TOP > 国内特許検索 > 抗腫瘍水溶液とその製造方法

抗腫瘍水溶液とその製造方法 コモンズ

国内特許コード P150012140
掲載日 2015年7月3日
出願番号 特願2015-047884
公開番号 特開2016-169164
出願日 平成27年3月11日(2015.3.11)
公開日 平成28年9月23日(2016.9.23)
発明者
  • 堀 勝
  • 倉家 尚之
  • 水野 正明
  • 吉川 史隆
  • 梶山 広明
  • 中村 香江
  • 石川 健治
  • 田中 宏昌
出願人
  • 国立大学法人名古屋大学
発明の名称 抗腫瘍水溶液とその製造方法 コモンズ
発明の概要 【課題】比較的単純な構成で抗腫瘍効果を奏する抗腫瘍水溶液とその製造方法の提供。
【解決手段】培養液と、過酸化水素と、亜硝酸イオンとを含有する抗腫瘍水溶液。過酸化水素の濃度は好ましくは30μM~100mMであり、亜硝酸イオンの濃度は好ましくは300μM~1Mである。更に、培養液に非平衡大気圧プラズマを照射することにより、過酸化水素と亜硝酸イオンとを培養液中に発生させることが好ましいが、プラズマ発生装置は必ずしも必要としない。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


プラズマ技術は、電気、化学、材料の各分野に応用されている。そして、近年においては、医療への応用が活発に研究されるようになってきた。プラズマの内部では、電子やイオン等の荷電粒子の他に、紫外線やラジカルが発生する。これらには、生体組織の殺菌をはじめとして、生体組織に対する種々の効果があることが分かってきている。



例えば、特許文献1には、プラズマを直接照射することにより、血液凝固(特許文献1の実施例4、段落[0063]-[0068]参照)と、組織滅菌(特許文献1の実施例5、段落[0069]-[0074]参照)と、リーシュマニア症(特許文献1の実施例6、段落[0075]-[0077]参照)と、に対して効果があることが記載されている。そして、プラズマは、メラノーマ細胞(悪性黒色腫細胞)を死滅させる効果があると記載されている(特許文献1の実施例7、段落[0078]参照)。



また、特許文献2には、pHが4.8以下となるように調整された液体にプラズマを照射することにより、液体中の菌を殺菌する技術が開示されている(特許文献2の段落[0020]等参照)。また、スーパーオキシドアニオンラジカルやヒドロペルオキシラジカル等が殺菌効果を担っている可能性がある旨が記載されている(特許文献2の段落[0090]-[0099]等参照)。

産業上の利用分野


本明細書の技術分野は、抗腫瘍水溶液とその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
癌細胞を死滅させる抗腫瘍水溶液において、
培養液と、
過酸化水素と、
亜硝酸イオンと、
を含有すること
を特徴とする抗腫瘍水溶液。

【請求項2】
請求項1に記載の抗腫瘍水溶液において、
過酸化水素の濃度が、
30μM以上100mM以下であること
を特徴とする抗腫瘍水溶液。

【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の抗腫瘍水溶液において、
亜硝酸イオンの濃度が、
300μM以上1M以下であること
を特徴とする抗腫瘍水溶液。

【請求項4】
請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の抗腫瘍水溶液において、
培養液に非平衡大気圧プラズマを照射することにより、過酸化水素と亜硝酸イオンとを培養液中に発生させたものであること
を特徴とする抗腫瘍水溶液。

【請求項5】
癌細胞を死滅させる抗腫瘍水溶液の製造方法において、
培養液に過酸化水素水と亜硝酸イオン水とを添加して混合溶液とすること
を特徴とする抗腫瘍水溶液の製造方法。

【請求項6】
請求項5に記載の抗腫瘍水溶液の製造方法において、
前記混合溶液中の過酸化水素の濃度を、
30μM以上100mM以下とすること
を特徴とする抗腫瘍水溶液の製造方法。

【請求項7】
請求項5または請求項6に記載の抗腫瘍水溶液の製造方法において、
前記混合溶液中の亜硝酸イオンの濃度を、
300μM以上1M以下とすること
を特徴とする抗腫瘍水溶液の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
名古屋大学の公開特許情報を掲載しています。ご関心のある案件がございましたら、下記まで電子メールでご連絡ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close