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フェニル置換複素環誘導体の製造方法 コモンズ

国内特許コード P150012038
掲載日 2015年6月15日
出願番号 特願2013-541690
登録番号 特許第5671726号
出願日 平成24年10月10日(2012.10.10)
登録日 平成27年1月9日(2015.1.9)
国際出願番号 JP2012076242
国際公開番号 WO2013065463
国際出願日 平成24年10月10日(2012.10.10)
国際公開日 平成25年5月10日(2013.5.10)
優先権データ
  • 特願2011-239604 (2011.10.31) JP
発明者
  • 伊丹 健一郎
  • 山口 潤一郎
  • 武藤 慶
出願人
  • 国立大学法人名古屋大学
  • 関東化学株式会社
発明の名称 フェニル置換複素環誘導体の製造方法 コモンズ
発明の概要 本発明は、ニッケル化合物、1,2-ビス(ジシクロヘキシルホスフィノ)エタン、及び、塩基の存在下、一般式(2)で表されるヘテロ芳香族化合物と、一般式(3)で表されるフェノール誘導体とを反応させる工程を備え、フェニル置換複素環誘導体(1)を得る製造方法である。


従来技術、競合技術の概要



近年、フェニル置換複素環誘導体は、痛風治療薬、アミロイド多発神経障害治療薬等に広く有用であることから、その製造方法として、芳香環C-H結合のアリール化反応が、理想的ビアリール骨格構築法の1つとして注目されており、反応系の更なる改良が精力的に行われている。

非特許文献1及び2には、Ni(OAc)/bipy触媒の存在下、LiOt-Bu又はMg(Ot-Bu)を添加剤として用い、アゾールと、ハロゲン化アリールとのC-H/C-X型のカップリング反応が進行することが開示されている。

更に、アゾールと反応させる原料として、有機ホウ素化合物及び有機ケイ素化合物が知られている。

産業上の利用分野



本発明は、フェニル置換複素環誘導体を製造する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記一般式(1)、(11)又は(12)で表される複素環化合物を製造する方法であって、
ニッケル化合物、1,2-ビス(ジシクロヘキシルホスフィノ)エタン、及び、塩基の存在下、下記一般式(2)で表されるヘテロ芳香族化合物と、下記一般式(3)、(3-6)又は(3-7)で表されるフェノール誘導体とを反応させる工程を備えることを特徴とするフェニル置換複素環誘導体の製造方法。
【化1】


(式中、Xは、酸素原子又は硫黄原子であり、Xは、炭素原子又は窒素原子であり、Xが窒素原子の場合、nは0であり、Xが炭素原子の場合、nは1である。Rは、水素原子、炭素原子数1~20の炭化水素基若しくはその誘導体基、又は、エステル基であり、Rは、水素原子、炭素原子数1~20の炭化水素基若しくはその誘導体基、又は、エステル基であり、R及びRは、互いに連結して、炭素原子数4~6の2価の有機基を形成していてもよい。R11は、水素原子、炭素原子数1~20の炭化水素基若しくはその誘導体基、又は、炭素原子数1~10のアルコキシル基であり、R12は、水素原子、炭素原子数1~20の炭化水素基若しくはその誘導体基、又は、炭素原子数1~10のアルコキシル基であり、R13は、水素原子、炭素原子数1~20の炭化水素基若しくはその誘導体基、又は、炭素原子数1~10のアルコキシル基であり、R14は、水素原子、炭素原子数1~20の炭化水素基若しくはその誘導体基、又は、炭素原子数1~10のアルコキシル基であり、R15は、水素原子、炭素原子数1~20の炭化水素基若しくはその誘導体基、又は、炭素原子数1~10のアルコキシル基であり、R11及びR12は、互いに連結して、炭素原子数4~6の2価の有機基を形成していてもよい。R12及びR13は、互いに連結して、炭素原子数4~6の2価の有機基を形成していてもよい。R13及びR14は、互いに連結して、炭素原子数4~6の2価の有機基を形成していてもよい。R14及びR15は、互いに連結して、炭素原子数4~6の2価の有機基を形成していてもよい。但し、上記炭素原子数1~20の炭化水素基の誘導体基とは、上記炭化水素基における炭素原子に結合する水素原子が、フッ素原子、又は、エステル基若しくはシアノ基の官能基に置換されたものであり、上記エステル基とは、-COOR(Rは、炭素原子数1~20の炭化水素基)で表される基である。
【化2】


