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パーソナルゲノム情報環境提供装置、パーソナルゲノム情報環境提供方法、および、プログラム

国内特許コード P150011288
掲載日 2015年2月9日
出願番号 特願2013-543428
登録番号 特許第5514963号
出願日 平成25年3月22日(2013.3.22)
登録日 平成26年4月4日(2014.4.4)
国際出願番号 JP2013058433
国際公開番号 WO2013141386
国際出願日 平成25年3月22日(2013.3.22)
国際公開日 平成25年9月26日(2013.9.26)
優先権データ
  • 特願2012-067762 (2012.3.23) JP
発明者
  • 城戸 隆
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 パーソナルゲノム情報環境提供装置、パーソナルゲノム情報環境提供方法、および、プログラム
発明の概要 本発明は、習慣情報と、生体信号情報と、を統合したセルフトラッキング情報を取得し、パーソナルゲノム情報、および、取得されたセルフトラッキング情報に基づき、ユーザの特性に関する特性情報を取得し、取得された特性情報を出力する。
従来技術、競合技術の概要



従来から、肉体的または精神的なヘルスケア情報を提供する技術が開示されている。





非特許文献1に記載の疾患リスク予想方法においては、次世代シーケンスシーケンサー技術等の革新的技術の近年における急激なコストダウンを利用して、遺伝子の個人差を予防医療に生かし、疾患に関連する遺伝子を発見し、個人の疾患リスクを予想しようというオーダーメイド医療実現のための技術が開示されている。





また、非特許文献2乃至5に記載のソーシャルネットワークサービスにおいては、ソーシャルネットワークなどのコミュニティを積極的に利用してインターネットでつながれたヒトの情報を共有し、問題解決、ヘルスケア、および、科学発見に役立てる参加型ヘルスケア、および、参加型科学発見すなわちCitizenScieceと呼ばれる技術が開示されている。当該ソーシャルネットワークサービスにおいては、従来のように遺伝子研究の医学研究者の間だけで主に病気のヒトを対象にして使われていたパーソナルゲノム情報を、一般の多くの健康なヒトにも手にしやすくさせている。それにより、当該ソーシャルネットワークサービスにおいては、従来よりも飛躍的にサンプルデータの数を収集できるようになり、従来得られていた知見とは全く異なる新たな知見を見出す可能性を提示している。





また、古来より、心身ともに健康で自分らしい生き方を見出していくために宗数、哲学、または、人間関係など様々な知見が歴史的に蓄積され、近年ではコーチングや自己啓発などの分野で実用的なプログラムも開発されてきている。当該プログラムとしては、例えば、ナポレオンヒルプログラム(成功哲学)、デルカーネギープログラム(人間関係)、Aエニアグラム(人間関係)、および、NLP(認知心理学に基づく自己トレーニング)などがあった。しかしながら、当該プログラムは、主に多くの経験やケースに基づいて体系化されてきたものであり、必ずしも科学データに裏付けられているものではなかった。そこで、非特許文献6に記載のExperience Sampling Method(ESM)という手法においては、科学データに基づき人が幸せを感じる要因にアプローチする技術が開示されている。具体的には、当該ESMにおいては、ポケベルを参加者に配り、ポケベルが鳴ったときに参加者がどのような状態でどう感じていたかのデータを集積し、人がどういう状態のときに幸せを感じるかについて分析する技術が開示されている。

産業上の利用分野



本発明は、パーソナルゲノム情報環境提供装置、パーソナルゲノム情報環境提供方法、および、プログラムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
イベントデータおよび感情情報を含むユーザの習慣情報、ならびに、生体信号情報をセルフトラッキングするモニタリングデバイス部と出力部と制御部と記憶部とを少なくとも備えたパーソナルゲノム情報環境提供装置であって、
上記記憶部は、
発達障害に関連する、上記ユーザの遺伝子情報と、遺伝的知識情報と、を対応付けたパーソナルゲノム情報を記憶するパーソナルゲノム情報記憶手段、
を備え、
上記制御部は、
上記モニタリングデバイス部にて検出された、上記習慣情報と、上記生体信号情報と、を統合したセルフトラッキング情報を取得するセルフトラッキング情報取得手段と、
上記パーソナルゲノム情報記憶手段に記憶された上記パーソナルゲノム情報と、上記セルフトラッキング情報取得手段により取得された上記セルフトラッキング情報と、を統合した統合情報を取得する情報統合手段と、
上記情報統合手段により取得された上記統合情報に対する遺伝子統計解析を用いたデータマイニングにより、上記遺伝子情報と、上記セルフトラッキング情報と、の相関に関する相関情報を含む対話的知識情報を取得するデータマイニング手段と、
上記データマイニング手段により取得された上記対話的知識情報を含む上記ユーザの認知特性に関する特性情報を上記出力部を介して出力する情報出力手段と、
を備えたことを特徴とするパーソナルゲノム情報環境提供装置。

【請求項2】
請求項1に記載のパーソナルゲノム情報環境提供装置において、
上記特性情報は、
遺伝的な病気のリスク予測情報、薬効予測情報、および/または、個性予測情報を含むことを特徴とするパーソナルゲノム情報環境提供装置。

