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可視光応答型光反応用複合触媒

国内特許コード P150011543
掲載日 2015年3月20日
出願番号 特願2014-045361
公開番号 特開2014-195802
出願日 平成26年3月7日(2014.3.7)
公開日 平成26年10月16日(2014.10.16)
優先権データ
  • 特願2013-045909 (2013.3.7) JP
発明者
  • 嶌越 恒
  • 久枝 良雄
  • 米村 俊佑
出願人
  • 国立大学法人九州大学
発明の名称 可視光応答型光反応用複合触媒
発明の概要 【課題】可視光を照射することによって、高効率な触媒活性が得られる新しいタイプの可視光応答型光反応用複合触媒を提供する。
【解決手段】可視光応答型光反応用複合触媒は、エンジオール基を有する化合物により該エンジオール基を介して界面錯体形成された酸化チタンと、ビタミンB12またはその誘導体とから形成され、可視光の照射によってビタミンB12またはその誘導体が還元活性化され光触媒作用を発揮する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



光触媒は、光を照射するという簡素な操作のみによって、比較的緩和な条件下で、各種の反応を進行させるという優れた触媒作用を有する。





このような光触媒としては、紫外領域の光(紫外線)を照射することによって、光触媒作用を発揮する紫外線応答型触媒が知られている。しかしながら、紫外線はエネルギーが極めて高く人体に有害であるため、触媒の利用条件が制約されるとともに慎重な取り扱いが要求されることから、実用上の問題点が多い。そのため、紫外線に代替して可視光を利用可能な光触媒(可視光応答型光反応用複合触媒)が実現されれば、将来的には太陽光を利用することもでき、クリーンかつ省エネルギーで安全性の高い光触媒反応が得られるものと期待されている。





光応答型触媒としては、例えば、ビタミンB12化合物を担持させた紫外光応答型酸化チタン光触媒を用いて、有機ハロゲン化物を脱ハロゲン化することが開示されている(特許文献1参照)。また、紫外線に応答できる脱ハロゲン化触媒としてのビタミンB12化合物-チタニアハイブリッド化合物も開示されている(特許文献2参照)。

産業上の利用分野



本発明は、触媒化学の技術分野に属し、特に、可視光応答性を有する光触媒(光反応用触媒)に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
エンジオール基を有する化合物により該エンジオール基を介して界面錯体形成された酸化チタンと、ビタミンB12またはその誘導体とから形成され、可視光の照射によってビタミンB12またはその誘導体が還元活性化され光触媒作用を発揮することを特徴とする可視光応答型光反応用複合触媒。

【請求項2】
界面錯体形成された酸化チタンが、ビタミンB12またはその誘導体に、直接連結されていることを特徴とする請求項1に記載の可視光応答型光反応用複合触媒。

【請求項3】
界面錯体形成された酸化チタンが、前記エンジオール基とは別異の結合部を介してビタミンB12またはその誘導体に結合されていることを特徴とする請求項1に記載の可視光応答型光反応用複合触媒。

【請求項4】
界面錯体形成された酸化チタンと、ビタミンB12またはその誘導体とが混合されて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の可視光応答型光反応用複合触媒。

【請求項5】
エンジオール基を有する化合物が、カテコールであることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の可視光応答型光反応用複合触媒。

【請求項6】
結合部がカルボキシリル基またはトリメトキシシリル基に由来する構造から成ることを特徴とする請求項3に記載の可視光応答型光反応用複合触媒。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2014045361thum.jpg
出願権利状態 公開
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