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汚染土壌の処理方法

国内特許コード P150012204
整理番号 2014-015
掲載日 2015年8月20日
出願番号 特願2014-194423
公開番号 特開2016-064354
出願日 平成26年9月24日(2014.9.24)
公開日 平成28年4月28日(2016.4.28)
発明者
  • 長谷川 浩
  • 澤井 光
  • 塚越 義則
  • 石渡 寛之
出願人
  • 国立大学法人金沢大学
  • 西松建設株式会社
発明の名称 汚染土壌の処理方法
発明の概要 【課題】 安価で信頼性の高い汚染土壌の処理方法の提供を目的とする。
【解決手段】汚染土壌をキレート剤を添加した洗浄液で洗浄するステップと、前記洗浄された汚染土壌を固定化処理剤と接触させるステップとを有することで、溶出量試験に対する有害金属の溶出量の低減を図ったことを特徴とする。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


平成15年の土壌汚染対策法の施行以降、汚染土壌の報告件数が増加傾向にあり、人の健康や生活環境に悪影響を及ぼす汚染土壌の環境修復技術の開発が求められている。
同土壌汚染対策法には有害物質の溶出量基準と含有量基準が定められている。
溶出量基準は、自然環境中で雨水や地下水等の接触により土壌から溶出しうる量を想定したものである。
含有量基準は重金属類を直接摂取したときに胃の中で溶け出すリスクを判定したものである。



特許文献1には、土壌にまず酸化剤を添加し、重金属-有機物複合体の有機物を酸化することにより、この複合体を分解した後に重金属固定化剤を重金属に直接作用させる技術を開示する。
しかし、土壌中の重金属を減らすことなくそのまま土壌中に残存させることは、安定性や安定期間の問題があり不安が残る。
特許文献2には、重金属類で汚染された土壌をグルコン酸アルカリ金属塩からなるキレート剤で洗浄する技術を開示する。
しかし、キレート剤洗浄にて土壌中の有害金属の含有量を減らす効果があり、有用であるものの完全に除去するのは困難である。
本発明者らの実験検討ではキレート剤洗浄にて有害金属の含有量が低減できるものの溶出量試験では土壌中に残存しているキレート剤等の影響により有害金属の溶出量が増大する問題があった。
そこで本発明者らは土壌中の有害金属の含有量を低減し、且つ溶出量試験にて溶出量の低減を図ることを検討した結果、本発明に至った。

産業上の利用分野


人為及び自然由来の有害金属により汚染されている土壌の浄化処理方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
汚染土壌をキレート剤を添加した洗浄液で洗浄するステップと、
前記洗浄された汚染土壌を固定化処理剤と接触させるステップとを有することで、溶出量試験に対する有害金属の溶出量の低減を図ったことを特徴とする汚染土壌の処理方法。

【請求項2】
前記固定化処理剤は有害金属イオンに対して難溶化作用を有するものであることを特徴とする請求項1記載の汚染土壌の処理方法。

【請求項3】
前記有害金属イオンに対して難溶化作用を有する固定化処理剤は難溶化キレート剤、吸着剤及び無機凝集剤のうちいずれかであることを特徴とする請求項2記載の汚染土壌の処理方法。

【請求項4】
前記難溶化キレート剤は、ジチオカルバミン酸系キレート剤であることを特徴とする請求項3記載の汚染土壌の処理方法。

【請求項5】
前記吸着剤は、炭酸塩系又はケイ酸塩系吸着剤であることを特徴とする請求項3記載の汚染土壌の処理方法。

【請求項6】
前記無機凝集剤は、鉄系、マンガン系及びアルミ系のいずれかであることを特徴とする請求項3記載の汚染土壌の処理方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 公開
(有)金沢大学ティ・エル・オーは、金沢大学の研究者の出願特許を産業界へ技術移転することを主目的として、金沢大学の教官の出資により設立された技術移転機関です。
ご興味のある方は、下記「問合せ先」へ整理番号と共にご連絡願います。
なお、既に活用のお申し込み・お打合わせ等の段階に入っている場合もございますので、予めご承知おきください。


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