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無機材又は金属材の蛍光浸透探傷方法

国内特許コード P150011311
整理番号 S2012-0903-N0
掲載日 2015年2月16日
出願番号 特願2012-164424
公開番号 特開2014-024767
登録番号 特許第6031724号
出願日 平成24年7月25日(2012.7.25)
公開日 平成26年2月6日(2014.2.6)
登録日 平成28年11月4日(2016.11.4)
発明者
  • 森口 哲次
  • 板井 一正
出願人
  • 国立大学法人九州工業大学
  • 板井築炉株式会社
発明の名称 無機材又は金属材の蛍光浸透探傷方法
発明の概要 【課題】高い蛍光強度を有し、かつ濃度消光の問題がほぼないとともに、無機物表面や金属表面との親和性に優れる新規のユーロピウムジケトンキレート化合物及びこれを用いた無機材又は金属材の蛍光浸透探傷方法を提供する。
【解決手段】特定のユーロピウムジケトンキレート化合物を無機材又は金属材の蛍光浸透探傷方法に用いる。
【選択図】図6
従来技術、競合技術の概要


様々な発光物質が、有機EL、エネルギー変換素子あるいは表示素子等に用いられている。これらの発光物質は、有価証券偽造防止手段、接着表面検査手段、微量物質検知手段、材料の表面傷検査手段等にも用いられている。



発光物質を用いた表面傷検査手段である蛍光浸透探傷検査において、緑色や青色の蛍光材料を用いると、人間の目の感受性が高い点において好ましいが、自然界や無機材料に多く存在する、緑色や青色の夾雑蛍光成分によって適切な検査が行えないことが起こりえる。この不具合を避けるためには、赤色蛍光材料を用いることが好ましい。



赤色蛍光材料としてユーロピウムジケトンキレート化合物が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
しかしながら、従来のユーロピウムジケトンキレート化合物は、結晶性が高いものがほとんどである。これら結晶性が高い化合物は、塗布、製膜、ポリマー基材への分散等の加工性が悪く、発光性能的にも均一性や劣化等の問題がある。又、これら結晶性が高い化合物は、粒子となり良好なポリマー分散性が得られないので、濃度消光を起こしやすい問題がある。



この課題に鑑み、本発明者等のうちの一部は、先に、紫外線照射で安定に赤色発光を示し、又、高い分散性を有するユーロピウムジケトンキレート化合物及びそれを用いた蛍光材料を開示している(特許文献3)。このユーロピウムジケトンキレート化合物は、下記式(1)で示される。



【化1】


式(1)
(式中、Xはヘテロ環カチオン性モノマー、カチオン性オリゴマーであり、Rは芳香族化合物基又は二重結合を複数含む複素環化合物基であり、Zは水素原子又は脂肪族若しくは脂環式化合物の置換基である)

産業上の利用分野



本発明は、ユーロピウムジケトンキレート化合物及びこれを用いた無機材又は金属材の蛍光浸透探傷方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記式(2)で示されるユーロピウムジケトンキレート化合物を含む溶液を無機材又は金属材に塗布するか、又は前記ユーロピウムジケトンキレート化合物を含む溶液に無機材又は金属材を浸漬する第一の工程と、無機材又は金属材の表面を有機溶剤で洗浄する第二の工程と、無機材又は金属材の表面に紫外線を照射して表面欠陥箇所を発光させる第三の工程を有することを特徴とする無機材又は金属材の蛍光浸透探傷方法
【化1】


式(2)
(式中、Xはヘテロ環カチオン性モノマー、ヘテロ環カチオン性ポリマー又はヘテロ環カチオン性オリゴマーであり、Rは末端にトリアルキルシリル基、ハロゲン基、トリアルコキシシリル基、チオール基又はアジド基を有する芳香族化合物基であり、Zは水素原子又は脂肪族若しくは脂環式化合物の置換基である)

【請求項2】
前記無機材がシリコンウエハであることを特徴とする請求項記載の無機材又は金属材の蛍光浸透探傷方法。

【請求項3】
前記表面欠陥箇所が白透け箇所であることを特徴とする請求項記載の無機材又は金属材の蛍光浸透探傷方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2012164424thum.jpg
出願権利状態 登録
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