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果物類の容器及びその容器の使用方法 新技術説明会

国内特許コード P150011335
整理番号 S2013-0184-N0
掲載日 2015年2月18日
出願番号 特願2012-249416
公開番号 特開2014-097807
登録番号 特許第5733863号
出願日 平成24年11月13日(2012.11.13)
公開日 平成26年5月29日(2014.5.29)
登録日 平成27年4月24日(2015.4.24)
発明者
  • 柏嵜 勝
  • 青山 リエ
  • 尾崎 功一
  • 井上 一道
  • 原 紳
出願人
  • 国立大学法人宇都宮大学
発明の名称 果物類の容器及びその容器の使用方法 新技術説明会
発明の概要 【課題】振動を受けても一対の挟持片による挟持が緩くなるのを防止できる果実類の容器を提供する。
【解決手段】茎stを保持しながらイチゴSを収容する収容室Rを有する容器1であって、各々が弾性体から構成され、茎stを境に隣接して配置される一対の挟持片23,23と、一方の面が収容室Rに対向するとともに、他方の面が一対の挟持片23に対向する受け座17と、受け座17の一方の面側に配置されるクッション30と、を備える。一対の挟持片23,23は、受け座17に接することで、受け座17に向けた第1の向きへの撓みは規制されるが、受け座17から離れる第2の向きへの撓みは許容される。クッション30は、収容室に収容される果実が接触すると、果実に対して第1の向きに反力Fを与える。
【選択図】図2
従来技術、競合技術の概要



果物、例えばイチゴやさくらんぼ等の果実はわずかな衝撃にも弱く傷み易い。したがって、イチゴを積み重ねて容器に収容すると、イチゴが容器と接触し、あるいはイチゴ同士が接触することにより、イチゴの傷みが早くなる。そこで、イチゴを搬送し、あるいは保管する際の保形力及び保護力を高めてイチゴの傷みを防止するとともに、鮮度を維持するのに好適で、さらに店頭に陳列した際にも見栄え良くしイチゴの商品価値を高めることができる容器が種々提案されている(特許文献1~特許文献4)。しかしながら、特許文献1~特許文献4を含め、これまでに提案された容器は、イチゴ同士が接触する。したがって、傷みは軽減されているものの、接触による傷みの発生を避けることはできないという課題があった。





この課題に対して本出願人は、先に特許文献5にて、以下の植物の保持部材を提案している。この保持部材100は、図7に示されるように、例えばイチゴSの茎stを保持して吊り下げるものであり、隣接して配置され、各々が弾性体から構成される一対の挟持片101,101で茎stを挟持する。また、保持部材100は、イチゴSが吊り下げられる側を下側とすると、一対の挟持片101,101の下側に支持板103を設置することで、一対の挟持片101が、上側への撓みは許容されるが、下側への撓みが支持板103により規制される。

この保持部材100は、茎stを保持してイチゴSを吊り下げて挟持するので、間隔をあけて保持部材100を設ければ、イチゴS同士が接触するのを回避できる。また、支持板103を設けることで、茎stの径にばらつきがあっても、確実に茎stを保持できる。

産業上の利用分野



本発明は、イチゴ、トマト等の茎を有する野菜・果物を、茎を保持しながら収容する容器に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
茎を保持しながら前記茎が繋がる果実を収容する収容室を有する容器であって、
各々が弾性体から構成され、前記茎を境に隣接して配置され、それぞれの間に入口及び終点を有する切り込み又はスリットが設けられる一対の挟持片と、
一方の面が前記収容室に対向するとともに、他方の面が前記一対の挟持片に対向する受け座と、
前記受け座の前記一方の面側に配置されるクッションと、を備え、かつ、
前記受け座は、前記一対の挟持片よりも剛性が高く、
前記一対の挟持片は、前記受け座に接することで、前記受け座に向けた第1の向きへの撓みは規制されるが、前記受け座から離れる第2の向きへの撓みは許容され、
前記クッションは、可撓性のある材料から形成されており、前記収容室に収容される前記果実が前記クッションに接触すると、前記果実に対して第1の向きに反力を与え
前記茎をつかんで前記一対の挟持片の間の前記切り込み又は前記スリットに前記入口から前記終点に向けて押し込んだ時に前記第2の向きに撓んだ前記一対の挟持片が、前記茎をつかむのを止めると前記反力により前記第1の向きに前記撓みが戻り、前記茎を挟持する、
ことを特徴とする容器。

【請求項2】
前記第1の向きが上向きであり、前記第2の向きが下向きである、請求項1に記載の容器。

【請求項3】
前記クッションは、発泡性樹脂から形成される、請求項1又は請求項2に記載の容器。

【請求項4】
前記クッションは、お椀型の形態をなしている、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の容器。

【請求項5】
前記受け座には、その縁部から中心にかけて径方向に連なる第1のスリットが形成されている、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の容器。

【請求項6】
前記クッションには、前記受け座の前記第1のスリットに対応する第2のスリットが形成されている、請求項に記載の容器。

【請求項7】
前記一対の挟持片は、一体的に形成された円板状の部材に前記切り込み又は前記スリットを設けることで形成されており、
前記切り込み又は前記スリットは、前記第1のスリットおよび前記第2のスリットに対応して形成されている、請求項に記載の容器。

【請求項8】
前記収容室は、
前記受け座と、前記受け座の周囲を取り囲む筒状の側壁と、によって形成される、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の容器。

【請求項9】
前記側壁は、前記果実の水平方向に動きを規制する、請求項に記載の容器。

【請求項10】
請求項1から請求項のいずれか1項に記載の容器の使用方法であって、
前記収容室の開口が上向きになるように前記容器を配置し、
前記茎を下向きにして前記果実を前記収容室に収容する、
ことを特徴とする容器の使用方法。

【請求項11】
請求項に記載の容器の使用方法であって、
前記収容室の開口が上向きになるように前記容器を配置し、
前記茎を下向きにして前記果実を前記収容室に収容する際に、
前記茎は、前記第1のスリットと、前記第2のスリットと、前記切り込み又は前記スリットとを位置合わせした状態で、前記容器の側方から挿入される、
ことを特徴とする容器の使用方法。
産業区分
  • 流体移送
  • 事務用
  • 包装
  • 容器
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2012249416thum.jpg
出願権利状態 登録
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