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画像解析装置、画像解析装置の作動方法及び画像解析プログラム コモンズ

国内特許コード P150012027
掲載日 2015年6月12日
出願番号 特願2013-536329
登録番号 特許第6041356号
出願日 平成24年9月26日(2012.9.26)
登録日 平成28年11月18日(2016.11.18)
国際出願番号 JP2012074701
国際公開番号 WO2013047583
国際出願日 平成24年9月26日(2012.9.26)
国際公開日 平成25年4月4日(2013.4.4)
優先権データ
  • 特願2011-213535 (2011.9.28) JP
発明者
  • 米田 哲也
出願人
  • 国立大学法人 熊本大学
発明の名称 画像解析装置、画像解析装置の作動方法及び画像解析プログラム コモンズ
発明の概要 MRIを含む医療用画像機器で描出できなかった組織や病変を、現在の保険診療の範囲内で現実的に検知する。生体から得られたMR画像を解析するにあたり、関心領域から得たMR信号の位相差分布を作成し、この位相差分布を複数の関数群で同時にフィッティングし、位相差分布に対してフィッティングされた前記複数の関数群のパラメータに基づいて、前記関心領域に含まれる組織の磁化率に対する依存状態を決定する。
従来技術、競合技術の概要



痴呆症の一つであるアルツハイマー病は、現在大きな問題であり、世界中でこぞって研究が進んでいる。このアルツハイマー病を引き起こす主原因の一つは、脳内に蓄積するアミロイドβと呼ばれるたんぱくであることが知られている。しかし、アミロイドβの直径は、約0.1mm以下であり、現行のいかなる保険診療用画像検出機器をもってしても、直接の描出は不可能であると考えられる。





ところが、MRIを含む医療用画像機器のほとんどは、対象とする組織や病変を直接に描出することを目的としている。しかし、医療現場には撮像時間の制限があり、制限された時間の中で撮像できる画像には解像度の限界がある。このような制限下では、対象とする組織や病変を直接に描出できない。むろん、高解像度の画像機器であれば描出が可能であるが、このような画像機器は保険診療の範囲外であり、機器も高額である。





むろん、超高磁場MRI(例えば、7テスラのMRI等)を用いれば、直接描出の可能性もあるが、このような超高磁場MRIは保険診療の範囲外である。保険診療の範囲外となる高額な器具を必要とする画像診断法は、現在の火急ともいえる医療問題への解決策とは言えず、現在の保険診療の範囲内で現実的に、現在のMRIを含む医療用画像機器では描出できない組織や病変を、検出する方法が求められている。





このような背景から、例えば、特許文献1に記載のMRシステムは、3次元(3D)傾斜2重エコー・パルスシーケンスを用いて3テスラ以上の磁場強度において高分解能のMR画像を撮像し、3D位相画像が収集されるように2つの異なるエコー時間でMR画像の画像データを収集している。





そして、磁場の不均一性に関する一定成分と線形成分を推定するためにMRIの間に収集される計測値から平滑化球面調和関数を差し引いて、関心領域内の磁場の局所変動を得ている。MRIによって脳内の磁場変動を計測できる能力はB0の二乗に従って増加するため、特許文献1に係る技術によれば、脳の磁性及び鉄の計測がより高感度になる。

産業上の利用分野


本発明は画像解析装置、画像解析装置の作動方法及び画像解析プログラムに関し、特に、生体から得られた核磁気共鳴画像を解析するための画像解析装置、画像解析装置の作動方法及び画像解析プログラムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
生体から得られた核磁気共鳴画像を解析するための画像解析装置であって、
生体の所定領域から得た核磁気共鳴信号の位相差分布を作成する位相差分布作成部と、
位相差分布作成部により作成された前記位相差分布に対し、複数の関数群でフィッティングするフィッティング部と、
前記フィッティング部により前記位相差分布に対してフィッティングされた前記複数の関数群のパラメータによって特定される前記所定領域に含まれる組織の磁化率に基づいて、前記所定領域に含まれる生体の正常性を検証する検証部と、
を備えることを特徴とする、画像解析装置。

【請求項2】
前記複数の関数群は、少なくとも1つのガウス分布を含む請求項1に記載の画像解析装置。

【請求項3】
前記複数の関数群は、2つのガウス分布で構成され、
前記2つのガウス分布のうち、標準偏差の大きいガウス分布が他方のガウス分布に比べて大きい位相を有する画素を強調した核磁気共鳴画像を作成する画像生成部を、更に備える請求項1又は請求項2に記載の画像解析装置。

【請求項4】
生体から得られた核磁気共鳴画像を解析するための画像解析装置の作動方法であって、
生体の所定領域から得た核磁気共鳴信号の位相差分布を作成する位相差分布作成工程と、
前記位相差分布に対し、複数の関数群でフィッティングするフィッティング工程と、
前記位相差分布に対してフィッティングされた前記複数の関数群のパラメータによって特定される前記所定領域に含まれる組織の磁化率に基づいて、前記所定領域に含まれる生体の正常性を検証する検証工程と、
を備えることを特徴とする、画像解析装置の作動方法。

【請求項5】
生体から得られた核磁気共鳴画像を解析する機能をコンピュータに実現させるための画像解析プログラムであって、
生体の所定領域から得た核磁気共鳴信号の位相差分布を作成する位相差分布作成機能と、
前記位相差分布に対し、複数の関数群でフィッティングするフィッティング機能と、
前記位相差分布に対してフィッティングされた前記複数の関数群のパラメータによって特定される前記所定領域に含まれる組織の磁化率に基づいて、前記所定領域に含まれる生体の正常性を検証する検証機能と、
を備えることを特徴とする、画像解析プログラム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
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