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新規バチルス属窒素固定細菌、植物生育促進剤、及び植物の栽培方法

国内特許コード P150011334
整理番号 S2013-0067-N0
掲載日 2015年2月18日
出願番号 特願2012-249348
公開番号 特開2014-096996
登録番号 特許第6024963号
出願日 平成24年11月13日(2012.11.13)
公開日 平成26年5月29日(2014.5.29)
登録日 平成28年10月21日(2016.10.21)
発明者
  • 横山 正
出願人
  • 国立大学法人東京農工大学
発明の名称 新規バチルス属窒素固定細菌、植物生育促進剤、及び植物の栽培方法
発明の概要 【課題】水稲を初めとする各種植物に対して窒素栄養を供給する。
【解決手段】窒素固定能を有し、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)に分類されるバチルス属窒素固定細菌である。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



窒素固定細菌は、水稲根圏やその他の作物根圏に緩く共生し、植物体に窒素栄養を供給することで生育促進効果を奏する細菌として知られている。窒素固定細菌に関する研究の歴史は長く、1971年にYoshidaら(非特許文献1)により水稲根圏における窒素固定活性が発見・報告された。また、Watanabe and Furusaka(非特許文献2)は、水稲根圏には多数の窒素固定細菌が生息していることを明らかにした。さらに、BaldaniとDobereiner(非特許文献3)やLadhaら(非特許文献4)は、水稲の根からAzospirillum lipoferumとA. brasilenseを単離した。一方、GreenlandとWatanabeは、日本やフィリピンの長期肥料連用水田の窒素収支を測定し、水田における生物窒素固定を50~75KgN/haと推定した。





以上のような長年の研究から、Azospirillum属細菌を水稲に接種することで当該水稲の根圏における窒素固定活性を上昇させ、栄養窒素を供給するための化学窒素肥料の使用量を低減しながら同程度の収量を達成技術が試験されている。ところが、窒素固定能を有するAzospirillum属細菌は、微生物担体に担持された状態での生残率が極めて低く、水稲栽培や他の植物栽培における生育促進剤として利用しても所期の効果を達成するのが困難であった。

産業上の利用分野



本発明は、バチルス属に属し、窒素固定能を有する新規バチルス属窒素固定細菌に関し、当該バチルス属窒素固定細菌を含む植物生育促進剤及び当該バチルス属窒素固定細菌を利用した水稲栽培方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
窒素固定能を有し、受託番号NITE BP-1356で特定されるバチルス・プミルス(Bacillus pumilus)TUAT1株であるバチルス属窒素固定細菌。

【請求項2】
請求項記載のバチルス属窒素固定細菌を含む、発根促進効果を有する植物生育促進剤。

【請求項3】
上記バチルス属窒素固定細菌は栄養細胞及び/又は胞子であることを特徴とする請求項記載の植物生育促進剤。

【請求項4】
請求項記載のバチルス属窒素固定細菌又は請求項2若しくは3記載の植物生育促進剤を対象の植物に作用させて発根を促進させる、植物の製造方法。

【請求項5】
上記バチルス属窒素固定細菌又は上記植物生育促進剤を、上記植物の根圏に供給することを特徴とする請求項記載の植物の製造方法。

【請求項6】
上記植物はイネ科植物であることを特徴とする請求項4又は5記載の植物の製造方法。

【請求項7】
上記イネ科植物はイネであり、水稲栽培であることを特徴とする請求項記載の植物の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
※ 国立大学法人東京農工大学では、先端産学連携研究推進センターにおいて、知的財産の創出・権利化・活用に取り組んでいます。上記の特許・技術の内容および導入に興味・関心がありましたら、当センターまでお気軽にお問い合わせください。


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