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グローブ交換治具

国内特許コード P150011164
整理番号 13893
掲載日 2015年1月13日
出願番号 特願2013-084635
公開番号 特開2014-205220
出願日 平成25年4月15日(2013.4.15)
公開日 平成26年10月30日(2014.10.30)
発明者
  • 小野 高徳
  • 友部 修
  • 天下井 兼一
  • 島根 一之
出願人
  • 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
発明の名称 グローブ交換治具
発明の概要 【課題】 グローブボックスのグローブポートに嵌着されているグローブユニットの交換作業を容易にすることができるグローブ交換治具を実現する。
【解決手段】 グローブボックス1のグローブポート3に着脱可能に係合し、グローブユニット2’を保持してガイドレバー5fを介してガイドレール5bによって移動可能に支持されて保持したグローブユニットをグローブポートに押し込んで嵌着するインナーリング押し込み部5hを備えたグローブ交換治具5において、ガイドレバーは、ガイドレールに摺動自在に嵌合するリニアボールブッシュ5iを介してガイドレールに支持し、インナーリング押し込み部は、回転可能に嵌合した押し込み部保持リング5kをガイドレバーに結合して支持するように構成する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



グローブボックスに設置するグローブは、グローブをインナーリングに取り付けたグローブユニットとして構成されており、グローブボックスの壁に気密状態に取り付けられている筒状のグローブポートにインナーリングを押し込んで気密状態に嵌着することにより設置されている。





このようにグローブボックスに設置されたグローブユニットは、定期的に交換することが必要である。この交換は、グローブポートに嵌着されている交換対象の古いグローブユニットのインナーリングの軸心方向外側に新しいグローブユニットのインナーリングを押し当てて押し込むことによって古いグローブユニットをグローブポートの内側(グローブボックス内)に押し出して落下させることにより新しいグローブユニットのインナーリングをグローブポートに気密状態に嵌着するようにして行う。





この交換作業には、グローブ交換治具が使用される。図4は、従来のグローブ交換治具を使用してグローブボックスのグローブユニットを交換するときの作業状態を示す一部縦断側面図である。





グローブボックス1に対するグローブユニット2の設置は、グローブボックス1の壁(通常は透明窓)1aに設けられた筒状のグローブポート3内にグローブユニット2のインナーリング2aを押し込んで嵌着させることにより行っている。インナーリング2aの外周には複数のシールリング2bが嵌着されており、インナーリング2aをグローブポート3内に押し込むと、シールリング2bがインナーリング2aとグローブボート3の内壁面に圧接して気密状態となる。インナーリング2aには、グローブが取り付けられているが、図示説明は省略する。





このようにグローブポート3に嵌着して設置されたグローブユニット2を交換するときには、新しいグローブユニット2’を用意し、そのインナーリング2’aの軸方向内側端縁をグローブポート3に嵌着している古いグローブユニット2のインナーリング2aの軸心方向外側端縁に当接し、新しいグローブユニット2’をグローブポート3内に押し込むことにより、古いグローブユニット2をグローブポート3から押し出して新しいグローブユニット2’をグローブポート3に嵌着するように行う。グローブ交換治具4は、このとき、新しいグローブユニット2’を押し込むために使用する。





従来のグローブ交換治具4は、グローブポート3の外周にバヨネット構造によって着脱可能に係合する係合リング4aと、この係合リング4aからグローブポート3の外周に沿って押し込み方向の上流側に該グローブポート3の軸心と平行に伸びる複数本(例えば3本)のガイドレール4bと、このガイドレール4bの外端に結合された天板4cと、この天板4cの中心に螺合して進退する押し込みネジ軸4dと、この押し込みネジ軸4dの外端に結合されたハンドル4eと、前記ガイドレール4bを摺動するように該ガイドレール4bに嵌合するガイドレバー4fによってグローブポート3と同心的に移動可能に支持され、前記押し込みネジ軸4dの先端に結合部4gによって回転可能に係合するインナーリング押し込み部4hを備える。





このグローブ交換治具4を使用してのグローブユニット交換は、次のようにして行う。先ず、グローブ交換治具4のハンドル4eを回して押し込みネジ軸4dを後退させることによりインナーリング押し込み部4gを最後端(グローブポート3から最も遠ざかる位置)まで後退させ、後退したインナーリング押し込み部4hに新しいグローブユニット2’のインナーリング2’aの外側端縁を係合してグローブユニット2’を保持し、グローブユニット2’を保持したグローブ交換治具4の係合リング4aをグローブポート3に係合させてグローブ交換治具4をグローブポート3に取り付ける。その後、インナーリング押し込み部4hに保持している新しいグローブユニット2’の取り付け向き(グローブの向き)を調整し、ハンドル4eを回して押し込みネジ軸4dを前進させてインナーリング押し込み部4hを前進させながら保持したグローブユニット2’のインナーリング2’aの内端縁を古いグローブユニット2のインナーリング2aの外端縁に当接し、更にハンドル4eを回させて押し込みネジ軸4dを前進させ、インナーリング押し込み部4hを前進させることにより古いグローブユニット2をグローブポート3の内側に押し出すと共に新しいグローブユニット2’をグローブポート3内に嵌着する。





このようにグローブ交換作業に使用するグローブ交換治具4は、グローブ押し込み部4hの芯ずれを防止するためにガイドレール4bに対してガイドレバー4fがナイロンブッシュ(図示省略)を介して密接状態に嵌合していることから、グローブユニット2’から偏った反力が作用すると押し込み移動を円滑に行うことができず、また、インナーリング押し込み部4hはガイドレバー4fに拘束されて回転することができないことから該インナーリング押し込み部4hに保持している新しいグローブユニット2’のインナーリング2’aを回転させてグローブの取り付け向きを調整する作業も面倒であった。

産業上の利用分野



本発明は、グローブボックスにおけるグローブの交換に使用するグローブ交換治具に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
グローブボックスのグローブポートに着脱可能に係合し、グローブユニットを保持してガイドレバーを介してガイドレールによって移動可能に支持されて保持した前記グローブユニットをグローブポートに押し込んで嵌着するインナーリング押し込み部を備えたグローブ交換治具において、
前記ガイドレバーは、前記ガイドレールに摺動自在に嵌合するリニアボールブッシュを介して前記ガイドレールに支持され、
前記インナーリング押し込み部は、回転可能に嵌合した押し込み部保持リングを前記ガイドレバーに結合して支持されたことを特徴とするグローブ交換治具。

【請求項2】
請求項1において、前記リニアボールブッシュは、前記ガイドレバーにおける反押し込み方向側に伸びるように配置して設けたことを特徴とするグローブ交換治具。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2013084635thum.jpg
出願権利状態 公開
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