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映像内活動度可視化装置、方法及びプログラム 新技術説明会

国内特許コード P150011899
整理番号 S2013-1349-N0
掲載日 2015年4月17日
出願番号 特願2013-173053
公開番号 特開2015-041945
出願日 平成25年8月23日(2013.8.23)
公開日 平成27年3月2日(2015.3.2)
発明者
  • 豊浦 正広
  • 茅 暁陽
  • 西口 敏司
  • 村上 正行
出願人
  • 国立大学法人山梨大学
  • 学校法人常翔学園
  • 学校法人京都外国語大学
発明の名称 映像内活動度可視化装置、方法及びプログラム 新技術説明会
発明の概要 【課題】従来の映像内容を要約する技術では、内容を把握するためには習熟が必要であったり、内容を理解するには不十分な表示であるというような課題があった。
【解決手段】本発明による映像内活動度可視化装置は、ディスプレイの表示画面を制御する表示画面制御部と、映像データを取得し、前記表示画面の一部に映像を表示する映像制御部と、前記映像内の注目する領域をパネルとして設定するパネル制御部と、前記パネル内の活動度を算出する活動度算出部と、映像の経過時間に対する前記パネル内の前記活動度をシークバーとして表示するシークバー制御部とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



カメラは世界中の至る所に設置され、人間が処理しきれない量の映像が蓄積されてきている。画像処理による自動認識の精度には限界があり、人間が映像を理解する場面はまだ多い。伝統的なツールによって映像を解析する場合には、ショートカットキーに早送りや巻き戻しの機能を割り当て、あるいは倍速再生などの機能を利用して、映像を見ていくことになる。1人の人間が解析できる映像の量には限界があり、また、人間への負担も大きい。大事なイベントを見逃す恐れもある。





従来技術として、映像を人間の目に見える形に要訳するVideo Visualizationの技術がある。たとえば非特許文献1には、ドーナツ状に示されるボリュームデータによって、映像の中で重要な位置を色付けして表示することができ、ニュース映像の切れ目や監視映像中の人の流れなどの可視化が可能となる。この種のシステムを利用すれば、映像を見ることなく映像の中身を理解することも可能であるが、可視化された結果を解釈するのに慣れや経験が多分に必要とされる。





また非特許文献2には、天井からの映像に限定し、また、部屋全体を隙間なくブロックに分割し、それぞれのブロックの映像における活動を3次元ボリュームで表現する技術がある。この技術は、ボリュームのみから活動を表現することが目標であるが、これでは映像を見直すことで得られる情報が限定されてしまう。たとえば、顔を掻くような仕草や寝ているかどうかの判別は、生成された3次元ボリュームのみから判断することは難しい。

産業上の利用分野



本発明は、映像内活動度可視化装置、方法及びプログラムに関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
ディスプレイの表示画面を制御する表示画面制御部と、
映像データを取得し、前記表示画面の一部に映像を表示する映像制御部と、
前記映像内の注目する領域をパネルとして設定するパネル制御部と、
前記パネル内の活動度を算出する活動度算出部と、
映像の経過時間に対する前記パネル内の前記活動度をシークバーとして表示するシークバー制御部と、
を備えることを特徴とする映像内活動度可視化装置。

【請求項2】
前記活動度が、前記パネル内のひとつの映像フレームの全画素のうち、時間的に隣接した直前又は直後の映像フレームの対応する画素との特性値の差が、あらかじめ設けられたしきい値を超えた画素の割合とすることを特徴とする請求項1に記載の映像内活動度可視化装置。

【請求項3】
前記パネル内の、表示中の映像の映像フレームに対する前記活動度を、リアルタイムに表示するパワーゲージ制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の映像内活動度可視化装置。

【請求項4】
前記シークバーは、前記パネル内のある時点における映像フレームの活動度を、その時点を示す位置に対する画素の色で、表示することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の映像内活動度可視化装置。

【請求項5】
前記シークバーの時間方向に対する画素数が、映像の全映像フレーム数よりも少ない場合には、前記シークバーの時間方向の画素一つに複数の映像フレームが割り当てられ、前記画素の一つに割り当てられた複数の映像フレームの活動度のうち最大値を、画素の色で表示することを特徴とする請求項4に記載の映像内活動度可視化装置。

【請求項6】
前記シークバーの任意の位置を指定することで、対応する時点から、映像を再生し、指定したシークバーに対応するパネルをハイライト表示することを特徴とする請求項4又は5のいずれかに記載の映像内活動度可視化装置。

