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魚卵判別方法および魚卵選別装置 UPDATE

国内特許コード P150011823
整理番号 KG0121-JP01
掲載日 2015年4月2日
出願番号 特願2013-151670
公開番号 特開2015-021894
登録番号 特許第6207276号
出願日 平成25年7月22日(2013.7.22)
公開日 平成27年2月2日(2015.2.2)
登録日 平成29年9月15日(2017.9.15)
発明者
  • 石垣 美歌
  • 佐藤 英俊
  • 前田 康大
出願人
  • 学校法人関西学院
発明の名称 魚卵判別方法および魚卵選別装置 UPDATE
発明の概要 【課題】魚卵の良否を産卵(あるいは受精)直後の段階で判別可能な魚卵判別方法および魚卵選別装置を提供する。
【解決手段】魚卵選別装置1は、魚卵が投入される投入部2と、前記魚卵の良否を判別する判別部4と、判別部4の判別結果に基づいて良卵と不良卵とを仕分ける仕分部5と、を備える。判別部4は、レーザー光を魚卵に照射する照射手段と、前記魚卵の反射光からラマン散乱光を検出し、検出されたラマン散乱光に基づいて、魚卵の良否を判別する解析手段と、を備える。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



水産養殖業において、孵化率の高い卵の安定的な入手は重要な課題である。特に、親魚の入手自体が困難な希少種や、養殖状態での安定的な産卵誘発技術が確立途上である種では、その重要性は増大する。





特に、海魚は、卵を育てるための最適条件を作り出すことが難しいため、養殖における孵化率が低い。例えば、養殖が盛んで商業的に重要なオヒョウは、孵化率は1%以下である。ヨーロピアンシーバスの孵化率は10~15%であり、受精卵を育てる方法が確立されているサケでさえ、孵化率は50%である。





海魚孵化場では、海水に対して卵が浮くか否かによって、卵の良否を判別する方法が一般的である。さらに、特許文献1及び2には、生きている良卵がほぼ透明であり、死んでいる不良卵が白濁していることに着目して、魚卵からの反射光の強度に基づいて、魚卵の良否を判別する方法が開示されている。当該方法により、魚卵を破壊することなく、魚卵の良否を判別することができる。

産業上の利用分野



本発明は、魚卵の良否を判別する技術に関し、特に、魚卵の受精の有無及び受精卵の孵化可能性を判別する技術に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
レーザー光を魚卵に照射する照射ステップと、
前記魚卵の反射光からラマン散乱光を検出し、検出されたラマン散乱光に基づいて、前記魚卵が受精卵であるか無精卵であるか、または前記魚卵が孵化する受精卵であるか孵化しない受精卵であるかを判別する判別ステップと、を有することを特徴とする魚卵判別方法。

【請求項2】
前記レーザー光の波長は720~860nmであることを特徴とする請求項1に記載の魚卵判別方法。

【請求項3】
前記レーザー光の波長は785nmであることを特徴とする請求項2に記載の魚卵判別方法。

【請求項4】
前記照射ステップでは、前記レーザー光を前記魚卵の脂肪滴および卵黄部分の少なくともいずれかに照射することを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の魚卵判別方法。

【請求項5】
前記判別ステップでは、脂質のバンドを用いて線形判別分析を行うことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の魚卵判別方法。

【請求項6】
前記判別ステップでは、さらにタンパク質のバンドを用いて線形判別分析を行うことを特徴とする請求項5に記載の魚卵判別方法。

【請求項7】
前記判別ステップでは、さらにカロテノイドのバンドを用いて線形判別分析を行うことを特徴とする請求項6に記載の魚卵判別方法。

【請求項8】
魚卵が投入される投入部と、
前記魚卵の良否を判別する判別部と、
前記判別部の判別結果に基づいて良卵と不良卵とを仕分ける仕分部と、を備えた魚卵選別装置であって、
前記判別部は、
レーザー光を魚卵に照射する照射手段と、
前記魚卵の反射光からラマン散乱光を検出し、検出されたラマン散乱光に基づいて、前記魚卵が受精卵であるか無精卵であるか、または前記魚卵が孵化する受精卵であるか孵化しない受精卵であるかを判別する解析手段と、を備えることを特徴とする魚卵選別装置。

【請求項9】
前記照射手段は、
前記レーザー光の照射位置を、前記魚卵に追随させる追随手段を備えることを特徴とする請求項8に記載の魚卵選別装置。

【請求項10】
前記追随手段は、
前記レーザー光を偏向するポリゴンミラーであることを特徴とする請求項9に記載の魚卵選別装置。

【請求項11】
前記追随手段は、
前記レーザー光を伝播させ、先端が前記魚卵の進路に沿って移動可能な光ファイバーであることを特徴とする請求項9に記載の魚卵選別装置。

【請求項12】
前記レーザー光の波長は720~860nmであることを特徴とする請求項8~11のいずれかに記載の魚卵選別装置。

【請求項13】
前記レーザー光の波長は785nmであることを特徴とする請求項12に記載の魚卵選別装置。

【請求項14】
前記照射手段は、前記レーザー光を前記魚卵の脂肪滴および卵黄部分の少なくともいずれかに照射することを特徴とする請求項8~13のいずれかに記載の魚卵選別装置。

【請求項15】
前記解析手段は、脂質のバンドを用いて線形判別分析を行うことを特徴とする請求項8~14のいずれかに記載の魚卵選別装置

【請求項16】
前記解析手段は、さらにタンパク質のバンドを用いて線形判別分析を行うことを特徴とする請求項15に記載の魚卵選別装置

【請求項17】
前記解析手段は、さらにカロテノイドのバンドを用いて線形判別分析を行うことを特徴とする請求項16に記載の魚卵選別装置
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2013151670thum.jpg
出願権利状態 登録
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