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間質性肺炎のバイオマーカー

国内特許コード P150011835
掲載日 2015年4月8日
出願番号 特願2013-230423
公開番号 特開2015-090323
出願日 平成25年11月6日(2013.11.6)
公開日 平成27年5月11日(2015.5.11)
発明者
  • 権 寧博
  • 橋本 修
  • 小林 朋子
  • 大木 隆史
出願人
  • 学校法人日本大学
発明の名称 間質性肺炎のバイオマーカー
発明の概要 【課題】特発性間質性肺炎の検出方法方法、特発性間質性肺炎の検出用いるためのマーカー、及び特発性間質性肺炎を検出するためのキットの提供。
【解決手段】被験者のサンプル中における、配列番号1~10で示されるアミノ酸配列のタンパク質から選択される少なくとも1種に対する抗体を指標とすることを特徴とする、特発性間質性肺炎の検出方法。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要



間質性肺炎(interstitial pneumonia)は、肺において肺胞間の隔壁である、肺の間質組織における炎症性疾患の総称である。間質性肺炎の進行に伴い、間質組織の線維化が生じ、患者の呼吸困難の原因となる。間質性肺炎は、膠原病よるもの、薬剤誘起性、職業若しくは環境によるものなどの原因が明らかな一群と、原因不明の一群とに大別される。原因不明のものは、特発性間質性肺炎(idiopathic interstitial pneumonias、IIPs)と呼ばれる。





特発性間質性肺炎は予後不良であり、我が国では難治性疾患として特定疾患に指定されている。このように難治性疾患である特発性間質性肺炎は、早期の診断が望ましい。しかしながら、我が国の日本呼吸器学会による診断ガイドライン(非特許文献1)、あるいは、アメリカ胸部医学会(American Thoracic Society、ATS)及びヨーロッパ胸部疾患学会(European Respiratory Society、ERS)による分類(非特許文献2)では、特発性間質性肺炎の確定診断を行うためには、臨床所見、画像所見、肺の機能評価、外科的肺生検による病理組織学的所見等に基づく総合判断を行う必要がある。さらに、病態の進行により初めて確定診断が可能となる場合がある。このような診断を行うことは、患者本人と医師等の医療従事者との双方に大きな負担となる。





従って、より簡便に、かつ、高い陽性率及び特異性をもって特発性間質性肺炎を診断する方法が強く求められているのが現状である。





これまでに、血液検査による特発性間質性肺炎の診断が提唱されている(例えば、特許文献1)。しかしながら、陽性率や特異性の観点で十分なものであるとは言えない。





また、前記ガイドラインではKL-6、SP-D、SP-Aなどが血清マーカーとして挙げられている(非特許文献1)。これらのマーカーは特発性間質性肺炎において高い陽性率を示すものの、幅広い肺の疾患で陽性を示すマーカーであるため、特発性間質性肺炎の特異的な診断に用いることはできない。

産業上の利用分野



本発明は、主に特発性間質性肺炎の検出方法若しくは診断方法、特発性間質性肺炎の検出若しくは診断に用いるためのマーカー、及び特発性間質性肺炎を検出若しくは診断するためのキットに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
被験者のサンプル中における、配列番号1~10で示されるアミノ酸配列のタンパク質から選択される少なくとも1種に対する抗体を指標とすることを特徴とする、特発性間質性肺炎の検出方法。

【請求項2】
配列番号1~10で示されるアミノ酸配列のタンパク質から選択される少なくとも1種からなる、特発性間質性肺炎を検出に用いるためのマーカー。

【請求項3】
配列番号1~10で示されるアミノ酸配列のタンパク質から選択される少なくとも1種に対する抗体を検出する手段を含む、特発性間質性肺炎を検出するためのキット。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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