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微小カプセル又はビーズの製造方法

国内特許コード P150012122
整理番号 S2015-0064-N0
掲載日 2015年7月2日
出願番号 特願2014-220430
公開番号 特開2016-087479
出願日 平成26年10月29日(2014.10.29)
公開日 平成28年5月23日(2016.5.23)
発明者
  • 武井 孝行
  • 吉田 昌弘
  • 寺園 圭太
  • 中西 和樹
  • 金森 主祥
  • 早瀬 元
出願人
  • 国立大学法人 鹿児島大学
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 微小カプセル又はビーズの製造方法
発明の概要 【課題】本発明は、内包効率が高く、汎用性が高いカプセルの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は内包物質が分散又は溶解したモノマー液滴又はポリマー液滴を撥水撥油性又は撥水性の平板材料上に配置することを特徴とする微小カプセル又はビーズの製造方法に関する。また、本発明は、該方法で製造された微小カプセル又はビーズにも関する。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


農業、工業、医療の各分野において、農薬、接着剤、インク、蓄熱材、医薬品等を内包した直径数cmから数μmの微小カプセル又はビーズが、ハンドリング性の向上、内包物質の外部環境からの保護及び内包物質の放出速度の制御を可能にするために用いられている。



内包物質をカプセル等に内包する方法として、界面重合法、その場重合法、液中乾燥法等が知られている。界面重合法では、疎水性モノマーと親水性モノマーを用いて、それらを油水界面で重合反応をさせて粒子を形成させる。また、その場重合法では、内包物質及び壁材としてのモノマーを含む溶液を撹拌により別の液体中に分散させ、液滴状にした後に、モノマーを重合させて内包物質をカプセルに内包する(例えば、特許文献1、2)。また、液中乾燥法では、内包物質が分散又は溶解した溶液を、水又は油の媒体中に分散し、その後、加熱又は減圧によって、ポリマー等の壁材が溶解している溶媒を除去して壁材を形成する(例えば、特許文献3)。しかし、界面重合法では、モノマーの組み合わせが制限される。また、その場重合法や液中乾燥法では、撹拌による応力負荷や各物質同士の親和性により、カプセル壁材を含む液滴が固化してカプセル壁が形成する前に、内包物質が他方の液体中に漏洩してしまうため、内包物質の内包効率は、多くの場合、40%未満にとどまる。



また、内包効率が高いカプセルの製造方法として、スプレードライ法が知られているが、この方法では、得られるカプセルは、直径が数十μm以下のものに限られ、さらに、揮発性物質の内包効率は低い。

産業上の利用分野


本発明は微小カプセル又はビーズの製造方法及び該方法で製造された微小カプセル又はビーズに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
内包物質が分散又は溶解したモノマー液滴又はポリマー液滴を撥水撥油性又は撥水性の平板材料上に配置することを特徴とする微小カプセル又はビーズの製造方法。

【請求項2】
内包物質が分散又は溶解したモノマー液滴を平板材料上で重合することを含む微小カプセル又はビーズの製造方法であって、モノマーが疎水性モノマーであり、平板材料が撥水撥油性材料であるか、又は、モノマーが親水性モノマーであり、平板材料が撥水性材料である、請求項1の微小カプセル又はビーズの製造方法。

【請求項3】
モノマーが疎水性モノマーであり、平板材料が撥水撥油性材料である請求項2の微小カプセル又はビーズの製造方法。

【請求項4】
重合が熱重合又は光重合である請求項2又は3の微小カプセル又はビーズの製造方法。

【請求項5】
撥水撥油性の平板材料が、ポリシロキサン構造及びパーフルオロアルキル構造を有するエアロゲル又はキセロゲルのシリコーン製モノリス体である請求項1~4のいずれか1項の微小カプセル又はビーズの製造方法。

【請求項6】
疎水性モノマーが(メタ)アクリレート、スチレン系モノマー及びジビニルベンゼンから選ばれる少なくとも1種である請求項2~5のいずれか1項の微小カプセル又はビーズの製造方法。

【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項の方法で製造された微小カプセル又はビーズ。

国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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