(式中、Xは、酸素原子又は硫黄原子であり、Rは、水素原子、炭素原子数1~20の炭化水素基若しくはその誘導体基、又は、エステル基であり、Rは、水素原子、炭素原子数1~20の炭化水素基若しくはその誘導体基、又は、エステル基であり、R及びRは、互いに連結して、炭素原子数4~6の2価の有機基を形成していてもよい。但し、上記炭素原子数1~20の炭化水素基の誘導体基とは、上記炭化水素基における炭素原子に結合する水素原子が、フッ素原子、又は、エステル基若しくはシアノ基の官能基に置換されたものであり、上記エステル基とは、-COOR(Rは、炭素原子数1~20の炭化水素基)で表される基である。
【化3】


(式中、Xは、炭素原子又は窒素原子であり、Xが窒素原子の場合、nは0であり、Xが炭素原子の場合、nは1である。Rは、アシル基、ジアルキルカルバモイル基、アルキルカーボネート基、アリールカーボネート基、アラルキルカーボネート基、トリフラート基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アラルキルスルホニル基、ジアルキルスルファモイル基又はジアリールスルファモイル基である。R11は、水素原子、炭素原子数1~20の炭化水素基若しくはその誘導体基、又は、炭素原子数1~10のアルコキシル基であり、R12は、水素原子、炭素原子数1~20の炭化水素基若しくはその誘導体基、又は、炭素原子数1~10のアルコキシル基であり、R13は、水素原子、炭素原子数1~20の炭化水素基若しくはその誘導体基、又は、炭素原子数1~10のアルコキシル基であり、R14は、水素原子、炭素原子数1~20の炭化水素基若しくはその誘導体基、又は、炭素原子数1~10のアルコキシル基であり、R15は、水素原子、炭素原子数1~20の炭化水素基若しくはその誘導体基、又は、炭素原子数1~10のアルコキシル基であり、R11及びR12は、互いに連結して、炭素原子数4~6の2価の有機基を形成していてもよい。R12及びR13は、互いに連結して、炭素原子数4~6の2価の有機基を形成していてもよい。R13及びR14は、互いに連結して、炭素原子数4~6の2価の有機基を形成していてもよい。R14及びR15は、互いに連結して、炭素原子数4~6の2価の有機基を形成していてもよい。但し、上記炭素原子数1~20の炭化水素基の誘導体基とは、上記炭化水素基における炭素原子に結合する水素原子が、フッ素原子、又は、エステル基若しくはシアノ基の官能基に置換されたものであり、上記エステル基とは、-COOR(Rは、炭素原子数1~20の炭化水素基)で表される基である。
【化4】


(式中、Rは、アシル基、ジアルキルカルバモイル基、アルキルカーボネート基、アリールカーボネート基、アラルキルカーボネート基、トリフラート基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アラルキルスルホニル基、ジアルキルスルファモイル基又はジアリールスルファモイル基である。)

【請求項2】
上記一般式(2)で表されるヘテロ芳香族化合物が、オキサゾール誘導体、ベンゾオキサゾール誘導体又はベンゾチアゾール誘導体である請求項1に記載のフェニル置換複素環誘導体の製造方法。

【請求項3】
上記一般式(3)、(3-6)又は(3-7)で表されるフェノール誘導体が、下記一般式(3-1)~(3-16)で表される請求項1又は2に記載のフェニル置換複素環誘導体の製造方法。
【化5】


(式中、Rは、アシル基、ジアルキルカルバモイル基、アルキルカーボネート基、アリールカーボネート基、アラルキルカーボネート基、トリフラート基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アラルキルスルホニル基、ジアルキルスルファモイル基又はジアリールスルファモイル基である。)

【請求項4】
上記一般式(3)、(3-6)及び(3-7)におけるが、ピバロイル基、ジメチルカルバモイル基、トリフラート基又はメタンスルホニル基である請求項1乃至3のいずれか一項に記載のフェニル置換複素環誘導体の製造方法。

【請求項5】
上記ニッケル化合物におけるNi原子及び上記1,2-ビス(ジシクロヘキシルホスフィノ)エタンのモル比が、1:(1.2~3)である請求項1乃至4のいずれか一項に記載のフェニル置換複素環誘導体の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
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出願権利状態 登録
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