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セラミド誘導体およびこれを用いたゴルジ体標識化蛍光プローブ

国内特許コード P150011967
掲載日 2015年5月7日
出願番号 特願2013-529018
登録番号 特許第6120222号
出願日 平成24年8月13日(2012.8.13)
登録日 平成29年4月7日(2017.4.7)
国際出願番号 JP2012070631
国際公開番号 WO2013024843
国際出願日 平成24年8月13日(2012.8.13)
国際公開日 平成25年2月21日(2013.2.21)
優先権データ
  • 特願2011-177720 (2011.8.15) JP
発明者
  • 西田 篤司
  • 中村 浩之
  • 牧山 智彦
  • 村山 俊彦
出願人
  • 国立大学法人 千葉大学
発明の名称 セラミド誘導体およびこれを用いたゴルジ体標識化蛍光プローブ
発明の概要 【課題】ゴルジ体を選択的に蛍光標識するための、細胞障害性が低く細胞内安定性に優れた手段を提供する。
【解決手段】本発明によれば、下記化学式1:



式中、Rは、炭素原子数1~12のアルキル基であり、Rは、炭素原子数1~20のアルキル基であり、nは、1~20の整数である、
で表されるセラミド誘導体、およびこれを用いたゴルジ体標識化蛍光プローブが提供される。
【選択図】図4
従来技術、競合技術の概要



ゴルジ体は小胞輸送経路の中心に位置する細胞内小器官で、ほとんどの真核生物の細胞に存在する。ゴルジ体の主な機能は、タンパク質の修飾と選別輸送であるが、一部の脂質や糖脂質の合成をも行う重要な細胞内小器官である。タンパク質が正常に機能するためにはゴルジ体の働きが非常に重要であり、また生体内の重要な脂質であるスフィンゴ脂質はその9割以上がゴルジ体で合成される。このように、ゴルジ体の機能およびゴルジ体で機能するタンパク質を研究することは生命現象を理解する上で非常に重要である。





ところで、タンパク質や脂質の細胞内輸送や、ゴルジ体で機能するタンパク質を解析する研究では、しばしばその細胞内局在を蛍光顕微鏡にて観察することが行われる。この際、ゴルジマーカー(ゴルジ体標識化プローブ)と目的タンパク質とを共染色することで、目的タンパク質がゴルジ体に局在していることを証明することもよく行われる。したがって、ゴルジ体を選択的に染色しうるゴルジ体標識化プローブを開発することは、これらの研究の発展にとって非常に有用である。





ここで、例えば非特許文献1には、従来のゴルジ体標識化蛍光プローブとして、NBD-C6-セラミドと称されるセラミド誘導体が記載されている。このNBD-C6-セラミドは、内在性セラミド(N-アシルスフィンゴシン)が蛍光標識されてなるものであり、下記の化学構造で示されるように、セラミドのN-アシル部位に蛍光発色団が導入されている。NBD-C6-セラミドは、かような化学構造に起因して、細胞に添加されると細胞内に取り込まれ、ゴルジ体を選択的に染色することができる。





【化1】




産業上の利用分野



本発明は、セラミド誘導体およびこれを用いたゴルジ体標識化蛍光プローブに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記化学式3:
【化1】


で表される、セラミド誘導体。

【請求項2】
請求項に記載のセラミド誘導体を含む、ゴルジ体標識化蛍光プローブ。

【請求項3】
請求項に記載のゴルジ体標識化蛍光プローブを、被検細胞に接触させる工程と、
前記蛍光プローブの発する蛍光信号を測定する工程と、
を含む、被検細胞におけるゴルジ体の存在部位を特定する方法。

【請求項4】
請求項に記載のゴルジ体標識化蛍光プローブを、被検細胞に接触させる工程と、
前記蛍光プローブの発する蛍光信号を測定する工程と、
蛍光標識された被検化合物を、前記被検細胞に接触させる工程と、
前記被検化合物の発する蛍光信号を測定する工程と、
を含む、被検細胞における被検化合物のゴルジ体への局在化の有無またはその程度を測定する方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2013529018thum.jpg
出願権利状態 登録
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