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ヒトコア2β1,6-N-アセチルグルコサミニルトランスフェラーゼ1を特異的に認識するモノクローナル抗体の使用およびこの抗体を含むキット

国内特許コード P150011323
整理番号 S2013-0086-N0
掲載日 2015年2月18日
出願番号 特願2012-232564
公開番号 特開2014-084284
登録番号 特許第6183880号
出願日 平成24年10月22日(2012.10.22)
公開日 平成26年5月12日(2014.5.12)
登録日 平成29年8月4日(2017.8.4)
発明者
  • 大山 力
  • 米山 徹
  • 飛澤 悠葵
  • 畠山 真吾
出願人
  • 国立大学法人弘前大学
発明の名称 ヒトコア2β1,6-N-アセチルグルコサミニルトランスフェラーゼ1を特異的に認識するモノクローナル抗体の使用およびこの抗体を含むキット
発明の概要 【課題】 前立腺癌の悪性度の判定や前立腺癌と前立腺肥大の識別を行うために有用なモノクローナル抗体を提供すること。
【解決手段】 本発明によれば、ヒトコア2β1,6-N-アセチルグルコサミニルトランスフェラーゼ1を特異的に認識し、分子量が14万Da~16万Daであって、免疫グロブリンタイプがIgG1(κ)であるモノクローナル抗体が提供される。その具体例としては、ハイブリドーマHU127(NITE P-1409)から産生されるものが挙げられる。
【選択図】 図5
従来技術、競合技術の概要



前立腺癌(prostate carcinoma:以下「Pca」と略す)は男性の主要な死亡原因であることは周知の通りであり、前立腺特異抗原(prostate specific antigen:以下「PSA」と略す)はPcaに対する最も重要な腫瘍マーカーとして認識されている。しかしながら、PSAを指標にしてPcaの悪性度を判定したり、Pcaと前立腺肥大(benign prostate hyperplasia:以下「BPH」と略す)を識別したりすることは困難である。そのため、Pcaの悪性度の判定やPcaとBPHの識別を高感度に再現性よく行うための方法の開発が望まれている。





このような背景のもと、本発明者らの研究グループは、ある種の癌細胞の表面に発現し、癌の転移などに関わっていることが知られているCore2 O-glycanと呼ばれるO-グリカンの生合成のキーとなる糖転移酵素であるコア2β1,6-N-アセチルグルコサミニルトランスフェラーゼ(Core2 β1,6-N-acetylglucosaminyltransferase:以下「C2GnT」と略す。図1にCore2 O-glycanの構造とC2GnTが触媒する糖転移反応部位を示す)に注目し、C2GnTを指標にしてPcaの悪性度を判定する方法を特許文献1において提案している。しかしながら、特許文献1においては、ポリクローナル抗体を用いて分析試料中のC2GnTを検出しているため、3種類のアイソフォームが存在するC2GnTに対する特異性の面で改良の余地がある。また、ポリクローナル抗体は均質なものを安定に大量供給することが困難であるといった問題もある。

産業上の利用分野



本発明は、前立腺癌の悪性度の判定や前立腺癌と前立腺肥大の識別を行うために有用な、ヒトコア2β1,6-N-アセチルグルコサミニルトランスフェラーゼ1を特異的に認識するモノクローナル抗体に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
前立腺癌の悪性度の判定および/または前立腺癌と前立腺肥大の識別を行うために、分析試料中のヒトコア2β1,6-N-アセチルグルコサミニルトランスフェラーゼ1を検出するための、ヒトコア2β1,6-N-アセチルグルコサミニルトランスフェラーゼ1を特異的に認識し、分子量が14万Da~16万Daであって、免疫グロブリンタイプがIgG1(κ)である、ハイブリドーマHU127(NITE P-1409)から産生されるモノクローナル抗体の使用

【請求項2】
前立腺癌の悪性度の判定および/または前立腺癌と前立腺肥大の識別を行うための、ヒトコア2β1,6-N-アセチルグルコサミニルトランスフェラーゼ1を特異的に認識し、分子量が14万Da~16万Daであって、免疫グロブリンタイプがIgG1(κ)である、ハイブリドーマHU127(NITE P-1409)から産生されるモノクローナル抗体を少なくとも含むキット。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2012232564thum.jpg
出願権利状態 登録
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