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認証処理装置及び認証処理方法

国内特許コード P150011548
掲載日 2015年3月23日
出願番号 特願2014-121805
公開番号 特開2015-018547
出願日 平成26年6月12日(2014.6.12)
公開日 平成27年1月29日(2015.1.29)
優先権データ
  • 特願2013-124929 (2013.6.13) JP
発明者
  • 佐藤 公則
  • 渡邊 睦
  • 鹿嶋 雅之
  • 中田 達也
出願人
  • 国立大学法人 鹿児島大学
発明の名称 認証処理装置及び認証処理方法
発明の概要 【課題】認証パスワードの漏洩を防止しつつ、認証精度の向上を実現する仕組みを提供する。
【解決手段】登録時に、認証登録者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における複数の登録特徴点の動きに係る登録時系列データを記憶する記憶メモリ1335aと、認証時に、認証対象者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における複数の認証特徴点の動きに係る認証時系列データを取得する特徴点時系列データ取得部1344と、特徴点時系列データ取得部1344で取得した認証時系列データと記憶メモリ1335aに記憶されている登録時系列データとの差異度を算出し、当該差異度に基づいて認証対象者の認証処理を行う認証処理部1345を備える。
【選択図】図2
従来技術、競合技術の概要



近年、人間の身体的特徴や行動的特徴の情報を用いて個人認証を行うバイオメトリクス認証が普及してきている。そして、このようなバイオメトリクス認証の一種として、音声認証がある(例えば、下記の特許文献1参照)。

産業上の利用分野



本発明は、認証対象者の個人認証を行う認証処理装置及び認証処理方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
登録時に、認証登録者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における4つの特徴点である4つの登録特徴点について当該4つの登録特徴点のうちの異なる2組の登録特徴点間の距離に係る2つの登録口唇特徴と前記4つの登録特徴点により定まる菱形における4つの角度に係る4つの登録口唇特徴とを合わせた6つの登録口唇特徴に係る6つの登録時系列データを記憶する記憶手段と、
認証時に、認証対象者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における4つの特徴点である4つの認証特徴点について当該4つの認証特徴点のうちの異なる2組の認証特徴点間の距離に係る2つの認証口唇特徴と前記4つの認証特徴点により定まる菱形における4つの角度に係る4つの認証口唇特徴とを合わせた6つの認証口唇特徴に係る6つの認証時系列データを取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した6つの認証時系列データと前記記憶手段に記憶されている6つの登録時系列データとの差異度を算出し、当該差異度に基づいて前記認証対象者の認証処理を行う認証処理手段と、
を有することを特徴とする認証処理装置。

【請求項2】
前記記憶手段に記憶されている6つの登録時系列データは、前記4つの登録特徴点として、前記認証登録者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における上唇の点、下唇の点、左端の点及び右端の点を用いたものであり、
前記取得手段で取得した6つの認証時系列データは、前記4つの認証特徴点として、前記認証対象者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における上唇の点、下唇の点、左端の点及び右端の点を用いたものであることを特徴とする請求項1に記載の認証処理装置。

