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タウタンパク質のリン酸化が亢進された非ヒトモデル動物の製造方法 UPDATE

国内特許コード P150011505
整理番号 S2013-1095-N0
掲載日 2015年3月6日
出願番号 特願2013-130358
公開番号 特開2015-002713
登録番号 特許第6210752号
出願日 平成25年6月21日(2013.6.21)
公開日 平成27年1月8日(2015.1.8)
登録日 平成29年9月22日(2017.9.22)
発明者
  • ▲柳▼下 聡介
  • 鈴木 正彦
  • 淡路 健雄
  • 吉川 圭介
  • 丸山 敬
  • 鈴木 星也
出願人
  • 学校法人 埼玉医科大学
発明の名称 タウタンパク質のリン酸化が亢進された非ヒトモデル動物の製造方法 UPDATE
発明の概要 【課題】生理的な条件に近い条件で、簡便かつ効率良く製造することができ、かつ短期間で発症する疾患及び長期間で発症する疾患のいずれのモデルの製造にも使用可能であるタウタンパク質のリン酸化が亢進された非ヒトモデル動物の製造方法の提供。
【解決手段】非ヒト動物に間歇的低酸素負荷を施す工程を含むタウタンパク質のリン酸化が亢進された非ヒトモデル動物の製造方法である。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要



タウタンパク質は、中枢神経細胞に存在し、脳の神経ネットワークを構成する神経軸索の機能に必須のタンパク質である。前記タウタンパク質が原因となる神経変性疾患は、タウオパチーと称される。前記タウオパチーの1つであるアルツハイマー病に対しては、アミロイドβタンパク質を標的とした治療薬開発が続けられているが難航しているのが現状であり、近年、タウタンパク質を標的とした治療薬開発が注目を浴びている。しかしながら、理想的なモデル動物が乏しいという問題がある。





これまでに、タウタンパク質のリン酸化が亢進されたモデル動物としては、遺伝子改変や、侵襲性の高い手術を伴う手法により製造されたモデル動物が提案されている。しかしながら、これらは、費用及び時間を要するという問題があり、また、生理的な条件下での解析ができないという問題がある。

また、類似のモデル動物として麻酔を投与することにより作製されたモデル動物も提案されているが、こちらも生理的な条件下とは言えず、また、行動解析実験を行うことができないという問題がある。

また、絶食刺激によりタウタンパク質のリン酸化が亢進されたモデルマウスも提案されている(例えば、特許文献1参照)が、こちらも生理的な条件下での解析ができず、また、長期間で発症するような疾患のモデルとすることはできないという問題がある。





したがって、生理的な条件に近い条件で、簡便かつ効率良く製造することができ、かつ短期間で発症する疾患及び長期間で発症する疾患のいずれのモデルの製造にも使用可能であるタウタンパク質のリン酸化が亢進された非ヒトモデル動物の製造方法の速やかな開発が強く求められているのが現状である。

産業上の利用分野



本発明は、タウタンパク質のリン酸化が亢進された非ヒトモデル動物の製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
非ヒト動物に間歇的低酸素負荷を施す工程を含み、
前記間歇的低酸素負荷を施す工程が、飼育環境下における酸素濃度を1分間で5体積%~10体積%まで下げる処理と、2分間で通常の飼育環境下における酸素濃度まで戻す処理とを交互に繰り返す工程であり、
前記間歇的低酸素負荷を施された非ヒト動物の大脳皮質及び海馬におけるタウタンパク質のリン酸化が亢進されることを特徴とするタウタンパク質のリン酸化が亢進された非ヒトモデル動物の製造方法。

【請求項2】
間歇的低酸素負荷を施す工程が、1日あたり6時間~10時間である請求項1に記載の非ヒトモデル動物の製造方法。

【請求項3】
間歇的低酸素負荷を施す時間帯が、非ヒト動物の睡眠時間帯である請求項1から2のいずれかに記載の非ヒトモデル動物の製造方法。

【請求項4】
製造期間が、3日間~30日間である請求項1から3のいずれかに記載の非ヒトモデル動物の製造方法。

【請求項5】
非ヒト動物がマウスである請求項1から4のいずれかに記載の非ヒトモデル動物の製造方法。
国際特許分類(IPC)
出願権利状態 登録


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