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貝類の着卵材並びにそれを用いた貝類の採苗方法および養殖方法

国内特許コード P150011308
整理番号 S2012-0806-N0
掲載日 2015年2月16日
出願番号 特願2012-168849
公開番号 特開2014-131488
登録番号 特許第5370876号
出願日 平成24年7月30日(2012.7.30)
公開日 平成26年7月17日(2014.7.17)
登録日 平成25年9月27日(2013.9.27)
発明者
  • 小島 昭
  • 藤重 昌生
  • 石井 敏明
出願人
  • 石井商事株式会社
  • 独立行政法人国立高等専門学校機構
発明の名称 貝類の着卵材並びにそれを用いた貝類の採苗方法および養殖方法
発明の概要 【課題】採苗効率が極めて高く安定し、その上、着卵材の設置時期も産卵時期に左右されない貝類の着卵材を提供する。
【解決手段】金属鉄と、着卵部となる炭素材とを含み、該炭素材と該金属鉄との少なくとも一部が接触している構成とする。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



水産資源の限られた我が国では、牡蠣などの貝類の養殖が全国的に広く行われている。

例えば、牡蠣だけでも20種類以上の種類が知られおり、全国各地で養殖されていて、生産地によって種々の養殖方法が採られている。そのなかでも一般的には、海に浮遊している自然牡蠣卵を着卵材に付着(採苗)させて牡蠣の稚貝とし、その牡蠣の稚貝をイカダからつり下げ、2~3年かけてさらに成長させるという方法が採られている。なお、その際の採苗方法は、牡蠣が卵を産卵する時期に着卵材としてホタテガイをタイミングよくつり下げておき、そこに卵を着卵させるというものである。





また、放出された卵を付着させるホタテガイは、経験と伝統で使用されているものである。その他の着卵材の材料としては、竹や、貝殻、かわら、コンクリート、プラスチックなどがあるが、我が国では、やはりホタテガイの貝殻が一番多く用いられている。

産業上の利用分野



本発明は、貝類の採苗場として最適な貝類の着卵材およびそれを用いた貝類の採苗方法および養殖方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
貝類の着卵材であって、金属鉄と、着卵部となる炭素材とを含み、該金属鉄の外周に該炭素材を設けることによって、該炭素材と該金属鉄との少なくとも一部が接触していることを特徴とする貝類の着卵材。

【請求項2】
前記炭素材が、炭素繊維強化プラスチック、膨張黒鉛シートおよび炭素繊維布帛、黒鉛材のうちから選んだ1種以上であることを特徴とする請求項1に記載の貝類の着卵材。

【請求項3】
前記炭素材の表面粗度が算術平均粗さで0.5μm以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の貝類の着卵材。

【請求項4】
前記金属鉄を含む鉄材が、Fe含有量:5質量%以上であることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の貝類の着卵材。

【請求項5】
前記鉄材が円筒形状であって溶出体の中心とし、その外周に、短冊状、メッシュ状、線状および棒状のうちから選んだ1種以上の形状をなす炭素材を配置することを特徴とする請求項4に記載の貝類の着卵材。

【請求項6】
前記鉄材および前記炭素材がともに棒状であることを特徴とする請求項4または5に記載の貝類の着卵材。

【請求項7】
前記鉄材と炭素材との外側から、自己収縮性を持つ固縛材で包んだことを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載の貝類の着卵材。

【請求項8】
請求項1~7のいずれかに記載の貝類の着卵材を、汽水域および海中の少なくとも1箇所に吊り下げて貝類の採苗を行うことを特徴とする貝類の採苗方法。

【請求項9】
請求項8に記載の方法により採苗された貝類を、請求項1~7のいずれかに記載の貝類の着卵材の鉄イオン溶出範囲内に設置して養殖を行うことを特徴とする貝類の養殖方法。
産業区分
  • 水産
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2012168849thum.jpg
出願権利状態 登録
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