TOP > 国内特許検索 > ワクチンアジュバント及び免疫増強剤

ワクチンアジュバント及び免疫増強剤 新技術説明会

国内特許コード P150011185
整理番号 S2014-1061-N0
掲載日 2015年1月27日
出願番号 特願2014-140033
公開番号 特開2016-017044
出願日 平成26年7月7日(2014.7.7)
公開日 平成28年2月1日(2016.2.1)
発明者
  • 瀧井 猛将
  • 小野嵜 菊夫
  • 山中 淳平
  • 伊藤 佐生智
  • 竹野 聖史
  • 北川 慎也
出願人
  • 公立大学法人名古屋市立大学
  • 国立大学法人 名古屋工業大学
発明の名称 ワクチンアジュバント及び免疫増強剤 新技術説明会
発明の概要 【課題】本発明はタバコ煙濃縮物由来の有用物質を特定し、その利用・応用を図ることを課題とする。
【解決手段】タバコ煙濃縮物、当該タバコ煙濃縮物のアジュバント活性を示す画分、5-ヒドロキシ-2-メチルピリジン若しくはその類縁化合物、又はm-ヒドロキシアセトフェノン若しくはその類縁化合物を有効成分として含む、免疫アジュバントが提供される。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


喫煙習慣は関節リウマチ(rheumatoid arthritis ;RA)発症における主な環境要因である。喫煙によりRA発症リスクは1.5~2.5倍程度に上昇し、HLA-DRB1の共有エピトープ(SE)を持つ人は15.7倍にまで発症リスクが増大するとされている。このリスク上昇は主にリウマトイド因子 (rheumatoid factor;RF) 陽性RAにおいて認められることが報告されている(非特許文献1)。また、RFは免疫複合体を形成してIII型アレルギーを引き起こし、補体を活性化して炎症を形成する。RFの他、抗環状シトルリン化ペプチド抗体(anti-cyclic citrullinated peptide antibody;抗CCP抗体)もRAの主要なマーカーであり、RFと同様に抗CCP抗体が陽性のRAにおいて喫煙によるRA発症リスクの上昇が見られる(非特許文献2)。また、早期のリウマチ患者において喫煙習慣を持つ患者は、メトトレキサートなどのRA治療薬の効果が減弱するという報告もある(非特許文献3)。



タバコの煙は、ニコチンやアルデヒドや多環芳香族炭化水素類など、4000種類を超える化学物質を含む。いくつかの化合物については、疾患(炎症性疾患や免疫疾患)との関係が指摘されている(例えば非特許文献4~7)。一方、本発明者らの研究グループは、タバコ煙濃縮物(Cigarette Smoke Condensate: CSC)がヒト滑膜細胞株MH7Aからの炎症性サイトカイン(IL-1、TNF-α等)の産生を増強させることを報告している(非特許文献8)。また、CSCは、コラーゲンを投与することで誘発される関節炎(Collagen Induced Arthritis: CIA)を増悪させる活性をもつこと(非特許文献9)、及びCSCをマウスに経鼻投与することによりCIAが増悪すること(非特許文献10)も報告した。

産業上の利用分野


本発明は免疫アジュバント及びその利用に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
タバコ煙濃縮物、該タバコ煙濃縮物のアジュバント活性を示す画分、5-ヒドロキシ-2-メチルピリジン若しくはその類縁化合物、又はm-ヒドロキシアセトフェノン若しくはその類縁化合物を有効成分として含む、免疫アジュバント。

【請求項2】
有効成分が5-ヒドロキシ-2-メチルピリジン又は2-ヒドロキシ-3-メチルピリジンである、請求項1に記載の免疫アジュバント。

【請求項3】
有効成分がm-ヒドロキシアセトフェノンである、請求項1に記載の免疫アジュバント。

【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載の免疫アジュバントと抗原を含むワクチン。

【請求項5】
他の免疫アジュバントを更に含む、請求項4に記載のワクチン。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close