TOP > 国内特許検索 > 固体NMR装置の測定試料管用インサート及び測定試料管セット

固体NMR装置の測定試料管用インサート及び測定試料管セット

国内特許コード P150012235
整理番号 2012-044
掲載日 2015年9月1日
出願番号 特願2013-244471
公開番号 特開2015-102474
出願日 平成25年11月27日(2013.11.27)
公開日 平成27年6月4日(2015.6.4)
発明者
  • 大橋 竜太郎
  • 笹川 匡裕
出願人
  • 国立大学法人金沢大学
発明の名称 固体NMR装置の測定試料管用インサート及び測定試料管セット
発明の概要 【課題】測定試料管内の測定試料を全量回収して保管することができ、更に固体試料の位置決め用スペーサーが不要な固体NMR(核磁気共鳴)装置の測定試料管用インサート及び測定試料管セットを提供する。
【解決手段】固体NMR装置の測定試料管用インサート10は、一方の端部に開口部を備えると共に内部に試料収容部22を備える有底中空の筒状本体20と、前記開口部を封鎖する蓋体30とからなり、測定試料管に対して前記筒状本体の底部側から挿入する。従来のように実験終了後に固体試料Sを試料収容部の外に取り出して回収・保管する必要がなく、固体試料が収容された状態のインサートごと回収・保管することになるので、測定試料回収時のロスを無くすことができる。
【選択図】図3
従来技術、競合技術の概要


NMR装置では試料が液体の場合にはブラウン運動により異方性相互作用が平均化されてシャープなNMRスペクトルを得られる。一方、試料が固体の場合には化学シフトの異方性が打ち消されないためNMRスペクトルの形状に大きな影響を与えるという問題や、双極子相互作用が打ち消されないためNMRスペクトルの線幅が極端に広がるという問題が生じる。
そこで、固体試料のNMRスペクトルを測定する際には試料管を静磁場の方向から54.7°傾けた状態で高速回転させて上記相互作用を打ち消すMAS(Magic
Angle Spinning)法が用いられる。
固体NMR装置で用いる一般的な測定試料管は、両端又は一方の端部が開口していてその内部に固体試料を収容する筒状本体と当該開口を封鎖する蓋体から構成される。測定試料管は装置内においてラジアル気体軸受とスラスト気体軸受によって周囲に対して非接触状態で保持され、ブレード機能を併せ持つ上記蓋体にエアジェットを噴射することでその軸回りに高速回転する仕組みになっている。

産業上の利用分野


本発明は、固体試料用の核磁気共鳴(NMR)装置に用いる測定試料管用インサート及び測定試料管セットに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
一方の端部に開口部を備えると共に内部に試料収容部を備える有底中空の筒状本体と、前記開口部を封鎖する蓋体とからなり、測定試料管に対して前記筒状本体の底部側から挿入されることを特徴とする固体NMR装置の測定試料管用インサート。

【請求項2】
前記試料収容部を、筒状本体の長手方向のうち固体NMR装置によって磁場が印加される範囲のみに設けることを特徴とする請求項1に記載の測定試料管用インサート。

【請求項3】
請求項1又は2に記載の測定試料管用インサートを内部に挿入して成ることを特徴とする固体NMR装置用の測定試料管セット。
国際特許分類(IPC)
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2013244471thum.jpg
出願権利状態 公開
(有)金沢大学ティ・エル・オーは、金沢大学の研究者の出願特許を産業界へ技術移転することを主目的として、金沢大学の教官の出資により設立された技術移転機関です。
ご興味のある方は、下記「問合せ先」へ整理番号と共にご連絡願います。
なお、既に活用のお申し込み・お打合わせ等の段階に入っている場合もございますので、予めご承知おきください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close