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新規化合物及びその製造法 コモンズ

国内特許コード P150012037
掲載日 2015年6月15日
出願番号 特願2013-540765
出願日 平成24年10月22日(2012.10.22)
国際出願番号 JP2012077229
国際公開番号 WO2013061919
国際出願日 平成24年10月22日(2012.10.22)
国際公開日 平成25年5月2日(2013.5.2)
優先権データ
  • 特願2011-233692 (2011.10.25) JP
発明者
  • 今村 信孝
  • 中川 和也
  • 徳山 真治
出願人
  • 学校法人立命館
  • 国立大学法人静岡大学
発明の名称 新規化合物及びその製造法 コモンズ
発明の概要 本発明の課題は、抗カビ物質として有用な新規化合物及びその製造法を提供することである。本発明は、式(I):




(式中、Rは、



を示し、Rは、



を示す。)で表される化合物又はその塩、及び微生物を用いる該化合物の製造方法に関する。
従来技術、競合技術の概要



古くから、淡水魚、例えばニジマス等の養殖場において、ミズカビ病といわれる魚病が問題となっている。ミズカビ病は、卵菌網(Oomycetes)、ミズカビ目(Saprolegniales)、ミズカビ科(Saprolegniaceae)のミズカビ属(Saprolegnia)、ワタカビ属(Achlya)、アファノマイセス属(Aphanomyces)の種によって引き起こされる。卵菌網は、近年の分子解析および生化学的な研究により、原生生物界の不等毛類に分類され、菌類様の外見を持ち(非特許文献1)、植物病原菌のPhytophthora属もこのグループに属している。





従来、色素剤のマラカイトグリーンがミズカビ病の起因生物に低濃度で活性を示し(非特許文献2)、また、安価であることから予防・治療剤として使用されてきた。しかし、近年、その発がん性が懸念され、養殖食用魚への使用が禁止された。これの代替品となる養殖魚又は魚卵のミズカビ病防止薬剤として、例えば、オゾン(特許文献1)、電解水(特許文献2)、有機酸(特許文献3)及びバチルス・ズブチリス菌(特許文献4)が提案されている。また、合成抗菌保存剤のブロノポール(C3H6BrNO4)を有効成分とする薬剤(商品名「パイセス」、ノバルティスアニマルヘルス株式会社製)などが販売されている。しかし、「パイセス」はマラカイトグリーンと比べて高価であり、また、有効成分であるブロノポールには食用カキ(EC50 0.77mg/L)、魚類の餌として有用なミジンコ(EC50 1.4mg/L)、緑藻(EC50 0.0537mg/L)などの水棲生物に強い毒性が認められているため(非特許文献3)、廃棄する際に大量の水での希釈を必要とする等の問題がある。よって、より安全で効果の高い抗カビ剤の開発が望まれている。

産業上の利用分野



本発明は、抗カビ物質として有用な新規化合物、および微生物を用いたその製造法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
式(I):
【化1】


(式中、Rは、
【化2】


を示し、Rは、
【化3】


を示す。)で表される化合物又はその塩。

【請求項2】
式(I):
【化4】


(式中、Rは、
【化5】


又は
【化6】


を示す。)で表される化合物又はその塩。

【請求項3】
請求項1又は2に記載の化合物を生産する能力を有するストレプトマイセス属に属する微生物を培地に培養し、培養物中に該化合物を生成蓄積させ、該化合物を採取することを特徴とする請求項1又は2に記載の化合物の製造法。

【請求項4】
請求項1又は2に記載の化合物を有効成分として含む抗カビ剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2013540765thum.jpg
出願権利状態 公開
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