TOP > 国内特許検索 > 樹脂成形体及び分析用チップ

樹脂成形体及び分析用チップ コモンズ

国内特許コード P150011557
整理番号 H24-17
掲載日 2015年3月24日
出願番号 特願2014-025695
公開番号 特開2014-194003
出願日 平成26年2月13日(2014.2.13)
公開日 平成26年10月9日(2014.10.9)
優先権データ
  • 特願2013-035987 (2013.2.26) JP
発明者
  • 小川 圭二
  • 川上 忠嗣
  • 脇坂 博之
  • 大山 雅寿
出願人
  • 公立大学法人 滋賀県立大学
  • 株式会社カフィール
  • 滋賀県
発明の名称 樹脂成形体及び分析用チップ コモンズ
発明の概要 【課題】簡便な方法によって製造でき、且つ表面の親水性が長期に亘って維持される樹脂成形体を提供することである。
【解決手段】樹脂成形体(T)は、ベース樹脂(P)と、一般式R-X(R;炭素数1~60のアルキル基、X;親水基)で表される界面活性剤(A)と、ベース樹脂(P)よりも分子量が小さく、且つ界面活性剤(A)よりも分子量が大きな化合物(B)であって、ポリエーテルエステル、ポリエーテルエステルアミド、無水カルボン酸含有変性オレフィン、エチレンオキシド-エピクロルヒドリン共重合体、ポリスチレンスルホン酸塩、4級アンモニウム塩基含有アクリレート、及びアイオノマー樹脂から選択される少なくとも1種の化合物(B)と、を溶融混合して成形される。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂をはじめとする熱可塑性樹脂は、射出成形等の溶融成形が容易であり、また機械的強度等にも優れることから、種々の用途に使用される樹脂成形体の原料として好適である。ところで、オレフィン系樹脂は疎水性が高いため、用途によっては成形体表面を親水化することが求められる。親水化が要求される樹脂成形体の一例としては、微細な流路に検体を流す必要がある生化学用マイクロチップ等の分析用チップが挙げられる。





樹脂成形体の表面を親水化する方法としては、コロナ放電処理が広く利用されている。コロナ放電処理は、電極と誘電体ロールとの間に樹脂成形体を通し、高周波高電圧を印加してコロナ放電を発生させる方法であって、コロナ放電中の加速電子が樹脂表面に衝突することで樹脂表面に極性基を発生させる。しかし、コロナ放電処理は、形状が複雑な成形体への適用が困難であり、また製造コストが高い等の問題がある。そこで、より簡便な親水化手段として、成形体のベース樹脂に界面活性剤を添加する方法が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。

産業上の利用分野



本発明は、樹脂成形体及び分析用チップに関し、特に微細構造を有する生化学用マイクロチップに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ベース樹脂(P)と、
一般式R-X(R;炭素数1~60のアルキル基、X;親水基)で表される界面活性剤(A)と、
ベース樹脂(P)よりも分子量が小さく、且つ界面活性剤(A)よりも分子量が大きな化合物(B)であって、ポリエーテルエステル、ポリエーテルエステルアミド、無水カルボン酸含有変性オレフィン、エチレンオキシド-エピクロルヒドリン共重合体、ポリスチレンスルホン酸塩、4級アンモニウム塩基含有アクリレート、及びアイオノマー樹脂から選択される少なくとも1種の化合物(B)と、
を溶融混合して成形されることを特徴とする樹脂成形体。

【請求項2】
請求項1に記載の樹脂成形体において、
界面活性剤(A)の分子量が100~10000であり、
化合物(B)の分子量が20000~80000であることを特徴とする樹脂成形体。

【請求項3】
請求項1又は2に記載の樹脂成形体において、
界面活性剤(A)の含有量は、ベース樹脂(P)の重量に対して、0.5重量%~5重量%であり、
化合物(B)の含有量は、界面活性剤(A)の含有量よりも多く、且つベース樹脂(P)の重量に対して、3重量%~15重量%であることを特徴とする樹脂成形体。

【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の樹脂成形体において、
界面活性剤(A)が、炭素数5~25のアルキル基を含有する、ポリエチレングリコール型、スルホン酸塩型、及び4級アンモニウム塩型から選択される少なくとも1種であることを特徴とする樹脂成形体。

【請求項5】
請求項4に記載の樹脂成形体において、
界面活性剤(A)として、前記ポリエチレングリコール型の界面活性剤、及び前記スルホン酸塩型の界面活性剤を併用することを特徴とする樹脂成形体。

【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の樹脂成形体において、
ベース樹脂(P)が、ポリオレフィン系樹脂であり、
化合物(B)が、前記無水カルボン酸含有変性オレフィンであることを特徴とする樹脂成形体。

【請求項7】
ベース樹脂(P)と、
一般式R-X(R;炭素数1~60のアルキル基、X;親水基)で表される界面活性剤(A)と、
ベース樹脂(P)よりも分子量が小さく、且つ界面活性剤(A)よりも分子量が大きな化合物(B)であって、ポリエーテルエステル、ポリエーテルエステルアミド、無水カルボン酸含有変性オレフィン、エチレンオキシド-エピクロルヒドリン共重合体、ポリスチレンスルホン酸塩、4級アンモニウム塩基含有アクリレート、及びアイオノマー樹脂から選択される少なくとも1種の化合物(B)と、
を溶融混合して成形されることを特徴とする分析用チップ。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2014025695thum.jpg
出願権利状態 公開


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close