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後発酵茶由来の血圧上昇抑制作用を有する剤並びにそれを含む飲食品及び医薬

国内特許コード P150011345
整理番号 S2012-1135-N0
掲載日 2015年2月18日
出願番号 特願2012-185874
公開番号 特開2014-043406
出願日 平成24年8月24日(2012.8.24)
公開日 平成26年3月13日(2014.3.13)
発明者
  • 中村 彰男
  • 吉山 伸司
  • 田中 夏女
  • 河原田 律子
出願人
  • 国立大学法人群馬大学
発明の名称 後発酵茶由来の血圧上昇抑制作用を有する剤並びにそれを含む飲食品及び医薬
発明の概要 【課題】本発明は、アンギオテンシン変換酵素の作用を阻害して血管平滑筋を間接的に弛緩させ、かつ、血管平滑筋に直接作用して血管平滑筋を弛緩させることにより血圧上昇を抑制する作用を有し、安全であり毎日に服用も可能であって血圧上昇を継続的に抑制することが可能な剤を提供することを目的とする。
【解決手段】後発酵茶を熱水で抽出したものの酢酸エチル抽出物を有効成分とする血圧上昇抑制剤。
【選択図】図4
従来技術、競合技術の概要



近年、我が国は深刻な高齢化社会を迎えており、また、食生活の欧米化などによる高血圧性疾患を伴う生活習慣病患者が増加する傾向にある。高血圧患者は、また治療を開始していない人を含めると、およそ4000万人に上ると推定されている(高血圧治療ガイドライン2009、日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会編、日本高血圧学会発行)。

現在、高血圧の治療薬として、利尿剤、カルシウム拮抗剤、交感神経抑制剤、血管拡張剤及びアンギオテンシン変換酵素阻害剤といった降圧剤が広く用いられているが、腎機能悪化、血管浮腫、糖・脂質代謝への悪影響及び心臓への負担といった副作用を起こすことが少なからず報告されている。

一方、健康志向、そして安全志向の高まりとともに、健康によい影響を与えるとされる食品や特定保健用食品(いわゆる「特保」)が、注目を集めるようになってきた。古くから飲用されるお茶には、さまざまな有効成分が含まれているとされ、血管内皮由来の血管弛緩因子(NO及びEDHF等)を活性化することにより血管平滑筋を弛緩させて血圧を低下させる杜仲茶配糖体、血圧上昇に関わるアンギオテンシン変換酵素を阻害するペプチド類、及び血圧低下作用を示すアミノ酪酸(GABA)といったお茶由来の成分が血圧の低下に効果的であることが認められている。また、お茶はこの他にも体脂肪低下や動脈硬化予防など多様な効果・効能を持つことも知られている。

例えば、発酵した茶の利用として、特許文献1には、茶を好気的発酵した後に嫌気的発酵して得られたものの水系溶媒抽出物を有効成分とする酸化抑制及びコレステロール抑制組成物が開示されている。

また、特許文献2には、発酵茶を水性液体で抽出し、得られた抽出物をさらに有機溶媒で抽出して得た発酵茶抽出残渣を有効成分とする糖尿病用組成物が開示されている。

しかしながら、後発酵茶を熱水で抽出したものの有機溶媒抽出物を有効成分とする血圧上昇抑制のための剤及び当該剤を含有する飲食品や医薬については知られていなかった。

産業上の利用分野



本発明は、血圧上昇抑制作用を有する剤並びに当該剤を含有する飲食品及び医薬に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
後発酵茶を熱水抽出したものの酢酸エチル抽出物を有効成分とする血圧上昇抑制剤。

【請求項2】
前記後発酵茶が碁石茶またはプーアル茶であることを特徴とする、請求項1に記載の血圧上昇抑制剤。

【請求項3】
請求項1又は2に記載の血圧上昇抑制剤を含有する飲食品。

【請求項4】
請求項1又は2に記載の血圧上昇抑制剤を含有する医薬。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2012185874thum.jpg
出願権利状態 公開
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