【請求項7】
前記シークバー制御部が、
複数の前記パネル内の映像の時間的変化を示す活動度をシークバーとしてさらに表示することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の映像内活動度可視化装置。

【請求項8】
前記シークバー制御部が、
映像以外の、映像と同期した信号の時間的変化を示す活動度をシークバーとしてさらに表示することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の映像内活動度可視化装置。

【請求項9】
前記映像以外の信号が音声又は生体信号であることを特徴とする請求項8に記載の映像内活動度可視化装置。

【請求項10】
前記映像が、授業内容を撮影した映像であり、前記パネルが受講者毎に設定され、前記受講者毎の動作を把握するために用いられることを特徴とする請求項1から9に記載の映像内活動度可視化装置。

【請求項11】
前記映像が、ゲージ内の実験動物の動作を撮影した映像であり、前記パネルがゲージ内の特定の箇所に対して設定され、前記特定の箇所毎の動物の行動を把握するために用いられることを特徴とする請求項1から9に記載の映像内活動度可視化装置。

【請求項12】
前記映像が、特定の場所における人の行動を撮影した映像であり、前記パネルが前記特定の場所におけるさらに限定された箇所に対して設定され、前記限定された箇所毎の人の流れ、行動を把握するために用いられることを特徴とする請求項1から9に記載の映像内活動度可視化装置。

【請求項13】
映像データを取得し、ディスプレイの一部に前記映像データにより映像を表示するステップと、
表示された前記映像内で、外部からの信号により指定された領域をパネルとして設定するステップと、
前記パネル内の映像の時間的変化を示す活動度を算出するステップと、
前記映像の経過時間に対する前記パネル内の前記活動度をシークバーとして表示するステップと、
を備えることを特徴とする映像内活動度可視化方法。

【請求項14】
前記活動度を算出するステップは、前記パネル内のひとつの映像フレームの全画素のうち、時間的に隣接した直前又は直後の映像フレームの対応する画素との輝度値の差が、あらかじめ設けられたしきい値を超えた画素の割合とするステップであることを特徴とする請求項13に記載の映像内活動度可視化方法。

【請求項15】
前記パネル内の、表示中の映像の映像フレームに対する前記活動度を、パワーゲージとしてリアルタイムに表示するステップをさらに備えることを特徴とする請求項13又は14のいずれかに記載の映像内活動度可視化方法。

【請求項16】
前記シークバーの任意の位置を外部信号により指定された際に、対応する時点から、映像を再生し、指定したシークバーに対応するパネルをハイライト表示するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項13から15のいずれかに記載の映像内活動度可視化方法。

【請求項17】
前記映像の経過時間に対する前記パネル内の前記活動度をシークバーとして表示するステップにおいて、映像以外の、映像と同期した信号の時間的変化を示す活動度をシークバーとしてさらに表示することを特徴とする請求項13から16のいずれかに記載の映像内活動度可視化方法。

【請求項18】
コンピュータに、
映像データを取得し、ディスプレイの一部に前記映像データにより映像を表示する手順と、
表示された前記映像内で、外部からの信号により指定された領域をパネルとして設定する手順と、
前記パネル内の映像の時間的変化を示す活動度を算出する手順と、
前記映像の経過時間に対する前記パネル内の前記活動度をシークバーとして表示する手順と、
を実行させるための映像内活動度可視化プログラム。

【請求項19】
前記活動度を算出する手順は、前記パネル内のひとつの映像フレームの全画素のうち、時間的に隣接した直前又は直後の映像フレームの対応する画素との輝度値の差が、あらかじめ設けられたしきい値を超えた画素の割合とする手順であることを特徴とする請求項18に記載の映像内活動度可視化プログラム。

【請求項20】
前記パネル内の、表示中の映像の映像フレームに対する前記活動度を、パワーゲージとしてリアルタイムに表示する手順をさらに備えることを特徴とする請求項18又は19のいずれかに記載の映像内活動度可視化プログラム。

【請求項21】
前記シークバーの任意の位置を外部信号により指定された際に、対応する時点から、映像を再生し、指定したシークバーに対応するパネルをハイライト表示する手順をさらに備えたことを特徴とする請求項18から20のいずれかに記載の映像内活動度可視化プログラム。

【請求項22】
前記映像の経過時間に対する前記パネル内の前記活動度をシークバーとして表示する手順において、映像以外の、映像と同期した信号の時間的変化を示す活動度をシークバーとしてさらに表示することを特徴とする請求項18から21のいずれかに記載の映像内活動度可視化プログラム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2013173053thum.jpg
出願権利状態 公開
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