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乳酸菌の製造方法 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P150011487
整理番号 S2014-1322-N0,GI-H26-12
掲載日 2015年3月5日
出願番号 特願2014-161001
登録番号 特許第5778325号
出願日 平成26年8月7日(2014.8.7)
登録日 平成27年7月17日(2015.7.17)
発明者
  • 福永 肇
  • 江崎 孝行
出願人
  • 国立大学法人岐阜大学
発明の名称 乳酸菌の製造方法 コモンズ 新技術説明会
発明の概要
【課題】
食物アレルギーなどのアレルギーを引き起こすIgE抗体を減少させることにより、食物アレルギーの症状を改善させるための乳酸菌を提供する。
【解決手段】
M細胞に侵入可能な乳酸菌であり、さらにフィラメント化することによりガレクチン-9が結合することが可能となり、M細胞を通過することによりM細胞に発現しているガレクチン-9がフィラメント乳酸菌に結合する。更にガレクチン-9結合フィラメント乳酸菌がIgE抗体を結合できる形態にする。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


小腸の内側の粘膜固有層にリンパ小節が平板状に集合したパイエル板と呼ばれるリンパ組織がある。このパイエル板の一部で繊毛が未発達の領域に免疫に関して重要な働きをするM細胞(Microfold cell)が存在する。このM細胞は特殊に分化した腸管の上皮組織の一部と考えられ、腸管内腔側からエンドサイトーシスによって細菌(抗原)を取込み、基底膜(バソラテラル)側で接しているT細胞、B細胞或いはマクロファージに抗原を提示する。



特許文献1には、GP2がM細胞、特にヒトM細胞に特異的に発現しており、このGP2をM細胞のマーカーとして使用することが提案されている。



特許文献2には、ガレクチン-9が免疫細胞に作用し、免疫を抑制する方向に制御し過剰な炎症を抑える機能を有していることが記載されている。



特許文献3には、GP2とガレクチン-9の関連性について検証し、M細胞中のGP2をタイトジャンクションに移動させることでシート形成能が発揮され、同時にM細胞はアレルゲンや細菌と結合するガレクチン-9を発現するという知見を得、これに基づき、M細胞を培養することでシート状の人工皮膚とすることを提案している。



特許文献4には、サルモネラ菌のワクチン株として使われる無害化されたサルモネラ菌(Ty21a)等が知られている。サルモネラ菌(Ty21a)はサルモネラ菌(Ty2)から突然変異(vi抗原の欠損,galE遺伝子の変異)したものであり、M細胞の機能を強化することが記載されている。



非特許文献1には、乳酸菌(R21)のアレルギー抑制機能の報告がなされている。



非特許文献2には、乳酸菌(シロタ株)のアレルギー抑制機能の報告がなされている。



非特許文献3には、アレルギー疾患で増加するIgE抗体とガレクチン-9が結合することについて述べている。



非特許文献4には、乳酸菌とオリゴ糖によりガレクチン-9を増加させ、アレルギー反応を抑制させることについて述べている。

産業上の利用分野


本発明はM細胞に侵入することで免疫機能を改善する乳酸菌の製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
乳酸菌を糖を含まない培地で37℃以上48℃以下の培養温度で培養することで、M細胞(Microfold cell)に侵入可能で、ガレクチン-9が結合可能で且つM細胞通過後にアレルギー抗体であるIgE抗体を吸収結合する能力を有するフィラメント形態の乳酸菌を得ることを特徴とする乳酸菌の製造方法。
産業区分
  • 高分子化合物
  • 薬品
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
岐阜大学産官学連携推進本部では、岐阜大学における知的財産の創出・管理・活用のマネジメントをしています。上記の特許・技術に関心のある方は、下記問い合わせ先に整理番号とともにご相談下さい。


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