TOP > 国内特許検索 > 四塩化炭素の脱塩素化方法及び脱塩素化物の製造方法

四塩化炭素の脱塩素化方法及び脱塩素化物の製造方法 コモンズ

国内特許コード P150012162
整理番号 DP1599
掲載日 2015年7月29日
出願番号 特願2013-259163
公開番号 特開2015-113335
出願日 平成25年12月16日(2013.12.16)
公開日 平成27年6月22日(2015.6.22)
発明者
  • 八坂 能郎
出願人
  • 学校法人同志社
発明の名称 四塩化炭素の脱塩素化方法及び脱塩素化物の製造方法 コモンズ
発明の概要 【課題】高温、高圧条件が不要で、かつ腐食性、可燃性、揮発性あるいは強毒性の薬品を用いることも不要な四塩化炭素の脱塩素化方法及び脱塩素化物の製造方法の提供。
【解決手段】四塩化炭素の脱塩素化方法は、四塩化炭素に対し、式(1)で表されるイオン液体を反応させることにより、四塩化炭素を脱塩素化する工程を含むことを特徴とし、四塩化炭素を原料とし、前記脱塩素化方法によって前記四塩化炭素を脱塩素化することによる脱塩素化物を製造する方法。



(式中、R1~R4は、それぞれ独立して、水素原子の一部が置換されていてもよいアルキル基もしくはアリール基を表し、Aは、リン原子又は窒素原子を表す。)
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


四塩化炭素は難分解性であり、強い温室効果及び環境毒性を持つため、その製造は種々の法律で規制されている。
しかしながら、四塩化炭素は塩化メチレンなどの化学製品の製造に伴い、しばしば多量に副生する。
そのため、副生する四塩化炭素を低コストで処理する技術が必要とされている。



そこで、例えば、四塩化炭素と硫化水素アルカリ金属及び/又は硫化アルカリ金属を相間移動触媒の存在下で、反応させることを特徴とする四塩化炭素からクロロホルムを製造する四塩化炭素の処理方法が提案されている(特許文献1参照)。



また、四塩化炭素をメタン及び/又は部分塩素化メタンと気相無触媒で反応させる四塩化炭素の処理方法において、四塩化炭素とメタン及び/又は部分塩素化メタンとを反応させる際に同時に塩素をフィードすることを特徴とする四塩化炭素の処理方法も提案されている(特許文献2参照)。

産業上の利用分野


本発明は、難分解性の四塩化炭素を脱塩素化する方法及びこれにより脱塩素化物を製造する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
四塩化炭素に対し、下記一般式(1)で表されるイオン液体を反応させることにより、四塩化炭素を脱塩素化する工程を含む、四塩化炭素の脱塩素化方法。
【化1】


(上記一般式(1)において、R1~R4は、それぞれ独立して、水素原子の一部が置換されていてもよいアルキル基もしくはアリール基であり、Aは、リン原子又は窒素原子である。)

【請求項2】
前記四塩化炭素と前記一般式(1)で表されるイオン液体との反応系に水を添加する、請求項1に記載の四塩化炭素の脱塩素化方法。

【請求項3】
前記水の添加量が、前記一般式(1)で表されるイオン液体1モルに対して0.5~10モルである、請求項2に記載の四塩化炭素の脱塩素化方法。

【請求項4】
前記四塩化炭素と前記一般式(1)で表されるイオン液体との反応により生成される下記一般式(2)で表されるイオン液体に対し、ギ酸イオンと金属イオンとからなる塩を反応させることにより、前記一般式(1)で表されるイオン液体を再生し、再生した該イオン液体を四塩化炭素の脱塩素化に再利用する工程を含む、請求項1から3までのいずれかに記載の四塩化炭素の脱塩素化方法。
【化2】


(上記一般式(2)において、R1~R4は、それぞれ独立して、水素原子の一部が置換されていてもよいアルキル基もしくはアリール基であり、Aは、リン原子又は窒素原子である。)

【請求項5】
四塩化炭素を原料とし、請求項1から4までのいずれかに記載の脱塩素化方法によって前記四塩化炭素を脱塩素化することにより脱塩素化物を製造する、脱塩素化物の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記問合せ先にご相談下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close