【請求項3】
前記記憶手段に記憶されている6つの登録時系列データは、前記認証登録者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における前記上唇の点と前記下唇の点との距離に関する第1の登録時系列データと、前記認証登録者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における前記左端の点と前記右端の点との距離に関する第2の登録時系列データと、当該左端の点と当該右端の点とを結ぶ直線と当該左端の点または当該右端の点と当該上唇の点とを結ぶ直線とのなす角度に関する第3の登録時系列データと、当該左端の点と当該右端の点とを結ぶ直線と当該左端の点または当該右端の点と当該下唇の点とを結ぶ直線とのなす角度に関する第4の登録時系列データと、当該上唇の点と当該下唇の点とを結ぶ直線と当該左端の点または当該右端の点と当該上唇の点とを結ぶ直線とのなす角度に関する第5の登録時系列データと、当該上唇の点と当該下唇の点とを結ぶ直線と当該左端の点または当該右端の点と当該下唇の点とを結ぶ直線とのなす角度に関する第6の登録時系列データであり、
前記取得手段で取得した6つの認証時系列データは、前記認証対象者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における前記上唇の点と前記下唇の点との距離に関する第1の認証時系列データと、前記認証対象者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における前記左端の点と前記右端の点との距離に関する第2の認証時系列データと、当該左端の点と当該右端の点とを結ぶ直線と当該左端の点または当該右端の点と当該上唇の点とを結ぶ直線とのなす角度に関する第3の認証時系列データと、当該左端の点と当該右端の点とを結ぶ直線と当該左端の点または当該右端の点と当該下唇の点とを結ぶ直線とのなす角度に関する第4の認証時系列データと、当該上唇の点と当該下唇の点とを結ぶ直線と当該左端の点または当該右端の点と当該上唇の点とを結ぶ直線とのなす角度に関する第5の認証時系列データと、当該上唇の点と当該下唇の点とを結ぶ直線と当該左端の点または当該右端の点と当該下唇の点とを結ぶ直線とのなす角度に関する第6の認証時系列データであり、
前記認証処理手段は、前記取得手段で取得した前記第1の認証時系列データと前記記憶手段に記憶されている前記第1の登録時系列データとの第1の差異度を算出し、前記取得手段で取得した前記第2の認証時系列データと前記記憶手段に記憶されている前記第2の登録時系列データとの第2の差異度を算出し、前記取得手段で取得した前記第3の認証時系列データと前記記憶手段に記憶されている前記第3の登録時系列データとの第3の差異度を算出し、前記取得手段で取得した前記第4の認証時系列データと前記記憶手段に記憶されている前記第4の登録時系列データとの第4の差異度を算出し、前記取得手段で取得した前記第5の認証時系列データと前記記憶手段に記憶されている前記第5の登録時系列データとの第5の差異度を算出し、前記取得手段で取得した前記第6の認証時系列データと前記記憶手段に記憶されている前記第6の登録時系列データとの第6の差異度を算出して、前記第1~第6の差異度に基づいて前記認証対象者の認証処理を行うことを特徴とする請求項2に記載の認証処理装置。

【請求項4】
前記認証処理手段は、前記第1~第6の差異度を乗算した乗算結果と閾値とを比較し、前記乗算結果が前記閾値以下である場合に、前記認証対象者の認証を許可することを特徴とする請求項3に記載の認証処理装置。

【請求項5】
登録時に、認証登録者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における4つの特徴点である4つの登録特徴点について当該4つの登録特徴点のうちの異なる2組の登録特徴点間の距離に係る2つの登録口唇特徴のうちの1つの登録口唇特徴と前記4つの登録特徴点により定まる菱形における4つの角度に係る4つの登録口唇特徴とを合わせた5つの登録口唇特徴に係る5つの登録時系列データを記憶する記憶手段と、
認証時に、認証対象者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における4つの特徴点である4つの認証特徴点について当該4つの認証特徴点のうちの異なる2組の認証特徴点間の距離に係る2つの認証口唇特徴のうちの前記1つの登録口唇特徴に対応する1つの認証口唇特徴と前記4つの認証特徴点により定まる菱形における4つの角度に係る4つの認証口唇特徴とを合わせた5つの認証口唇特徴に係る5つの認証時系列データを取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した5つの認証時系列データと前記記憶手段に記憶されている5つの登録時系列データとの差異度を算出し、当該差異度に基づいて前記認証対象者の認証処理を行う認証処理手段と、
を有することを特徴とする認証処理装置。

