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めっき複合材料の製造方法 コモンズ

国内特許コード P150011587
整理番号 N14079
掲載日 2015年3月24日
出願番号 特願2015-020018
公開番号 特開2016-141862
出願日 平成27年2月4日(2015.2.4)
公開日 平成28年8月8日(2016.8.8)
発明者
  • 新井 進
  • 植田 美代加
出願人
  • 国立大学法人信州大学
発明の名称 めっき複合材料の製造方法 コモンズ
発明の概要 【課題】隣り合った分散粒子の隙間を、めっきにより確実に充填するめっき複合材料の製造方法の提供。
【解決手段】めっき槽10内の鉛直方向の上位置に陽極12、下位置に陰極14を、互いに対向させて配置し、めっき液中に分散させた分散粒子を陰極14に向け徐々に沈降させ、陰極14上に堆積させるとともに、陰極14上にめっき金属を析出14aさせることにより、めっきマトリックス中に前記分散粒子が含まれためっき複合材料を作製する方法であって、陰極14上にめっき14aを析出させる際に、電位規制法により陰極14の電位を水素が発生しない電位に設定してめっきを析出14aさせるめっき複合材料の製造方法。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


CPU等のきわめて放熱量の大きな半導体素子を搭載した電子装置では、ヒートシンクやヒートスプレッダーといった放熱部品を用いて、半導体素子から発生する熱量を効率的に放散させている。これらの放熱部品の素材には、熱伝導性に優れる銅やアルミニウムが使用される。
本発明者は、めっき金属中にカーボン繊維、カーボンナノチューブ、ダイヤモンド粒子等の分散粒子を分散させて取り込む複合めっきについて研究している。これらの複合めっきのうち、ダイヤモンド粒子をめっき金属中に分散させた複合材料は、きわめて熱伝導性に優れることから、ヒートシンクやヒートスプレッダー等の放熱部品として効果的に利用することができる。ダイヤモンドの熱伝導率900(W/mK)は、銅の熱伝導率398(W/mK)の約3倍であり、めっき金属中にダイヤモンド粒子を均一に分散させることにより、好適な複合材料となる。



特許文献1にはめっき金属中にダイヤモンド粒子を含む複合材料が開示されている。この複合めっき材料はめっき皮膜の厚さ方向にダイヤモンド粒子の共析量が漸次変化する傾斜機能材料として形成したもので、ダイヤモンド粒子の共析量を傾斜組成とすることにより、めっき皮膜の放熱性を向上させ、基材との密着性を向上させることを可能としている。このめっき複合材料は、めっき液の撹拌速度を細かく調節して製造している。

産業上の利用分野


本発明は、ダイヤモンド粒子等の分散粒子をめっきマトリックス中に含むめっき複合材料の製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
めっき槽内の鉛直方向の上位置に陽極、下位置に陰極を、互いに対向させて配置し、
めっき液中に分散させた分散粒子を前記陰極に向け徐々に沈降させ、陰極上に堆積させるとともに、陰極上にめっき金属を析出させることにより、めっきマトリックス中に前記分散粒子が含まれためっき複合材料を作製する方法であって、
前記陰極上にめっきを析出させる際に、電位規制法により前記陰極の電位を水素が発生しない電位に設定してめっきを析出させることを特徴とするめっき複合材料の製造方法。

【請求項2】
前記電位規制法によるめっきにおいては、水素の還元電位よりも正側において析出可能なめっきを施すめっき条件とすることを特徴とする請求項1記載のめっき複合材料の製造方法。

【請求項3】
前記分散粒子としてダイヤモンド粒子を使用することを特徴とする請求項1または2記載のめっき複合材料の製造方法。

【請求項4】
前記めっきとして、銅めっきを施すことを特徴とする請求項3記載のめっき複合材料の製造方法。

【請求項5】
前記ダイヤモンド粒子として、粒径45μm以上の粒子を使用することを特徴とする請求項4記載のめっき複合材料の製造方法。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2015020018thum.jpg
出願権利状態 公開
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