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路面摩擦係数の算出装置及び算出方法

国内特許コード P150012208
整理番号 2014-070
掲載日 2015年8月20日
出願番号 特願2015-028546
公開番号 特開2016-151459
出願日 平成27年2月17日(2015.2.17)
公開日 平成28年8月22日(2016.8.22)
発明者
  • 立矢 宏
  • 樋口 理宏
  • 藤城 慶治
出願人
  • 国立大学法人金沢大学
発明の名称 路面摩擦係数の算出装置及び算出方法
発明の概要 【課題】簡単な構造で実用性の高い、走行時におけるタイヤと路面間の摩擦係数の算出装置及びその方法の提供を目的とする。
【解決手段】変形量の検出手段を備えたベース部材と、当該ベース部材に連結した剛体子を有し、前記剛体子の先端部をタイヤトレッドのトレッド部の位置に対応するタイヤ内面に埋設したことを特徴とする。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


車両にABS(アンチロックブレーキシステム)やTCS(トラクションコントロールシステム)等を搭載することで、走行制御が向上している。
近年はタイヤの空気圧等の情報をフィードバックし走行制御するインテリジェントタイヤが提案されている。
今後、車両が走行する路面の摩擦係数等のタイヤの接触面の路面性状が分かれば、さらなる高度な走行制御が可能と期待されている。
本出願に係る発明者らは、タイヤの内側から表面部にかけて貫通孔を形成し、歪みゲージに連結したウィスカを、この貫通孔を通し周囲を接着するとともにウィスカの先端に路面との接触部を形成した触覚センサを提案している(非特許文献1)。
本発明は、さらにタイヤへの実装性向上、触覚センサの接触部の耐久性向上を目的に改良されたものである。
特許文献1は、タイヤトレッドのトレッド溝部にトレッド表面よりも高さの高い第1センシングブロックと高さの低い第2センシングブロックとを設け、それぞれに歪みゲージを貼り付けた路面摩擦係数の推定方法を開示する。
しかし、同公報に開示する技術はセンシングブロックの歪量、振動レベルをパラメータとする推定方法であり、タイヤに加わる摩擦力の負荷方向やタイヤの変形に対する影響が充分に考慮されていない。
特許文献2は、タイヤの表面に、地面に対してスライドしない通常リブと地面に対してスライドする犠牲リブを有し、この犠牲リブに感応センサを設けたグリップの測定方法を開示する。
しかし、同公報に開示する技術は犠牲リブに加えられる剪断応力の信号分析によるものであり、同公報に記載されているとおり犠牲リブ摩耗により情報が変化し、再キャリブレーション処置が必要である。

産業上の利用分野


本発明は、車両の路面に対するタイヤの摩擦状況を算出測定できる路面摩擦係数の算出装置及びその方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
変形量の検出手段を備えたベース部材と、当該ベース部材に連結した剛体子を有し、
前記剛体子の先端部をタイヤトレッドのトレッド部の位置に対応するタイヤ内面に埋設したことを特徴とする路面摩擦係数の算出装置。

【請求項2】
前記ベース部材に備えた変形量の検出手段は前記剛体子に負荷された鉛直荷重と水平荷重とを検出するものであることを特徴とする請求項1記載の路面摩擦係数の算出装置。

【請求項3】
前記変形量の検出手段はプレート状のベース部材の中央部に前記剛体子を連結してあり、
当該剛体子の連結部から放射状に位相差を設けて複数の歪みゲージを前記ベース部材に貼着してあることを特徴とする請求項2記載の路面摩擦係数の算出装置。

【請求項4】
変形量の検出手段を備えたベース部材と、当該ベース部材に連結した剛体子を有し、
前記剛体子の先端部をタイヤトレッドのトレッド部の位置に対応するタイヤ内面に埋設してあり、
前記変形量の検出手段はプレート状のベース部材の中央部に前記剛体子を連結し、
当該剛体子の連結部から放射状に位相差を設けて複数の歪みゲージを前記プレート部材に貼着してあり、
前記トレッド部の摩擦力及び鉛直荷重と、歪み量との関係式を予め求め、
又は前記トレッド部の摩擦係数及び鉛直荷重と、歪み量との関係式を予め求めることで摩擦係数を算出することを特徴とする路面摩擦係数の算出方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 公開
(有)金沢大学ティ・エル・オーは、金沢大学の研究者の出願特許を産業界へ技術移転することを主目的として、金沢大学の教官の出資により設立された技術移転機関です。
ご興味のある方は、下記「問合せ先」へ整理番号と共にご連絡願います。
なお、既に活用のお申し込み・お打合わせ等の段階に入っている場合もございますので、予めご承知おきください。


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