【請求項6】
登録時に、認証登録者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における4つの特徴点である4つの登録特徴点について当該4つの登録特徴点のうちの異なる2組の登録特徴点間の距離に係る2つの登録口唇特徴と前記4つの登録特徴点により定まる菱形における4つの角度に係る4つの登録口唇特徴のうちの3つの登録口唇特徴とを合わせた5つの登録口唇特徴に係る5つの登録時系列データを記憶する記憶手段と、
認証時に、認証対象者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における4つの特徴点である4つの認証特徴点について当該4つの認証特徴点のうちの異なる2組の認証特徴点間の距離に係る2つの認証口唇特徴と前記4つの認証特徴点により定まる菱形における4つの角度に係る4つの認証口唇特徴のうちの前記3つの登録口唇特徴に対応する3つの認証口唇特徴とを合わせた5つの認証口唇特徴に係る5つの認証時系列データを取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した5つの認証時系列データと前記記憶手段に記憶されている5つの登録時系列データとの差異度を算出し、当該差異度に基づいて前記認証対象者の認証処理を行う認証処理手段と、
を有することを特徴とする認証処理装置。

【請求項7】
登録時に、認証登録者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における4つの特徴点である4つの登録特徴点について当該4つの登録特徴点のうちの異なる2組の登録特徴点間の距離に係る2つの登録口唇特徴に係る2つの登録時系列データを記憶する記憶手段と、
認証時に、認証対象者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における4つの特徴点である4つの認証特徴点について当該4つの認証特徴点のうちの異なる2組の認証特徴点間の距離に係る2つの認証口唇特徴に係る2つの認証時系列データを取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した2つの認証時系列データと前記記憶手段に記憶されている2つの登録時系列データとの差異度を算出し、当該差異度に基づいて前記認証対象者の認証処理を行う認証処理手段と、
を有することを特徴とする認証処理装置。

【請求項8】
登録時に、認証登録者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における4つの特徴点である4つの登録特徴点について当該4つの登録特徴点により定まる菱形における4つの角度に係る4つの登録口唇特徴に係る4つの登録時系列データを記憶する記憶手段と、
認証時に、認証対象者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における4つの特徴点である4つの認証特徴点について当該4つの認証特徴点により定まる菱形における4つの角度に係る4つの認証口唇特徴に係る4つの認証時系列データを取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した4つの認証時系列データと前記記憶手段に記憶されている4つの登録時系列データとの差異度を算出し、当該差異度に基づいて前記認証対象者の認証処理を行う認証処理手段と、
を有することを特徴とする認証処理装置。

【請求項9】
前記認証登録者および前記認証対象者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇の動きを動画像として撮影する撮影手段と、
前記動画像における口唇の傾きを補正する補正手段と、
を更に有し、
前記記憶手段は、前記認証登録者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際に前記撮影手段により撮影された動画像であって前記補正手段により口唇の傾きが補正された動画像における口唇の前記4つの登録特徴点の動きに係る前記登録時系列データを記憶し、
前記取得手段は、前記認証対象者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際に前記撮影手段により撮影された動画像であって前記補正手段により口唇の傾きが補正された動画像における口唇の前記4つの認証特徴点の動きに係る前記認証時系列データを取得することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の認証処理装置。

【請求項10】
前記撮影手段として赤外線カメラを用い、
前記赤外線カメラは、暗箱内に設置されており、当該暗箱の挿入口から挿入された口唇の動きを動画像として撮影することを特徴とする請求項9に記載の認証処理装置。

【請求項11】
前記認証処理手段は、DPマッチングを用いて前記差異度を算出することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の認証処理装置。

【請求項12】
登録時に、認証登録者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における4つの特徴点である4つの登録特徴点について当該4つの登録特徴点のうちの異なる2組の登録特徴点間の距離に係る2つの登録口唇特徴と前記4つの登録特徴点により定まる菱形における4つの角度に係る4つの登録口唇特徴とを合わせた6つの登録口唇特徴に係る6つの登録時系列データを記憶手段に記憶する記憶ステップと、
認証時に、認証対象者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における4つの特徴点である4つの認証特徴点について当該4つの認証特徴点のうちの異なる2組の認証特徴点間の距離に係る2つの認証口唇特徴と前記4つの認証特徴点により定まる菱形における4つの角度に係る4つの認証口唇特徴とを合わせた6つの認証口唇特徴に係る6つの認証時系列データを取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得した6つの認証時系列データと前記記憶手段に記憶されている6つの登録時系列データとの差異度を算出し、当該差異度に基づいて前記認証対象者の認証処理を行う認証処理ステップと、
を有することを特徴とする認証処理方法。

