TOP > 国内特許検索 > 5-エチニルキナアルカロイド由来の相間移動触媒を用いたエイズ治療薬Efavirenzの鍵中間体となる(S)-2-(5-クロロ-2-ニトロフェニル)-4-シクロプロピル-1,1,1-トリフルオロブト-3-イル-2-オールの触媒的エナンチオ選択的製造方法

5-エチニルキナアルカロイド由来の相間移動触媒を用いたエイズ治療薬Efavirenzの鍵中間体となる(S)-2-(5-クロロ-2-ニトロフェニル)-4-シクロプロピル-1,1,1-トリフルオロブト-3-イル-2-オールの触媒的エナンチオ選択的製造方法 コモンズ

国内特許コード P150011462
掲載日 2015年3月2日
出願番号 特願2015-007675
公開番号 特開2016-132632
出願日 平成27年1月19日(2015.1.19)
公開日 平成28年7月25日(2016.7.25)
発明者
  • 大楠 賢
  • 徳永 恵津子
  • 柴田 哲男
出願人
  • 国立大学法人 名古屋工業大学
発明の名称 5-エチニルキナアルカロイド由来の相間移動触媒を用いたエイズ治療薬Efavirenzの鍵中間体となる(S)-2-(5-クロロ-2-ニトロフェニル)-4-シクロプロピル-1,1,1-トリフルオロブト-3-イル-2-オールの触媒的エナンチオ選択的製造方法 コモンズ
発明の概要 【課題】エナンチオ選択的トリフルオロメチル化反応を利用したエイズ治療薬Efavirenzの鍵中間体となる式(2)で表される(S)-2-(5-クロロ-2-ニトロフェニル)-4-シクロプロピル-1,1,1-トリフルオロブト-3-イル-2-オールの製造方法の提供。
【解決手段】式(4)で例示されるキナアルカロイド相間移動触媒と(トリフルオロメチル)トリメチルシランを用いてアルキニルケトンへの高エナンチオ選択的トリフルオロメチル化反応により、式(2)で表されるトリフルオロメチルアルコール化合物のエナンチオ選択的製造方法。



【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


Merck社が開発したEfavirenzはトリフルオロメチル基を持つ不斉炭素を有し, (S)-体の光学異性体のみに抗HIV活性があり, (R)-体には活性がないことが知られている。Efavirenzはエイズ発症抑制剤(非核酸系逆転写酵素阻害剤)であり, 世界的なトップドラッグの一つであり,その売り上げは年間約200億円にのぼる。しかしながら, 現在の実際の製造プロセスでは(-)-Camphanoyl chlorideをキラル補助基として利用した光学分割が用いられているのが現状であり(非特許文献1), 光学分割では中間体をラセミ体として合成し, 光学分割剤を作用させた後にジアステレオマーを分離するので, 半分の化合物は捨てていることになる。Efavirenzの不斉第四級炭素構築法には大きく大別して二つ挙げられる。一つ目はトリフルオロメチルケトンに対する不斉アルキニル化反応(非特許文献2,3,4),二つ目はアルキニルケトンに対する直接的不斉トリフルオロメチル化反応である。しかし,以前に発明者がこの方法を報告しているが,エナンチオ選択性が最高80% eeとまだ完全な制御には至っていない(非特許文献5,6)。そのため,efavirenzの合成の実用化に向けて,エナンチオ選択的トリフルオロメチル化反応を利用したエイズ治療薬Efavirenzの高エナンチオ選択的製造方法の開発の検討を行っていたところ,5-エチニルキナアルカロイド由来の相間移動触媒を用いたところ最高92% eeで目的のトリフルオロメチルアルコール体を得ることに成功した。

産業上の利用分野



本発明は,5-エチニルキナアルカロイド由来の相間移動触媒を用いたエナンチオ選択的トリフルオロメチル化反応によるエイズ治療薬Efavirenzの鍵中間体となる(S)-2-(5-クロロ-2-ニトロフェニル)-4-シクロプロピル-1,1,1-トリフルオロブト-3-イル-2-オールの触媒的エナンチオ選択的製造方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記の一般式(1)
【化8】




で表されるアルキニルケトンと,(トリフルオロメチル)トリメチルシランを溶媒中,塩基と触媒量の下記一般式(3)
【化9】



で表されるキナアルカロイド相間移動触媒存在下で反応させることにより,下記一般式(2)で表されるトリフルオロメチルアルコール化合物のエナンチオ選択的合成方法。
【化10】


国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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