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化合物及びその製造方法

国内特許コード P150011856
掲載日 2015年4月8日
出願番号 特願2014-150588
公開番号 特開2016-023176
出願日 平成26年7月24日(2014.7.24)
公開日 平成28年2月8日(2016.2.8)
発明者
  • 廣瀬 英晴
  • 米山 隆之
  • 菊地 久二
  • 平口 久子
  • 升谷 滋行
出願人
  • 学校法人日本大学
発明の名称 化合物及びその製造方法
発明の概要 【課題】ジルコニアを主成分とするセラミックスとレジンとを高強度で接着できる新規化合物の提供。
【解決手段】下記一般式(1)で表される化合物(式中、Rは炭素数1~8のアルキル基であり;Rは炭素数1~5のアルキレン基であり;Rは水素原子又はメチル基であり;nは1~3の整数であり;nが2又は3である場合、複数個のRは互いに同一でも異なっていてもよく、nが1又は2である場合、複数個のR及びRはそれぞれ互いに同一でも異なっていてもよい。)。
(RO)Zr(OROC(=O)C(-R)=CH4-n ・・・(1)
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


歯科用セラミックス材料として、シリカ(SiO)を主成分とするセラミックスが使用されており、従来、このようなセラミックスはシランカップリング剤によってレジンとカップリングされ、接着する手法が広く普及している(非特許文献1参照)。なかでも、3-メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン(γ-MPTS、3-MPTS)は、歯科用コンポジットレジンの充填材であるシリカと、レジンとを接着させ、高強度の歯科用成形修復材料として使用されており、シリカを主成分とするセラミックスとレジンとの接着時のプライマーとしても使用されている。



一方で、より高強度の歯科用セラミックス材料が求められており、ジルコニア(ZrO)を主成分とするセラミックスが有望視されている。

産業上の利用分野


本発明は、新規の有機ジルコニウム化合物とその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記一般式(1)で表される化合物。
(RO)Zr(OROC(=O)C(-R)=CH4-n ・・・(1)
(式中、Rは炭素数1~8のアルキル基であり;Rは炭素数1~5のアルキレン基であり;Rは水素原子又はメチル基であり;nは1~3の整数であり;nが2又は3である場合、複数個のRは互いに同一でも異なっていてもよく、nが1又は2である場合、複数個のR及びRはそれぞれ互いに同一でも異なっていてもよい。)

【請求項2】
下記一般式(1)-1で表される化合物の製造方法であって、
下記一般式(2)で表される化合物と、下記一般式(3)で表される化合物又はその塩と、を反応させて、下記一般式(4)-1で表される化合物を得る工程(A1)、
下記一般式(4)-1で表される化合物と、下記一般式(5)で表される化合物又はその塩と、を反応させて、下記一般式(6)で表される化合物を得る工程(A2)、
及び下記一般式(6)で表される化合物と、下記一般式(3)で表される化合物又はその塩と、を反応させて、下記一般式(1)-1で表される化合物を得る工程(A3)を有する化合物の製造方法。
ZrX ・・・・(2)
OH ・・・・(3)
(RO)αZrX4-α ・・・・(4)-1
CH=C(-R)C(=O)OROH ・・・・(5)
(RO)αZr(OROC(=O)C(-R)=CHβ4-α-β ・・・・(6)
(RO)n1Zr(OROC(=O)C(-R)=CH4-n1 ・・・・(1)-1
(式中、Xはハロゲン原子であり;Rは炭素数1~8のアルキル基であり;Rは炭素数1~5のアルキレン基であり;Rは水素原子又はメチル基であり;α及びβはそれぞれ独立に1又は2であり、ただしα+βは2又は3であり;n1は2又は3であり;一般式(1)-1中の複数個のRは互いに同一でも異なっていてもよく、n1が2である場合、一般式(1)-1中の複数個のR及びRはそれぞれ互いに同一でも異なっていてもよい。)

【請求項3】
下記一般式(1)-2で表される化合物の製造方法であって、
下記一般式(2)で表される化合物と、下記一般式(3)で表される化合物又はその塩と、を反応させて、下記一般式(4)-2で表される化合物を得る工程(B1)、
及び下記一般式(4)-2で表される化合物と、下記一般式(5)で表される化合物又はその塩と、を反応させて、下記一般式(1)-2で表される化合物を得る工程(B2)を有する化合物の製造方法。
ZrX ・・・・(2)
OH ・・・・(3)
OZrX ・・・・(4)-2
CH=C(-R)C(=O)OROH ・・・・(5)
OZr(OROC(=O)C(-R)=CH ・・・・(1)-2
(式中、Xはハロゲン原子であり;Rは炭素数1~8のアルキル基であり;Rは炭素数1~5のアルキレン基であり;Rは水素原子又はメチル基であり;一般式(1)-2中の複数個のR及びRはそれぞれ互いに同一でも異なっていてもよい。)
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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