【請求項13】
登録時に、認証登録者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における4つの特徴点である4つの登録特徴点について当該4つの登録特徴点のうちの異なる2組の登録特徴点間の距離に係る2つの登録口唇特徴のうちの1つの登録口唇特徴と前記4つの登録特徴点により定まる菱形における4つの角度に係る4つの登録口唇特徴とを合わせた5つの登録口唇特徴に係る5つの登録時系列データを記憶手段に記憶する記憶ステップと、
認証時に、認証対象者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における4つの特徴点である4つの認証特徴点について当該4つの認証特徴点のうちの異なる2組の認証特徴点間の距離に係る2つの認証口唇特徴のうちの前記1つの登録口唇特徴に対応する1つの認証口唇特徴と前記4つの認証特徴点により定まる菱形における4つの角度に係る4つの認証口唇特徴とを合わせた5つの認証口唇特徴に係る5つの認証時系列データを取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得した5つの認証時系列データと前記記憶手段に記憶されている5つの登録時系列データとの差異度を算出し、当該差異度に基づいて前記認証対象者の認証処理を行う認証処理ステップと、
を有することを特徴とする認証処理方法。

【請求項14】
登録時に、認証登録者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における4つの特徴点である4つの登録特徴点について当該4つの登録特徴点のうちの異なる2組の登録特徴点間の距離に係る2つの登録口唇特徴と前記4つの登録特徴点により定まる菱形における4つの角度に係る4つの登録口唇特徴のうちの3つの登録口唇特徴とを合わせた5つの登録口唇特徴に係る5つの登録時系列データを記憶手段に記憶する記憶ステップと、
認証時に、認証対象者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における4つの特徴点である4つの認証特徴点について当該4つの認証特徴点のうちの異なる2組の認証特徴点間の距離に係る2つの認証口唇特徴と前記4つの認証特徴点により定まる菱形における4つの角度に係る4つの認証口唇特徴のうちの前記3つの登録口唇特徴に対応する3つの認証口唇特徴とを合わせた5つの認証口唇特徴に係る5つの認証時系列データを取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得した5つの認証時系列データと前記記憶手段に記憶されている5つの登録時系列データとの差異度を算出し、当該差異度に基づいて前記認証対象者の認証処理を行う認証処理ステップと、
を有することを特徴とする認証処理方法。

【請求項15】
登録時に、認証登録者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における4つの特徴点である4つの登録特徴点について当該4つの登録特徴点のうちの異なる2組の登録特徴点間の距離に係る2つの登録口唇特徴に係る2つの登録時系列データを記憶手段に記憶する記憶ステップと、
認証時に、認証対象者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における4つの特徴点である4つの認証特徴点について当該4つの認証特徴点のうちの異なる2組の認証特徴点間の距離に係る2つの認証口唇特徴に係る2つの認証時系列データを取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得した2つの認証時系列データと前記記憶手段に記憶されている2つの登録時系列データとの差異度を算出し、当該差異度に基づいて前記認証対象者の認証処理を行う認証処理ステップと、
を有することを特徴とする認証処理方法。

【請求項16】
登録時に、認証登録者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における4つの特徴点である4つの登録特徴点について当該4つの登録特徴点により定まる菱形における4つの角度に係る4つの登録口唇特徴に係る4つの登録時系列データを記憶手段に記憶する記憶ステップと、
認証時に、認証対象者が自身の認証パスワードを発声せずに口パクした際の口唇における4つの特徴点である4つの認証特徴点について当該4つの認証特徴点により定まる菱形における4つの角度に係る4つの認証口唇特徴に係る4つの認証時系列データを取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得した4つの認証時系列データと前記記憶手段に記憶されている4つの登録時系列データとの差異度を算出し、当該差異度に基づいて前記認証対象者の認証処理を行う認証処理ステップと、
を有することを特徴とする認証処理方法。
国際特許分類(IPC)
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出願権利状態 公開
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