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インダクタ コモンズ

国内特許コード P150011560
整理番号 N13120
掲載日 2015年3月24日
出願番号 特願2014-116465
公開番号 特開2015-230966
出願日 平成26年6月5日(2014.6.5)
公開日 平成27年12月21日(2015.12.21)
発明者
  • 佐藤 敏郎
  • 曽根原 誠
出願人
  • 国立大学法人信州大学
発明の名称 インダクタ コモンズ
発明の概要 【課題】 小型化が容易で、かつ、大きなQ値を有するインダクタを提供する。
【解決手段】 コイル10の線間に磁性材料14を充填した、平面型のスパイラルインダクタであって、前記磁性材料14が、磁性微粒子と誘電材とを複合した磁性複合材料からなり、前記磁性材料中で、前記磁性微粒子が互いに接触せずに存在している。
前記磁性複合材料として、前記磁性微粒子と前記誘電材との体積比が1:1であるもの、磁性複合材料に用いられている磁性微粒子が粒径2μm以下のものを用いることにより、Q値を向上させることができる。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


電子機器の多くは、電源回路や高周波回路を有しており、さまざまな電子部品が用いられている。インダクタは、出力電流の平滑化やインピーダンス整合用として用いられる。例えば高周波回路用インダクタでは、小型・集積化から平面型スパイラルインダクタがよく用いられる。
図15に平面型スパイラルインダクタの断面図を示す。図15(a)のように空心のインダクタでは、巻線Bを流れる電流によって生じる磁束が、隣接する巻線AおよびCに鎖交する。すると、巻線AとCでは誘導現象による渦電流が発生し、これが損失の原因になる(近接効果)。図15(a)では巻線Bによる作用を示すが、巻線A、Cに流れる電流も同様に、他の巻線に対して誘導現象による作用を及ぼす。



近接効果を抑制する手法として、図15(b)に示すように、巻線の線間に磁性材料Dを埋め込んだ構造のインダクタが考案されている(特許文献1)。線間に磁性材料を埋め込むことにより、各巻線を流れる電流によって生じる磁束は,巻線よりも透磁率が高い線間の磁性材料をパスすることになり、近接効果が抑制され、抵抗成分が低下し、Q値を高くすることができる。

産業上の利用分野


本発明はインダクタに関し、より詳細には近接効果を抑制してQ値を高めたインダクタに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
コイルの線間に磁性材料を充填した、平面型のスパイラルインダクタであって、
前記磁性材料が、磁性微粒子と誘電材とを複合した磁性複合材料からなり、
前記磁性材料中で、前記磁性微粒子が互いに接触せずに存在していることを特徴とするインダクタ。

【請求項2】
前記磁性複合材料は、前記磁性微粒子と前記誘電材との体積比が1:1であることを特徴とする請求項1記載のインダクタ。

【請求項3】
前記磁性複合材料に用いられている磁性微粒子は、粒径が2μm以下であることを特徴とする請求項1または2記載のインダクタ。

【請求項4】
前記磁性微粒子は、Fe系磁性微粒子、Co系磁性微粒子、Ni系磁性微粒子のいずれかであることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項記載のインダクタ。

【請求項5】
前記磁性材料は、コイルの線間を充填し、コイル表面を被覆していないことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項記載のインダクタ。

国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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