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インターロイキン-6遺伝子プロモーターの多型に基づくケロイド発症可能性の測定

国内特許コード P150011314
掲載日 2015年2月16日
出願番号 特願2012-178851
公開番号 特開2014-036581
出願日 平成24年8月10日(2012.8.10)
公開日 平成26年2月27日(2014.2.27)
発明者
  • モハマッド ガジザデ
  • 土佐 眞美子
出願人
  • 学校法人日本医科大学
発明の名称 インターロイキン-6遺伝子プロモーターの多型に基づくケロイド発症可能性の測定
発明の概要 【課題】ケロイド発症可能性を診断できる方法を提供する。
【解決手段】インターロイキン-6(IL-6)遺伝子プロモーター中に存在する特定の多型に基づきケロイドの素因を判定するケロイドの素因の検査方法又は当該方法を実施するためのケロイド検査キット。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要



ケロイドは、原因不明で、且つ動物モデルが確立されていない特殊な難治性疾患である。ケロイドに対する特効薬はなく、放置すれば拡大していき、痛みや痒みを伴ってくるため、患者の苦痛は大きい。従って、ケロイドに対する効果的な治療法の開発は急務である。しかしながら、ケロイド発生機序については、未だ不明な点が多く、特効薬の開発に至っていない。





一方、ケロイドの発生率は、人種により異なることから、何かしらの遺伝子レベルの違いがケロイド発生素因の根底にあると考えられている。本願発明者等は、ケロイド発生にIL-6シグナル伝達経路が関与していることを報告してきた(非特許文献1及び2)。





また、近年、IL-6シグナル伝達経路が関与する遺伝子多型が報告されている(非特許文献3及び4)。さらに、IL-6遺伝子における多型と疾患の素因との関係が報告されている。例えば、特許文献1は、IL-6遺伝子における多型に基づき骨粗鬆症の素因又は罹患性を診断する方法を開示する。





しかしながら、ケロイドの素因とIL-6遺伝子の多型との関連については、従来において知られていなかった。

産業上の利用分野



本発明は、例えばインターロイキン-6(以下、「IL-6」と称する)遺伝子プロモーターの多型を用いたケロイド発症可能性の診断方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ヒトインターロイキン-6(IL-6)遺伝子の5'非翻訳領域中に存在する配列番号1に記載のヌクレオチド配列における120番目の塩基(一塩基多型国際番号rs1800796の多型部位の塩基)及び/又は299~319番目の塩基(一塩基多型国際番号rs56108454の多型部位の塩基)を同定することを含む、ケロイドの素因の検査方法。

【請求項2】
前記120番目の塩基の遺伝子型がG/C型である場合に、C/C型及び/又はG/G型と比較してケロイドの素因が高いと判定するか、又は、
前記120番目の塩基の遺伝子型がC/C型又はG/G型である場合に、G/C型と比較してケロイドの素因が低いと判定する、請求項1記載の方法。

【請求項3】
前記299~319番目の塩基の遺伝子型がA10T10/A9T11型である場合に、それ以外の遺伝子型と比較してケロイドの素因が高いと判定するか、又は、
前記299~319番目の塩基の遺伝子型がA10T10/A9T11型以外の遺伝子型である場合に、A10T10/A9T11型と比較してケロイドの素因が低いと判定する、請求項1又は2記載の方法。

【請求項4】
前記120番目の塩基の遺伝子型がG/C型である場合で、更に前記299~319番目の塩基の遺伝子型がA10T10/A9T11型である場合に、前記120番目の塩基の遺伝子型がC/C型又はG/G型であり、且つ前記299~319番目の塩基の遺伝子型がA10T10/A9T11型以外の遺伝子型である場合と比較して多発性ケロイドの素因が高いと判定するか、又は、
前記120番目の塩基の遺伝子型がC/C型又はG/G型である場合で、更に前記299~319番目の塩基の遺伝子型がA10T10/A9T11型以外の遺伝子型である場合に、前記120番目の塩基の遺伝子型がG/C型であり、且つ前記299~319番目の塩基の遺伝子型がA10T10/A9T11型である場合と比較して多発性ケロイドの素因が低いと判定する、請求項1~3のいずれか1項記載の方法。

【請求項5】
以下の(a)及び/又は(b)の成分を含む、請求項1~4のいずれか1項記載の方法を実施するためのケロイド検査キット。
(a)ヒトIL-6遺伝子の5'非翻訳領域中に存在する配列番号1に記載のヌクレオチド配列における120番目の塩基(一塩基多型国際番号rs1800796の多型部位の塩基)及び/又は299~319番目の塩基(一塩基多型国際番号rs56108454の多型部位の塩基)を含む領域を増幅することができるプライマー対
(b)ヒトIL-6遺伝子の5'非翻訳領域中に存在する配列番号1に記載のヌクレオチド配列における120番目の塩基(一塩基多型国際番号rs1800796の多型部位の塩基)及び/又は299~319番目の塩基(一塩基多型国際番号rs56108454の多型部位の塩基)を含む領域にハイブリダイズすることができるプローブ

【請求項6】
前記プライマー対が配列番号2に記載の塩基配列から成るプライマーと配列番号3に記載の塩基配列から成るプライマーとのプライマー対である、請求項5記載のキット。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開


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