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抗ボウフラ剤

国内特許コード P140011096
整理番号 S2014-0874-N0
掲載日 2014年11月6日
出願番号 特願2014-087493
公開番号 特開2015-205838
出願日 平成26年4月21日(2014.4.21)
公開日 平成27年11月19日(2015.11.19)
発明者
  • 山内 聡
  • 西脇 寿
出願人
  • 国立大学法人愛媛大学
発明の名称 抗ボウフラ剤
発明の概要 【課題】即効性であり且つ高い抗ボウフラ活性を有する抗ボウフラ剤を提供する。
【解決手段】下記式(I)で表されるリグナン化合物を有効成分として含むことを特徴とする。



[式中、R1はハロゲン原子を示し、nは1以上、5以下の整数を示す]。ハロゲン原子としては、フルオロ原子またはクロロ原子が好ましく、フルオロ原子がより好ましい。nとしては、1以上、3以下の整数がより好ましく、1または2がさらに好ましい。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


蚊は、吸血して痒みを与える不快害虫であるのみならず、多くの伝染病を媒介する。特に、マラリア、ウエストナイル熱やウエストナイル脳炎、チクングニア熱、デング熱、黄熱など、蚊が熱帯性の病原を媒介してヒトなどに感染させる疾患は多く、これまで蚊の駆除は東南アジアやアフリカ諸国での課題であった。しかし近年、交通網の発達や温暖化による熱帯性病原の北上により、日本国内や欧米諸国でも蚊の駆除が課題となっている。



蚊の駆除には、除虫菊に含まれているピレトリンの誘導体である合成ピレスロイドが主流であり、一部では有機リン系殺虫剤も用いられる。有機リン系殺虫剤は強い毒性を有することが知られている一方で、ピレスロイドの毒性は比較的低いといわれている。しかし合成ピレスロイドにも特に子供に対しては副作用を示すものがあり、喘息などアレルギー性疾患との関係も懸念されている。また、消費者の安全志向から、天然化合物か若しくは天然化合物にできるだけ近い化合物が求められている。



また、蚊の卵は、気温に応じて2~5日で孵化してボウフラとなり、7~10日でオニボウフラと呼ばれる蛹となり、さらに3日ほどで成虫となる。成虫は飛ぶ一方で、卵から蛹の間は水中で棲息するため、蛹までに駆除することが効率的であるといえる。



本発明者らは、食用植物などに多く含まれるリグナンの誘導体を合成し(非特許文献1)、そのアカイエカ幼生に対する殺幼虫活性を測定した(非特許文献2)。

産業上の利用分野


本発明は、即効性であり且つ高い抗ボウフラ活性を有する抗ボウフラ剤に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記式(I)で表されるリグナン化合物を有効成分として含むことを特徴とする抗ボウフラ剤。
【化1】


[式中、R1はハロゲン原子を示し、nは1以上、5以下の整数を示す]

【請求項2】
上記リグナン化合物(I)の第8位および第8’位の絶対配置がRである請求項1に記載の抗ボウフラ剤。

【請求項3】
上記リグナン化合物(I)の水酸基の置換位置が第3位である請求項1または2に記載の抗ボウフラ剤。

【請求項4】
上記ハロゲン原子がフッ素原子である請求項1~3のいずれかに記載の抗ボウフラ剤。

【請求項5】
上記nが1以上、3以下の整数である請求項1~4のいずれかに記載の抗ボウフラ剤。

【請求項6】
さらに溶媒を含み、上記リグナン化合物(I)が当該溶媒に溶解している請求項1~5のいずれかに記載の抗ボウフラ剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
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