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経皮穿刺型着脱式鋼線筋鉤及び筋鉤器具

国内特許コード P150011350
整理番号 S2012-1229-N0
掲載日 2015年2月18日
出願番号 特願2012-209983
公開番号 特開2014-064609
登録番号 特許第5804423号
出願日 平成24年9月24日(2012.9.24)
公開日 平成26年4月17日(2014.4.17)
登録日 平成27年9月11日(2015.9.11)
発明者
  • 中条 哲浩
出願人
  • 国立大学法人 鹿児島大学
発明の名称 経皮穿刺型着脱式鋼線筋鉤及び筋鉤器具
発明の概要 【課題】切開創を追加することなく、安全且つ効率的に周囲組織を圧排、牽引可能な経皮穿刺型着脱式鋼線筋鉤及び筋鉤器具を提供する。
【解決手段】経皮穿刺型着脱式鋼線筋鉤10は、術部付近の組織を牽引して該術部の視野展開を図る。鋼線を平面状に折曲成形してなる筋鉤本体11と、先端に穿刺針16を設けてなる筋鉤本体11とは別体の柄部12とを有する。柄部12の穿刺針16が筋鉤本体11側に挿着して分離可能に一体結合するように構成される。皮下所定位置に留置した筋鉤本体11に対して、穿刺針16を体外から経皮貫通させて柄部が結合する。
【選択図】図3
従来技術、競合技術の概要



内視鏡下甲状腺切除術は、頸部に皮膚切開を置かずに、鎖骨下又は腋窩の小切開部(約3cm)より内視鏡手術器具を用いて甲状腺を切除する手術である。内視鏡下甲状腺切除術においては、前頸部の皮膚を剥離した後に吊り上げて、甲状腺周囲にスペースを作り、手術操作を行うようにしている。





外科手術においては一般的に、手術対象部位に対して筋肉等の組織が視野を妨げる場合、筋鉤と呼ばれる器具を用いて組織を引っ掛けて牽引することで視野を確保する等の手法がとられている(特許文献1等)。





一方、甲状腺周囲は例えば腹腔内の場合とは異なり、操作スペースが極端に狭い。このため内視鏡手術において頸部から離隔した創から、甲状腺周囲の筋肉等を通常の筋鉤により牽引して甲状腺を露出させる操作は難しい。この例を図9の図示例で説明すると、手術対象となる甲状腺100は複数の筋肉からなる前頚筋肉群101に覆われている。つまり甲状腺100を露出させるには、このような前頚筋肉群101を牽引して視野展開する必要がある。ところが、このような作業を頸部から離れた皮膚の切開創102(内視鏡の挿入口)から行うことは極めて難しく、従来では良好な視野を得るために頸部の前頚筋肉群101を切離せざるを得ない場合がほとんどであった。





そこで従来、例えば特許文献2に開示されるように、内視鏡下手術において頸部等の限られた狭いスペースの中で筋肉を切離することなしに筋肉を牽引し、手術対象部位に対しての効果的な視野展開を可能にするものが提案されている。

産業上の利用分野



本発明は、例えば内視鏡下甲状腺切除術等において好適な経皮穿刺型着脱式鋼線筋鉤及び筋鉤器具に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
術部付近の組織を牽引して該術部の視野展開を図るための筋鉤であって、
鋼線を平面状に折曲成形してなる筋鉤本体と、先端に穿刺針を設けてなる前記筋鉤本体とは別体の柄部とを有すると共に、前記柄部の穿刺針が前記筋鉤本体側に挿着して分離可能に一体結合するように構成され、
皮下所定位置に留置した前記筋鉤本体に対して、前記穿刺針を体外から経皮貫通させて前記柄部が結合することを特徴とする経皮穿刺型着脱式鋼線筋鉤。

【請求項2】
前記筋鉤本体及び前記柄部は一体結合して平面視で概略T字状を呈し、体外に露出する前記柄部を介して、前記筋鉤本体によって前記組織を牽引するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の経皮穿刺型着脱式鋼線筋鉤。

【請求項3】
前記筋鉤本体は概略枠状に形成されると共に、前記柄部は棒状に形成され、前記筋鉤本体の一部に前記柄部の穿刺針が挿着するジョイント部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の経皮穿刺型着脱式鋼線筋鉤。

【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の経皮穿刺型着脱式鋼線筋鉤と、
前記穿刺針を経皮貫通させた前記柄部と位置調整可能に係合し、前記組織の牽引状態を保持させるようにした固定具と、を含んでなることを特徴とする筋鉤器具。

【請求項5】
請求項1~3のいずれか1項に記載の経皮穿刺型着脱式鋼線筋鉤と、
前記穿刺針を経皮貫通させた前記柄部を把持し、前記組織の牽引状態を保持させるようにした把持具と、を含んでなることを特徴とする筋鉤器具。
産業区分
  • 治療衛生
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2012209983thum.jpg
出願権利状態 登録
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