋めたりする場合に多く用いられている。





特許文献1には、不織布などからなる2層のシートを用い、片側のみ収縮させて蒲鉾状の断面を持たせた複合シートとその製造方法が開示されている。特許文献2には、緩衝面に不織布を配置し、この不織布を両面エンボス紙又は波付形板紙でバックアップした構造の包装材が開示されている。また、特許文献3には、緩衝面となる側に熱によって収縮するフィルム部材を用い、このフィルム部材を複数の矩形状あるいは蒲鉾状に盛り上げて形成した包装材料が開示されている。

産業上の利用分野



本発明は、不織布等の繊維性素材を用いた緩衝シート、緩衝シートの製造方法及び製造装置に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
複数のシート部材を重ね合わせて構成される緩衝シートにおいて、
上層側に位置するシート部材の表面には、該シート部材に設けられる隆起領域を収縮させることによって隆起させた山形形状の隆起部が複数形成され、各隆起部の下端が下層側のシート部材に接合されていることを特徴とする緩衝シート。

【請求項2】
前記隆起領域の外周に沿ってシート部材を押圧する複数の接点が設けられ、各接点が隆起領域の略中心部分に向けて移動することによって隆起領域のシート部材が収縮する請求項1に記載の緩衝シート。

【請求項3】
前記隆起部は、前記隆起領域の外周に沿って設けられるシート部材を押圧する複数の接点が、隆起領域の略中心部分に向けて移動する際、収縮した隆起領域のシート部材が引き上げられることによって形成される請求項2に記載の緩衝シート。

【請求項4】
前記隆起領域の略中心部分に向けて移動する複数の接点が、各隆起部の下端において下層側のシート部材に接合される請求項2又は3に記載の緩衝シート。

【請求項5】
前記シート部材は、繊維性素材によって形成されている請求項1乃至4のいずれかに記載の緩衝シート。

【請求項6】
前記複数の接点が下層側のシート部材に接合され、前記接合が熱圧着接合である請求項2乃至4のいずれかに記載の緩衝シート。

【請求項7】
平面状のシート部材の表面に隆起領域を設定し、隆起領域の外周に沿って設けたシート部材を押圧する複数の接点を前記隆起領域の略中心部分に向けて移動させることによって隆起領域のシート部材を収縮させると共に、収縮した隆起領域のシート部材を引き上げることによって山形形状に隆起した隆起部を形成し、前記隆起領域の略中心部分に向けて移動させた複数の接点を隆起部の下端において他のシート部材に接合することを特徴とする緩衝シートの製造方法。

【請求項8】
平面状のシート部材の表面に所定の隆起領域を設定し、この隆起領域の外周部を点状に押圧する複数の点状押圧手段と、
前記設定された隆起領域の略中心部分を引き上げるための引き上げ手段と、
前記複数の点状押圧手段と引き上げ手段とを伸縮可能に連結するリンク手段とを備え、
前記引き上げ手段によるシート部材の引き上げと同時に、前記複数の点状押圧手段が前記隆起領域の中心部分に向けてシート部材を押圧しながら収縮することで前記隆起領域に所定高さの隆起部を形成することを特徴とする緩衝シートの製造装置。

【請求項9】
前記複数の点状押圧手段は、前記隆起領域の略中心部分に向けて同時且つ等間隔に収縮しながら移動する請求項に記載の緩衝シートの製造装置。

【請求項10】
前記点状押圧手段の下端には、熱源が設けられ、前記隆起部が複数の接点によって他のシート部材に熱圧着される請求項に記載の緩衝シートの製造装置。

【請求項11】
前記引き上げ手段の下端には、シート部材に粘着する粘着面が設けられる請求項に記載の緩衝シートの製造装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2013013019thum.jpg
出願権利状態 登録
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