【請求項3】
請求項1または2に記載のパーソナルゲノム情報環境提供装置において、
上記習慣情報は、
食事、睡眠、運動、日記、行動記録、および/または、行動特性問診表に基づく情報であることを特徴とするパーソナルゲノム情報環境提供装置。

【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか一つに記載のパーソナルゲノム情報環境提供装置において、
上記生体信号情報は、
脳波、心拍数、睡眠波形、血糖値、体重、および/または、運動量に基づく情報であることを特徴とするパーソナルゲノム情報環境提供装置。

【請求項5】
イベントデータおよび感情情報を含むユーザの習慣情報、ならびに、生体信号情報をセルフトラッキングするモニタリングデバイス部と出力部と制御部と記憶部とを少なくとも備えたパーソナルゲノム情報環境提供装置において実行されるパーソナルゲノム情報環境提供方法であって、
上記記憶部は、
発達障害に関連する、上記ユーザの遺伝子情報と、遺伝的知識情報と、を対応付けたパーソナルゲノム情報を記憶するパーソナルゲノム情報記憶手段、
を備え、
上記制御部において実行される、
上記モニタリングデバイス部にて検出された、上記習慣情報と、上記生体信号情報と、を統合したセルフトラッキング情報を取得するセルフトラッキング情報取得ステップと、
上記パーソナルゲノム情報記憶手段に記憶された上記パーソナルゲノム情報と、上記セルフトラッキング情報取得ステップにて取得された上記セルフトラッキング情報と、を統合した統合情報を取得する情報統合ステップと、
上記情報統合ステップにて取得された上記統合情報に対する遺伝子統計解析を用いたデータマイニングにより、上記遺伝子情報と、上記セルフトラッキング情報と、の相関に関する相関情報を含む対話的知識情報を取得するデータマイニングステップと、
上記データマイニングステップにて取得された上記対話的知識情報を含む上記ユーザの認知特性に関する特性情報を上記出力部を介して出力する情報出力ステップと、
を含むことを特徴とするパーソナルゲノム情報環境提供方法。

【請求項6】
請求項5に記載のパーソナルゲノム情報環境提供方法において、
上記特性情報は、
遺伝的な病気のリスク予測情報、薬効予測情報、および/または、個性予測情報を含むことを特徴とするパーソナルゲノム情報環境提供方法。

【請求項7】
請求項5または6に記載のパーソナルゲノム情報環境提供方法において、
上記習慣情報は、
食事、睡眠、運動、日記、行動記録、および/または、行動特性問診表に基づく情報であることを特徴とするパーソナルゲノム情報環境提供方法。

【請求項8】
請求項5乃至7のいずれか一つに記載のパーソナルゲノム情報環境提供方法において、
上記生体信号情報は、
脳波、心拍数、睡眠波形、血糖値、体重、および/または、運動量に基づく情報であることを特徴とするパーソナルゲノム情報環境提供方法。

【請求項9】
イベントデータおよび感情情報を含むユーザの習慣情報、ならびに、生体信号情報をセルフトラッキングするモニタリングデバイス部と出力部と制御部と記憶部とを少なくとも備えたパーソナルゲノム情報環境提供装置に実行させるためのプログラムであって、
上記記憶部は、
発達障害に関連する、上記ユーザの遺伝子情報と、遺伝的知識情報と、を対応付けたパーソナルゲノム情報を記憶するパーソナルゲノム情報記憶手段、
を備え、
上記制御部において、
上記モニタリングデバイス部にて検出された、上記習慣情報と、上記生体信号情報と、を統合したセルフトラッキング情報を取得するセルフトラッキング情報取得ステップと、
上記パーソナルゲノム情報記憶手段に記憶された上記パーソナルゲノム情報と、上記セルフトラッキング情報取得ステップにて取得された上記セルフトラッキング情報と、を統合した統合情報を取得する情報統合ステップと、
上記情報統合ステップにて取得された上記統合情報に対する遺伝子統計解析を用いたデータマイニングにより、上記遺伝子情報と、上記セルフトラッキング情報と、の相関に関する相関情報を含む対話的知識情報を取得するデータマイニングステップと、
上記データマイニングステップにて取得された上記対話的知識情報を含む上記ユーザの認知特性に関する特性情報を上記出力部を介して出力する情報出力ステップと、
を実行させるためのプログラム。

【請求項10】
請求項9に記載のプログラムにおいて、
上記特性情報は、
遺伝的な病気のリスク予測情報、薬効予測情報、および/または、個性予測情報を含むことを特徴とするプログラム。

【請求項11】
請求項9または10に記載のプログラムにおいて、
上記習慣情報は、
食事、睡眠、運動、日記、行動記録、および/または、行動特性問診表に基づく情報であることを特徴とするプログラム。

【請求項12】
請求項9乃至11のいずれか一つに記載のプログラムにおいて、
上記生体信号情報は、
脳波、心拍数、睡眠波形、血糖値、体重、および/または、運動量に基づく情報であることを特徴とするプログラム。
産業区分
  • 演算制御装置
  • 記憶装置
  • 入出力装置
  • 計算機応用
  • その他情報処理
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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